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“優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む”(パブロ・ピカソ)

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令和6年4月29日 くま日誌 475号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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あのピカソもパクリから始めた、
と聞いたら驚きますよね。

調べてみると以下のような言葉もあるらしいですね。
“優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む”(パブロ・ピカソ)


「パクリ」に関しての
私の考え方を一言でまとめると

「パクっても結局、パクりきれない」

ということなんですよね。


パクリきれないから、
勝手にオリジナリティが
生まれてくる

という表現がピッタリな気がしています。


誰かの作品を完全にパクって
完コピしようと頑張ってみても、
むしろ、それが難しいんです。

というかできない。

ご自身のビジネスでも
他者のアイデアをパクってみたとします。


ウェブサイトを作るとかを例にすると、
似たようなデザインを採用して、
似たような文章構成にして
作成してみたとします。

それでも、
商品が異なれば、
違うサイトになりますし、
また、実際パクって作ろうと
頑張ったところで、
自分の言葉になっちゃうんですよね。


こっちのほうがしっくりくるかもとか
こっちのほうが分かりやすいかも
という気持ちがどうしたって
湧いてくるものなんですよね。

そうやって進めていくうちに
他の情報も追加してみようか、とか
この情報はいらないかもなぁ
となってくる。


気づくとオリジナルなものを作ろうなんて
全く思わなかったのに、
自分らしさが滲み出てくるように思いますね。

結局、自分の文脈の中でしか
語れないわけですから。

そういう意味で自分のオリジナルなものを作ろう
という意気込みは多くの人にとって
持たないほうがよいのかもしれません。


そうすると、腰が重くなっちゃう。
動けなくなるんですよね。

ポイントは、
①模倣はよくない
②換骨奪胎してアイデアだけ模倣しよう
③作品をつくる

ではなくて、

①模倣しよう
②実際に模倣して作品をつくってみる
③なんか違うものができた

と考えてみるということです。


換骨奪胎してみる、
アイデアや構造を抜く、

ということは理想は理想ですが、
自分と同じような弱者には、
まずはそういった難しいことは
考えずに、とにかくパクってみることを
オススメしたいですね。


模倣しろと言われても
なにをどうやって模倣すればいいんだ。。

と思っている方もおられると思います。

そのような方には、

「いったん全部模倣してみる。
 ただし自分の言葉や文脈に合わせて。」

という考え方が重要かもしれませんね。
とにかく動けば、
実際なにかが生まれるわけですから。


ここまで書いておいてアレですが、
本当に完コピできちゃって
盗作するのはNGなので、
お気を付けください。。

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