2020年自民党総裁選で菅義偉候補を裏切った人数(票を流した人数、カツカレー食い逃げ犯)
前回の自由民主党総裁選(2018年自民党総裁選)では、安倍晋三候補の出陣式に参加した国会議員の数(出陣式で振る舞われたカツカレーを食べた人数)より、実際に投票した国会議員の数が4票(4名)少なく、4人のカツカレー食い逃げ犯がいると話題になりました。
2020年自民党総裁選では、そのような催し自体はなかったわけですが、菅義偉候補への支援を表明した国会議員の数より、実際に投票した国会議員の数が少ないという、前回と似た事態が生じています。
当記事では菅候補を裏切った人数と、それに対する考察をしてみたいと思います。
実際の得票数(国会議員票)
菅義偉候補 288票
岸田文雄候補 79票
石破茂候補 26票
棄権 1票
見込まれた得票数(国会議員票)
菅候補に対しては、細田派(98人)、麻生派(54人)、竹下派(54人)、二階派(47人)、石原派(11人)、そして無派閥議員(64人)のうち菅グループが支援を表明しました。
岸田候補に対しては、岸田派(47人)が支援を表明しました。
石破候補に対しては、石破派(19人)が支援を表明しました。
あとは、谷垣グループ、(菅グループと谷垣グループを除く)無派閥議員の投票行動が分かれば、得票数を見込めるわけですが、その取材・調査は以下の記事の通りです。
「有隣会(谷垣グループ、旧谷垣グループ)の自民党総裁選投票行動まとめ」
「無派閥議員の自民党総裁選投票行動まとめ」
以上を踏まえた、見込まれた得票数(国会議員票)は次の通りとなります。
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