圧倒的自分主義者による考えのセットポジション

自分が譲らないものだけ決めておこうと思ってます。
(★001 23/07/30)

①自分を好きでいる

これを言語化して他人に告げるとだいたい引かれている。でも絶対やめない。最優先事項。

自分が好きというのは、つまり「他人を軽視する奴」と必ずしも同義じゃない。(コレがどうやら普遍的に伝わってない)

ボクは道端で出会した女性が突如ぶっ倒れたら、AEDを探して必ず使うことを選ぶ。恥をかいてでも、人見知りを忘れてでも周りに助けを請う。

なぜなら「人を助けられない自分」が嫌いだから。
自分を嫌わないためにやる。独善的ともいう。
それで痴漢やセクハラで訴えられても全然いい。
自分を嫌わないためなら、なんでもいいしなんでもやる。

それは結局「〇〇な自分は嫌だ」って大喜利みたいな、自分の像の解像度の高さを必要とする。それさえ確かなら、取捨選択の難易度は下がりまくる。それが人生、だと28年の今は思うんだけど。

それを目的かつあるべき状態としておけば、このゲームは楽しいはず。
主人公を好きじゃないままやる、地獄のようなゲームプレイヤーにならないためなら、大嫌いな努力もしたいじゃんか。

②いつかの自分

他人がわからないことに悩むのはしょっちゅう。トライせずエラーを悔やんでも仕方ないから、トライを増やしたいけど、傷つける可能性も高いそれに付き合ってくれるほど他人は身内じゃない。

だからこれは押さえておくべきモラル的な部分でさえある。

誰かを愚かと思った時、果たして今じゃない自分はそれを知っていたか? わかっていたか?
みんな五歳児だったように、いつかは自分もその見下したくなるような誰かと同じだったと思えないか。

老害を見ても同じで、いつか自分もそうなる。若く新しい情報を使いこなす世代に、いつか自分も必ず馬鹿にされる。予防線じゃなくて還ってこないようにするための年金みたいなもの。

誰かに向ける優しさを人のためなんて思うな。
自分のために向け続けたら、たまたま相手にそう聞こえた。それがMaxでいいじゃんか。
だから若い芽を摘むな。老いからの遅ればせながらを肯定しまくれ。

そのほうが巡り巡って自分にいい。

③もしかしたらの自分

五体持って生まれた不思議。好きな相手や性別を疑わず生きてきたのうのうさ。命をかけずとも惰眠を貪れる国と時代に居る変さ。

かんたんに、それらは違った。かもしれない。
今日交通事故に遭って、明日天啓のような出会いによって、誰かの気まぐれ一つで、かんたんにそれは覆る。

自分視点をいくらでも捨てろ。目の前の誰かはイレギュラーじゃない、もしかしたらの自分でしかない。

違いを恣意的に使うのではなく、五感と思考の間で、距離の中でそれでも正面から向かおう。魚眼レンズでも凸面鏡でも不思議がるよりは、自分経由で何手違ったかを棋士のごとく辿る方がいい。

想像力、それが一番の貧しさだと思う。わかるわからないより、どう出来上がって、どう成ったか、アプローチも創出もできないのは道理に反する。キャラっぽくありたいし、キャラを愛でたい。

④自分はマイノリティ

事実として自分以外の存在は全て他人。世の中を構成する100%が自分じゃない。そこで99….とかいうのは嘘だ、舐めるなよ世界と他人を。

在ってないような存在を誰も別に構いはしない。誰でも自分の席は埋められるし、マンガみたいな固有の能力なんて世界は求めてない。

でも在ることの証明は勝手にしてもいい。マンガみたいな固有の能力を世界に示しても別にいい。自分勝手に。他人に酷な迷惑をかけない範囲なら。

どうでもいいんだから。100%の内側で0%じゃない証明をしてもしなくても、灰になるか道路のシミになるかの違いくらいしかない。

世界は自分に向けて作られてないし、自分仕様の空間なんて家賃か土地代払ってようやく在る程度。コンビニ弁当の量も、電車の座席も三足999円の靴下も、大体でしかそぐわない。誰に向けてというより、大体のカバー具合でしかないんだから。

やりたきゃ自分で作ればいい。文句があるなら対価を払って自分へ向かせろ。いつだって都合よく100%を操ろうとするな。

辛くしんどいマイノリティよりは、最初から配られた物として条件として楽しめる道を探そう。自分以外に自分がいる方が嫌だし。サンキュー他人。

⑤自分のために

全ては自分のために始まればいい。
他人を愛でても嫌っても、自分の人生の一部に他ならない。
だってみんなそうだし、それぞれの自分が隣り合って、自己スペースがそれなりにつながり合ってできているのだから。漫喫みたいな、世界です。

自分に無責任になるな。そうまでして他人のために生きちゃダメだし、それを美徳なんかに思うな。

それでも自分を始めてくれた、たとえば親に、たとえば世話になって人に、何か返したいと思う気持ちはあればいい。それができない情けなさだけは自分に許さないでいい。しょーもないけど、それだけは挑み続けろ。

そうしてようやく自分を好きでいられる、はず。

創作の片手間に飲むコーヒー代にさせていただきます!また作ろうって励みにさせてもらいます。