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ペンた丸の南極生活(仮)

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2020年7月の記事一覧

南極生活五十五日目

「尊敬する人物は?」と聞かれたら「磯野カツオ」と答える。口が達者で、アイデアマン。何より憧れるのは、自分の考えをすぐ行動に移す実行力があるところ。 そんな彼を見習い、昨日言っていたオーロラ計画を早速開始したいと思う。これから部屋の物をオーロラっぽくするにあたり、今日はまず試作品を作るといった感じ。僕も夜光塗料を買う際に知ったのだが、塗料は必ず白地の上に塗らないといけない。白色以外の素材に塗ると、夜光の効果がうまく発揮できないのだそうだ。 部屋の中にある白い物で、気軽に試せ

南極生活五十四日目

南極を「買う」から「作る」時代へ。 今までは、物を買うことで南極化を進めていたが、部屋にあるものを南極っぽく出来ればそれに越したことはない。まずは、ワンピースのフィギュアを白色に。 この前、南極化とワンピース愛を天秤にかけたが、これは趣味と趣味が共存しあっている。白くするのと同じ要領で、いろんなものに暗闇で光る塗料をぬれば、オーロラっぽさも目指せるのではなかろうか。 ようやく、南極化遂行のめどが立ってきた。

南極生活五十三日目

「?」にはすごいパワーが秘められている。人を惹きつける力とでもいうのだろうか。テレビでも、「?」で隠され、続きはCMの後と言われると、大した内容でなくてもつい見続けてしまう。番組表に書いてある文章がすべて「?」で埋め尽くされていたら、その番組の視聴率はかなり良くなるのではないかと思うぐらいだ。 他にも「?」の魅力を活かした身近な例として、ガチャガチャがある。何が出るか分からないという「?」がドキドキワクワクにつながる。僕が南極っぽさを求めて回したガチャガチャがこちら。 テ

南極生活五十二日目

部屋の南極化を進めるうえで、避けては通れないことがある。それは、ワンピース問題。以前話したように、僕はワンピースが好きで、漫画だけでなく、ポスターやフィギュア、パズルなどたくさんのワンピースグッズを所有している。しかし、これが今えげつないほど南極化の邪魔をしている。 熱い漫画であるがゆえ、キャラクターたちからも全く南極らしさを感じ取れないのだ。部屋の南極化とワンピース愛を天秤にかけた結果、断腸の思いでポスターを外すことに決めた。この生活を初めて起こった最も悲しい出来事かもし

南極生活五十一日目

半袖&ステテコ姿で起床。ほんとの南極だったら凍傷で手足がパンパンに腫れ上がるってるところだが、部屋の南極なので大事には至らない。 ちなみに僕は、凍傷ですごい腫れるなど人間のリアルで異様な画像や映像を見るのが大変苦手。世界仰天ニュースでよく流れるような大けがを負った人の映像とかもまともに見れないし、見るとお尻がピリピリしだす。どう説明していいのか分からないが、異様だと感じれば感じるほどお尻がピリピリとするのだ。あんまり言うのは申し訳ないけど、扇風機おばさんを初めて見たときは、

南極生活五十日目

南極について考えたことのある人なら誰しも、南極の時間に関して疑問を持つのではないだろうか。時間は経度によって決まっているわけだが、南極はすべての経線が集まる場所。一体何時扱いになるんだろう。日本との時差はあるのかないのか大変不思議。 そんなこんなで祝南極生活五十日達成。未だにフォロワーは0人。気にしていないと言うと嘘になるが、別に毎日毎日ブログを読んでほしいとも思わない。僕的には1カ月分ぐらいためて読んでくれたら気楽でありがたいし、なんなら南極生活がすべて完結してから読み始

南極生活四十九日目

僕が20代前半であることを示す要素として、ポケモンのゲームはエメラルドからプラチナまで持っていた。最近のポケモン事情には詳しくないが、もしなんきょくポケモンというのがいたら問答無用でゲットしたい。フリーザーとかはなんきょくポケモンっぽいし、グッズも出てるイメージがある。それ以外で部屋に飾るとしてもやはりこおりタイプが狙い目だろう。 ポケモンのアニメで強く印象に残っているのは、ポケモンリーグでのヘイガニvsマルノームの戦い。ヘイガニというのはザリガニの形をした水タイプのポケモ

