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野田聖子議員が谷垣グループを乗っ取ろうとした?

twitterで上記のように投稿した通り、2020年自由民主党総裁選が実施される前(安倍晋三総理(当時)が辞任を表明する前)、野田聖子議員が有隣会(谷垣グループ)へ入会しようとしたところ、総裁選に絡めて行動されることは困るということで断られたようです(あまり報道されていないようですが。)。

当記事のタイトルはやや大げさにしましたが、野田議員を揶揄する意図はなく、状況から考えれば、野田議員の行動は当然かなとも思います。
なぜなら、有隣会(谷垣グループ)及び菅グループを除くと、自民党内の無派閥の国会議員はそれほど多くはなく(それだけ、菅グループが巨大ということですね。)、足場のない野田議員としては、総裁選を目指すためには、親しい議員もいて且つ総裁候補のいない有隣会(谷垣グループ)への入会で現状打破を図ろうとするのは、当然の帰結のように思えるからです。

有隣会(谷垣グループ)への入会を断られ、2020年自民党総裁選に立候補できなかった野田議員は今後、どのように現状打破を図るのでしょうか。
本人は自民党幹事長室のNo.2である幹事長代行(幹事長代行、幹事長代理、副幹事長筆頭、副幹事長という役職があるのでわかりづらいですが、幹事長代行がNo.2です。)に就任し、支援を受ける古賀誠元議員は所属する宏池会(岸田派)の名誉会長を辞任する意向を宏池会(岸田派)の会長である岸田文雄議員に伝えています。
総裁候補のいない自民党の派閥としては、野田議員の上司、つまり幹事長である二階俊博議員の率いる志帥会(二階派)があります。

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