【くま日誌】581号 仕事を楽しむ精神を涵養するのはどうしたらよいのでしょうか。
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令和6年8月13日 くま日誌 581号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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人によって「自由度」の認識は
異なりますよね。
本当はかなり大きな自由があって
なんでも好きなようにできるように
なっているんですが、
いつの間にか、自分で作った檻の中に
閉じこもってしまう。
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一般論にはなりますが、
組織はリスクを恐れ
決められた枠の中に
社員をハメこもうとします。
本来、個性的で独創性もあったはずの
社員を少しづつ、
それはダメ
あれはダメ
といって檻の中に閉じ込めていく。
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それが続くと
学習性無力感ではないですが、
「考えても無駄だから
言われたことに従おう」
という感じになってきます。
気づかないうちに。
これが減点評価のなれの果て、ですね。
面白くないじゃないですか。
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今日、打ち合わせしていて
感じたんですが、
工数削減、工数削減って言うけど、
それで仕事、楽しいんですかね?
と感じる瞬間がありました。
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分かるんですよ。
組織からは、
「可能な限り工数を削減し
利益を最大化するように。」
と強いお達しが出ているわけです。
今は残業規制もあり、
投下時間も限られていますからね。
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一方でそれは、
型にハメられている
可能性もやっぱりあるんじゃないかと
思うんですよ。
なにより、工数削減を重視するあまり、
決められたことをこなすだけ、
になっていないか、
少し時間をとって考えてみても
良いかもしれません。
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こうした働き方は、
余剰時間を生むことができるかもしれませんが、
より大事な精神が削られていくように思います。
創意工夫をすること、
付加価値を提供する事、
先方に喜んでいただくこと、
新しいことに挑戦してやりきること、
こうしたことは
たしかに余分な時間を
投下しなければなりませんが、
それ以上に、
仕事に対してだけでなく
充実した人生の為にも、
健全な精神を涵養してくれるように思います。
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