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弘前ウォーカブルデザインコンペ

2/23から2/25に青森県弘前市で蟻塚建築設計事務所によるコンペティションが開催された。

結果は優秀賞だった。すごく悔しい。

提案の内容は、空き家になっている旧中央市場の再生だ。

オリジナリティもあったし、オーディエンスの受けもよかったけれど、表現方法に改善の余地があった。

説明の仕方としてもっとインパクトが必要だった。例えば、実際にゲリラで行ったイベントを写真ではなく動画で臨場感を出したり、もっと模型のスタディのパターンを出したりするなどだ。

そして僕は人前で語るのが苦手だ。自分が実際に路上で活動をして、場をつくる経験をしているから、それが広がったらどんな世界ができるかも想像できる。しかし、その場を経験していない人からしたらただ自分の好きなことをやっている人にしか見えないのかもしれない。つまりプレイヤーになることを自分事にできない。たいてい人は表現することを怖がっている。

日頃から対話する上で自分のやっていることからもっと視座を上げて、ビジョンとして語れるように意識する。

教授から言われた。「リサーチやロジックは、圧倒的な表現に勝てない」
納得させるのではなく、圧倒させる。それができて僕は表現者、アーティストに近づけるのかもしれない。

卒業制作の前にコンペで悔しい経験ができたことに感謝する。

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