南極生活四十八日目

僕の南極に今足りないのは、透明感。透明のテーブルなんて憧れるが、予算オーバーなので、透明のコップで我慢。ペン立てとして活用。 もし僕が透明人間だったとしたら、こそこそ隠れるなんてことはせずに、表にでる仕事がしたい。漫談家とか。漫談するならつかみはきっとこんな感じ。 「どーもどーも透明人間です。僕もこの仕事結構長いことやってまして、今年でなんとデビュー30周年!もう50歳なんですよ。全然見えないでしょ、というか姿が見えないんですけどねぇ」

南極生活四十七日目

南極生活を始めて気づいたこと。それは案外身の回りには南極っぽいものがあふれているということ。そんなわけで、部屋の中の南極っぽくないものと部屋の外の南極っぽいものを交換する「南極貿易」を開始。NPが上がりNPNが下がる、まさに一石二鳥の手段だ(※南極生活37日目参照)。初回は、玄関にあったジニーのフィギュアと僕の部屋にあったダルマを交換。 うろ覚えだが、ジニーは確かランプをこすると三つの願いをかなえるキャラクターだったと思う。しかしながら、僕は三つなんてそんな欲張りは言わない

南極生活四十六日目

こうしている今も指名手配犯は逃げまわっている。一刻も早く見つけ出すために、お札に偉人ではなく犯人の顔写真を載せてはどうだろう。お札だと何度も見るのですぐに顔を覚えるし、街で歩いている犯人にピーンとくるかもしれない。あるいは、誤って自分の顔が載ったお札で支払った犯人がいたとして、それを受け取ったレジのおばちゃんがピーンとくるかもしれない。指名手配ならぬ紙幣手配といったところか。 冗談はこれぐらいにして、今日は「南極に通貨は存在するのか」について考えたい。南極にお店があるとすれ

南極生活四十五日目

枕カバーって毎日変えたいけど、洗うのが面倒ですよね。何枚も枕カバーを持っているとかさばるし。「仕方ないけど、同じのをずっと使い続けるしかないか」と思っているそこのあなた、朗報です。できるだけ荷物を減らしたいという南極生活者の声から生まれた「南極式枕カバー」を皆さまだけに特別にお教えします。やり方は簡単。まず、明日着る予定のTシャツや下着を枕の上に掛け、寝ます。そして、翌朝それを着て一日過ごし、脱いだ後洗濯機に入れるだけ。これを毎日繰り返せば、同じ枕カバーを使い続けることなく、

南極生活四十四日目

前回までの南極生活 日本人の父と日本人の母を持つペンた丸はある日突然南極生活を開始した。パソコンのフリーズ、リュックサックとの別れ、ゴキブリとの再会など様々な問題を乗り越え、ついに南極≠ペンギンという答えを導き出したペンた丸。しかし、その矢先お気に入りのTシャツにウェルチがこぼれるという事態が発生。ペットボトルに染み込むほど濃厚なウェルチに対し、ペンた丸はただ洗濯するだけという無謀な挑戦を仕掛けるのであった。 本日は以前作成したMy南極条約の項目を追加したいと思う。 M

南極生活四十三日目

久しく回転ずしに行っていない。今度回転ずし行ったら、店員さんに頼んで大きめの器を用意してもらおう。そこに、流れてきたお寿司を入れ、自分のオリジナル海鮮丼を作ろうと思う。ちまちま寿司を食う家族を横目に、わしわしと海鮮丼を平らげるのだ。 さて、例のごとく、今の話を南極に結びつけたいのだが、「南極のペンギンは一体何の魚を食べてるのだろうか?」。これさえ分かれば、将来的に本物のペンギンを部屋で飼えるやもしれない。ただ南極海に生息するほどの魚だから、中々市場には出回っていないだろう。

南極生活四十二日目

宛先:カイトス・コーデュボン 件名:折り紙生活最終日 お久しぶりです。お元気ですか?相変わらず僕は英語が苦手なので、日本語で送ります。ごめんなさい。 ずっと前に話してた折り紙生活の件ですが、ペンギン、アザラシと折った今、もう折るものがありません。というわけで、ペンギンを乗せるための氷の台を作り、折り紙生活に終止符を打ちたいと思います。またカイトスに会って、南極の話を聞ける日が待ち遠しいです。 P.S.アルファベットのAの後にどのアルファベットをくっつけても意味が成立し