【くま日誌】626号 昨日つくった味噌汁が腐っとるわ・・
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令和6年9月27日 くま日誌 626号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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今日は、ある商品を作成してそれを販売するためのセールス文章を書いていました。いくら商品の中身に自信があっても、その「よさ」がちゃんと伝わらなければ手にとっていただけないですからね。
とにかく中身を見ていただきたいという気持ちで渾身のセールスレターを書きました。
こうしたセールス文章というのは、私にとっては「先入観のコントロール」という単語と結びついて頭の中に格納されています。多くの人は中身の良しあしを判断されるのはむろん中身の質によると考えていると思います。
しかし、実はその内容の評価は事前のセールスレターの良しあしに引っ張られています。中身の質の如何に関係なくセールスレターにより無意識の先入観を植え付けられ、その時点で下駄を履いて評価されるのです。
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昨日の夜、味噌汁をつくったのですが翌日の昼(つまり今日)も飲もうと思って普段の2倍の量をつくっていたんです。しかし翌日の昼はカレーが食べたくなりまして、インドカレー屋に行ったものですから味噌汁が暑い部屋に放置されてしまいました。
その夜・・といっても先ほどですが、味噌汁を温めたら変な臭いがするではないですか。ですがこれも先入観ですよ。
「味噌汁に入れた大根がいい感じになっとるわ」
味噌汁が飲みたいという先入観により私は勝手にこう解釈して、香しい臭いのする味噌汁を温めて食しました。
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これは・・・悔しいですが認めざるをえない。まずい。腐っとる。そう思った瞬間、大根のいい感じの臭いが、腐っている臭いに変わりました。
断腸の思いで流しに投下。
先入観は腐った味噌汁さえ、大根がいい感じになっている臭いに思わせる力がありますね。強力です。
逆にうまく使えばとても強力な武器になります。実際は中身の薄い自分であっても適切にプレゼンすることで先方にいい感じの勘違いをしていただくことができます。それが実は、勝手に良い解釈をする誘因になり、結果を出しやすくなるのではないかと思うのです。
いや、むしろ先入観なしにコンサルなんてやってられないですね(笑)
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