なぜぼくはCL愛知で0-3したのか

お世話になっております。「ゆ。」です。

2019年12月21日に開催された「チャンピオンズリーグ愛知2020」に、運よく抽選で当選しましたので参加してきました。

結果は、0勝3敗。惨敗でした。

「惨敗だったわー」で終わらせるにはあまりにも旅費と宿泊費を使いすぎたので、なぜ負けたのか?なぜ勝てなかったのか?を、当日の環境とデッキ、プレイングの振り返りをすることで、お勉強代に変えたいと思い、noteを書きます。
つまり、個人的な大反省会です。
興味ない、強いデッキだけ知りたい、時間を無駄に使いたくない方は、ぼくが申し訳なく思ってしまうので他の記事を読んでください。

デッキ選択は正解だったのか?

今回の環境は、「ピカゼク」「ルカメタザシアン」「三神ザシアン」「赤パーフェクション」が非常に多くいる環境だと思いました。
実際にCL愛知では上記のデッキがほとんどを占めていたと思います。

そのうえで今回選んだデッキは、アーゴヨン&アクジキングGX単デッキでした。

予想していた環境は、TAG TEAM GXメイン、またはTAG TEAM GX + Vで構成するデッキが非常に多く、また三神の存在でサイドレースがシビアになっていると予想していました。
そこで、サイドレース的に「TAG TEAM GXをビーストブリンガー付きで1体倒せば勝ち」と宣言できるこのデッキが強いと思い、選びました。

このデッキは海外産で、割と有名な構築なので知っている人も多くいると思いますが、デッキコンセプトは、ムウマージの特性「ふしぎなことづけ」を2回使って相手のサイドを4枚にし、ビーストリングでエネ加速したのち、グレートキャッチャーを使いつつTAG TEAM GX1体に対して集中攻撃して倒し、ビーストブリンガー込みでサイドを4枚とり、次のターンにカオスオーダーGXでサイドを6枚とり切って勝ち、というデッキです。

正解か?と聞かれると、優勝はピカゼクなのだからその他は間違いと言えますが、環境の読みとしては大方ハズしてはいなかったので、ぼく自身は「全くハズレではないが、正解でもなかった」と思っています。

ちなみに他のデッキ候補は、ルカメタザシアン、イシヘンジンVmax、ラプラスVmaxでした。

構築に問題はなかったか?

問題がありました。

まず、スタジアムを割る手段を用意していませんでした。
これは、こちらのやりたいことをやれば勝てると思い、スタジアムを割る手段よりもデッキの回転を優先したためでした。
実際にはスタジアムが割れなかったため、
 ・サンダーマウンテン◇があることでライチュウ&アローラライチュウGXに技を打たせてしまって最後のカオスオーダーGXが言えなかった
 ・三神ザシアンの戒めの祠がターンの往復+オルタージェネシス+ブレイブキャリバーで280点まで簡単に届いてしまった
 ・フラダリラボでビーストブリンガーを無効化されたためサイドレース的に1ターン足りなかった
と、スタジアムに殺された節はありました。
混沌のうねりを2枚くらい採用しておくべきだったと反省しています。

また、肝心のデッキの回転も安定していたかというと怪しく、プレイング面の問題でもありますが、綺麗に回った試合はサイドイベント戦も含めてあまり無かったなと思いました。
いくらドローしても
 ・ムウマ(4積み)が引けない
 ・ミステリートレジャー(4積み)が引けない
 ・不思議とやみのいしばかり引く
と、絶妙にムウマにさわれず、ふしぎなことづけが使えなくて1、2ターン遅れることが多かったです。
一瞬「運じゃん」とも思えるのですが、それだけムウマを立てることが重要ならば、ミステリートレジャーだけに頼らずにクイックボールやポケモン通信を入れるべきでした。

プレイングに問題はなかったか?

大問題でした。

第一に練習不足を痛感しました。
このデッキ自体は木曜日の夜に作り、金曜日は練習できず、そのまま土曜日の当日を迎えてしまったためです。
安定した回し方を練習し、さらに安定するようにデッキを調整すべきでしたが、それもできませんでした。

というか、安定感って大事だなと思いました。当然なんですけど。
今の環境は、自分のやりたいことを"安定的に"押し付けたほうが強い環境で、プレイミスなどによりそこから少しでもハズれると負けてしまう、と漠然と感じています。
(逆に言えば、相手のミスを誘発したり、やりたいことをやれなくする行為も強いと言えます)

総括

構築もプレイングも甘く、振り返ってみれば、そういう意味では0-3は個人的に納得のいく0-3だったと思います。
もちろん負けた、勝てなかったという結果に対しては納得していません。
「新環境やってないし、受かると思っていなかったけど、たまたま抽選受かってしまったから参加しました!」みたいな人に負けて、すごく悔しかったです。
(誤解を招く表現ですが、別にその人やそういう考えが悪いとかではないです。ただ個人的に「絶対に勝ちにいくぞ!」という気合が空回りしてしまったことによって負けてしまった自分に腹が立っているだけです。その人のデッキは普通に強かったです)

おまけ

実は初戦のお相手は、韓国の方でした。
お互い緊張していたこともあり、席に座ってから対戦開始まで時間があったこともあり、いろいろお話しました。
その中で印象に残っているのは、デッキ構築から見る日本と海外の文化の違いでした。

日本の人は手札を切りたがらない。デデンネと博士の研究でどんどん引きにいったほうが強いのに、なぜかジラーチばかり使っている

と言われて、構築にもお国の特色が入って面白いなと思いました。

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