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次の1点をとる確率を上げる。

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令和6年5月17日 くま日誌 493号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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人生は確率・・・ですよね。
良いことが発生する接点をいかに増やすのか。
これに尽きますよね。

接点というと、
人とのつながりを増やすとか、
大きな仕事をとれるような動きをするとか、
そうした大きなものもあります。

もっと小さな動きもありますね。

たとえば、
ごみを拾ったり
知らない人に挨拶をしたり
部屋の掃除をしたり
人の話を聞いたり。


卓球の動画を見ていたんですが、
次の1点をとるためにホント小さな改善を
追求しているんですよね。

そこでは"ストップ"という
技が紹介されていました。

相手から飛んでくるボールを
打ち返すとき、
相手のコート内の最も自分側、
つまりネットすれすれのところに
ボールを落とす技術です。


インタビューを受けていた選手は
この技術の習得に2年かかったと
言っていました。

スポーツだと分かりやすいと思いますが、
次の1点を取りに行くために、
多くの人が見逃してしまうような
小さな技術を積み上げていますよね。


野球でもホームランを打つなど
分かりやすく派手な技術もありますが、
次の1点をとる確率を上げるためには、
守備位置の問題だったり、
走塁だったり、確率を上げるために
小さな工夫を積み重ねているはずです。

守備位置なんて、
一歩左に寄せるのか、とか
走塁だって
一歩リードを広げるのかとか、

素人には見分けのつかない
「次の1点をとる確率を上げること」
を積み重ねて、
ようやく1点をとることが
できるんだと思います。


野球だったらペナントレースは
長いですからね。

ほんの少し、確率が高かったチームが
優勝すると考えると、
こうした小さな工夫を
見逃すことはできませんよね。


私も、仕事で
「ホームランでなくともヒットを打つには
 どうしたらいいのか」

と考えているのですが、
メカニズムはこのスポーツと
一緒じゃないですかね。

「確率を上げることしかできない。」
ということかもしれません。


「次の1点を取る」という考えでなく、
「次の1点を取りにいくための確率を上げる」
という考えをしてみたらいいかもしれません。

一塁ベース上に自分はいて、
じわっと0.2歩、リードを広げてみる。


ほんの少しでも
確率を上げるためには
今、なにができるのか?

ということが
正しい問いのような
気がしているんですよね。


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