見出し画像

包茎手術を受けてきた

ムセンです。
私のブログ「Ultimate072」の風俗レポを読んだことのある方はご存知かと思いますが、私は軽度のカントン包茎です。
この中途半端に剥ける包茎のせいで幾度も苦い思いをしてきましたので、この度手術を受けることにしました。

当noteは「読み物」として書いているため、表現を曖昧にしている部分があります。また、手術後の状態には個人差があります。鵜呑みにはしないよう、よろしくお願いします。

クリニック選び

そこそこお金のかかる話なので、有象無象のクリニックは除外し、名前の聞いたことのあるところを候補にします。
私の場合はこの段階で上野クリニックor高須クリニックの2択になりましたが、料金体系のシンプルさから高須クリニックを選択しました。(料金は公式HPで確認できます。)
上野クリニックの包茎手術に関しては体験談が巷に溢れているので、気になる方は探してみると良いでしょう。

また、病院(泌尿器科)という選択肢もあります。保険が適用された場合は費用が激安になりますが、治療最優先で痛みや見た目、アフターケアが軽視されそうなので私は最初から除外してしまいました。(偏見です。)

高須クリニックはWeb予約ができるようになっています。簡単なプロフィールと共に自分のちんちんの状態に関しても詳細に記述し、カウンセリングの予約を行いました。
当日の手術は空き枠があれば受けられるとのことでした。

前日

実は手術というものを受けるのは人生初で、しかも対象がちんちんなので普通に不安でした。
手術中に麻酔が切れたらどうしよう……。
痛みへの恐怖に震えました。

今回手術を受ける理由の一つに、「冬のちんちんの裂傷を防ぐ」というものがあります。
私の場合ですが、ちんちんの肌が乾燥した状態で自慰をしまくると、包茎が中途半端に剥けるせいで先端側の包皮にひびが入り、切り傷のように裂けてしまいます。
この裂けた状態で射精すると、傷口に精液が沁みてマジで痛いのです。
自慰そのものを我慢することはできないため、冬は日々この痛みに耐えながら自慰をすることになります。(春になると治ります。)

なので、よくよく考えるとちんちんの痛みには慣れています。そう思うと自然と不安が和らいできました。
むしろ、今回の手術によってこの裂傷は二度と起きなくなる訳ですが、私の中では冬の風物詩となっていたので、寂しさすらありました。もう同じ冬が来ることはありません……。

前日の夜は、一番好きなVR動画で致して寝ました。
術後の1ヶ月は、安静のために自慰を含む性行為が全て禁じられます。人生最後の射精となるかもしれないので、一番良いものを選びました。

当日

当日の朝は、風俗へ行くときと同じくらい念入りにちんちんを洗いました。
あまり股関周りがキツくない服を着て、赤坂にある高須クリニック(東京院)へ向かいました。

初診なので、簡単なプロフィールや問診票を書いて、受付で待ちます。
「相談内容」の項目に「包茎手術について」と書いて受付のお姉さんに渡すのが楽しかったです。

・カウンセリング

カウンセリング室に入ると先生がいました。入室即下半身を露出するように言われたので、すぐにパンツまで脱ぎました。
先生は私のちんちんを2秒ほど見ると、何かを理解したようでした。
私がズボンを履いて椅子に座るとカウンセリングが始まり、「亀頭下フリーハンド切開包茎手術」をオススメされました。最もオーソドックスな方法だそうで、高須クリニック公式HPでも確認できます。
どれだけ亀頭に寄せた部分で切開するかですが、本当の真下にしてしまうと皮がスライドしたときに引っかかって痛いことがあるので、亀頭の真下より少し下でやると良いとのことでした。
真下にすると手術の跡が目立たないというメリットもありますが、私としては男性器の機能面を一番大事にしたかったので、先生の仰る通りの手術を受けることにしました。

カウンセリング室を出て、事務員の方と手術日程の調整を行います。
一時間後に空き枠があるとのことでしたので、当日の手術でお願いしました。
お会計もここで済ませます。公式HPに掲載されていた通り、250000円+税10%でした。

・手術

自分の順番が来たので、いよいよ手術室へ移動します。
身支度を整えて、まずは除毛です。完全に剃るというよりは、いい感じに長さを整えるイメージです。
看護師さんに陰毛をカットしてもらっている間に、術後の注意が書かれている紙を読みました。しばらくは患部にシャワーを当てるのも駄目らしく、入浴が大変そうだなと思いました。
除毛の後は、注射麻酔が痛くないようにクリーム麻酔を塗ってもらい、先生を待ちます。

クリーム麻酔が効いてきたところで、先生が登場。
手術を見るのが怖かったので、顔にタオルを乗せてもらいました。

最初に注射麻酔を打つのですが、1本だけだと思っていたら10本くらい打たれてビビりました。ただクリーム麻酔で感覚が麻痺っている上、タオルで視界も奪われているため、もしかしたら麻酔ではなかったのかもしれません。

この麻酔はすぐに効くようで、早速切開の段階に入ったようでした。

おおまかには「麻酔→切開→止血→縫合→止血確認→テーピング」の流れだったと思いますが、終始違和感との戦いでした。
麻酔が効いているので痛みはほとんどありませんし、たまにチクッと痛みを感じても追加で麻酔を打ってもらえるので痛みは問題ありませんでした。
しかしなんとなく亀頭に感覚が残っていて、「今、皮が無くなって露出したな」ということは知覚できます。

私はこの感覚がとても怖かったです。ずっと包茎だった私にとって、亀頭が露出することは恐怖です。敏感な部分が他人に委ねられていて、もしかしたらこの違和感が痛みに変わるかもしれない。そう考えると身体が緊張し、息が荒くなりました。
苦しくなってきたので顔に付けていたマスクをちょっとズラしたのですが、手術室の匂いが分かってしまって最悪な気分になりました。消毒液のような、血のような匂いでした。

手術は30分ほど続きました。人生で一番長い30分でした。

・術後

切り取った皮や術後の傷口を見るか訊かれましたが、マジで怯えていたのでお断りしました。

テーピングまで終えた後は、看護師さんから薬(抗生物質と痛み止め)を貰い、簡単な諸注意を受けました。やはり1ヶ月は性行為をしてはいけないとのことでした。お酒も1週間は制限されるので、完全に仙人まっしぐらだな……と思いました。

麻酔は2時間程度で効力が切れ、痛んでくることもあるらしいので、直帰することにしました。

帰り道、麻酔が切れて段々とちんちんの感覚が戻ってきます。
やはり露出している亀頭が敏感で、下着に触れる度に刺激が走ります。
慣れない刺激にどうしても前かがみになってしまい、上手く歩くことができません。しかし、そうしている間にも麻酔が弱まってきて更に刺激が強くなります。
決して逃がれられない地獄の責め苦に叫びそうになりながらも、いつもより長く感じる道を進み、何とか帰宅しました。

ちんちんへの刺激との戦いはまだまだ続きそうです。
手術直後だとお手洗いに行くのもキツいレベルなのですが、未来の射精のために頑張っていこうと思います。応援メッセージ待ってます。
折を見て、経過観察のnoteも上げていくつもりです。

今回は以上となります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?