whyが自分の中に透徹しているだろうか。
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令和6年4月18日 くま日誌 464号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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先日、日経新聞を読んでいたら
リスキリングの記事が載っていました。
世の中が急激に変化しているので
新しいスキルを身につけて
新たなキャリアを切り拓こうという形ですね。
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その記事では企業側が
従業員のリスキリングを
様々な研修プログラムで
後押ししているとのことでした。
しかし、その研修を受講した従業員は
「研修に納得していない」
と回答している人が多いとのことでした。
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その理由は、
「習ったスキルが現場に活かせない」とか
「昇給に結びつかない」というもの。
自分も会社で
色々な研修を受けたことを
思い出しました。
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しかし今から振り返って考えてみると、
結局、あとから活きている研修って
そんなにないかもしれないですね。
なかなか実務にも
活かせなかったように思います。
問題は、「会社からやらされている」
という意識があったことです。
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なぜその研修が今の自分にとって必要なのかが、
腹落ちしていなかったんですね。
結局、「なぜ」が明確になっていない中で
ノウハウばかり勉強しても身につかないんですよ。
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逆に、取り組む理由が明確であれば、
研修なんてなくても取り組むわけです。
必死でやるはず。
極端な話、それをやらなければ、
家族がひどい目にあわされる、
という状態であれば
必死でやりますよね。
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そうやって必死になって
身につけたスキルは
歩留まりも高いですし、
役に立つものなんですよね。
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何事も身につけようと思ったら、
why→what→howの順番が大事です。
多くの場合、
whyを明確にしないまま、
howをやろうとします。
それは、手っ取り早いからですよね。
これさえやれば、将来は盤石だ
これさえやれば、仕事ができるようになる
これさえやれば、リスキリングできる
これさえやれば、月収が上がる
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気持ち、分かります。
ですが、やはり一歩引いてみて、
「whyは明確だろうか?」
と自分に聞いてみても良いかもしれません。
whyが自分自身に透徹している状態であれば、
まるで砂が水を吸収するように
新しいスキルも身に着くものなんですよね。
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