またねっていつ?

「また明日ね」

この言葉が「またいつかね」に変わることなんて
子供の頃は考えたこともなかった。

この言葉がどれだけすごかったか
歳を重ねるにつれて、毎回思うけれど

今日、小学校3.4年生くらいの子たちが
また明日ねー!と
あたりまえのように明日も会って
今日の話しの続きをするみたいに言っていて

改めて
すごいことだ。と感じた

小、中学校は地元の学校に通っていたから
部活も塾も一緒で土日も平日も夜も
あたりまえのように一緒にいて
あたりまえのように また明日ね!と言って

今もまだ会うけれど

高校生になって
大学生になって
どんどん会う頻度は減ってきた。
深い意味はなく言っていた言葉が
お互いにしっかりと重みを持って

絶対またすぐ会おうねを込めた
「またいつかね」 に
いつのまにか変わっている

中学生の頃はまだメールで
そんなに頻繁に連絡する方ではなかったから
今よりもっと会えることでのつながりを実感していたんじゃないかな

今の子たちはスマホも普及してるから
つながりっていうのは離れてても実感しやすくて
こういうことは思わないんだろうか。

たしかに大学の友達とは始まりもLINEで
何でもSNSが先だ。

だから、少しだけ「またね」の重みが違う気がする
LINEがあるから会えてなくても会えてる気がして
ほんのすこしまたねが軽い。

でも悪いことばかりじゃない
大学の友達とはよくLINEをするからこそ言葉で助けたこと
助けてもらったこともある。

昔、高校生の時付き合っていた彼氏に
ばいばーいって言ったら
ばいばいじゃお別れみたいでしょ。
またね!ってヤンキーみたいなやつに
言われたことがある

先生の言うこと聞かないくせに
愛想悪いくせに
いいこと言うんだ。って思った

また別の人は
大人になって簡単に会えてた人とも会えなくなったことを実感する。

あるアーティストは
このまたね がいつになるのか分からないことが少しさみしい。

だから自分が何か企画して
その場所をつくることで
「またね」が実現できる。
それが嬉しくて企画をしているって人もいた。

だから、
これから社会人になっても
その瞬間を大切に生きてたいなー

小3くらいの子のまた明日ねー!を聞いて
こんなことまで考えるとは
すごい年取った、、、


#また明日ね #友達

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