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【くま日誌】620号 「話す」「書く」って誰でもできるけど?

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令和6年9月21日 くま日誌 620号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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どのような職種であっても不可欠なスキルがひとつあるとしたら、それは「一流のコミュニケーション能力」だと言われています。リンクトインが採用担当者4000人を対象に調査を行った結果、「どのような分野でも成功するために不可欠なスキルはコミュニケーション能力である」という結論だったということです。

「話す」「書く」といった誰もがその能力を有している分野で高いパフォーマンスを発揮することが大切という事ですね。一方で同じリンクトインの調査結果によると「コミュニケーション能力は、市場において非常に需要が高いにもかかわらずそれを共有できる人はわずかだ」と回答しています。


私は、この「話す」「書く」という能力を高めようとするために多大な時間を投下し努力する必要性を以前は感じていませんでした。スキルと言えば、たとえばプログラミングスキルやマーケティングスキルなどHOWに特化したスキルのことだと考えていたのです。

また国家資格やTOEICに代表されるような資格を取得することが学習だと思い込んでいたと思います。それらは点数化されまた合格という分かりやすい能力の提示につながるので有益なことだと思います。

私も英語の学習をしたり、職業的なスキルを向上させるためにHOW関連のスキルを集めたり学習してきましたし、実際それらの知識は知識社会において不可欠なものだと認識しています。


一方で実社会で高いパフォーマンスを発揮するには、特に生成AIが台頭してきている現状から考えるに「話す」「書く」といったベーシックな能力を高めていく必要を強く感じています。

たとえばAIに正確にアウトプットさせるためにも言語が必要ですし、高い比喩能力があればそれをタグにして新しいアイデアを世の中に広げることもできます。

物語を編む力、構造を把握する力、セールスをする力、アイデアを生む力、などすべては「書く」「話す」という能力に強く紐づいているように思います。それらは一朝一夕に能力を高めることはできず、長い時間をかけて意識的な練習をしながら高めていく必要がある事のように思います。


このような認識に至った今、私は「話す」「書く」能力を向上させるための具体的な行動計画を立てることにしました。まず、毎日、こうして自分の考えや経験を文章にまとめる習慣を始めることにしました。これは単なる日記ではなく、自分の思考を整理し、より明確に表現する練習と位置付けています。


さらに、読書の質と量を高めることも重要だと考えています。優れた文章に触れることで、自然と表現力や語彙力が向上するからです。特に、自分の専門分野以外の本も積極的に読むようにしています。これにより、多様な視点や表現方法を学べると期待しています。毎日、読書をしまた新聞などでいわゆるしっかりした文章に触れるようにしています。


この日記も書き始めてまだ600日程度。まだまだ日が浅いですが、少しずつ変化を感じています。以前より自分の考えを整理して伝えられるようになったように思います。

もちろん、これは長期的な取り組みになるでしょう。しかし、「話す」「書く」能力の向上が、私のキャリアや人生全体にどのような影響を与えるのか、とても楽しみです。この能力向上の過程自体が、新しい気づきや成長の機会をもたらしてくれると信じています。

最後に、この能力向上の取り組みを通じて、単に自分のスキルを磨くだけでなく、他者とより深くつながり、社会に貢献できる人間になりたいと思います。コミュニケーション能力の向上は、結局のところ、人と人とのつながりを深め、より良い社会を作ることにつながるのではないでしょうか。その意味で、この取り組みは自己成長の枠を超えた、より大きな広がりを持つものだと感じています。

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