大山に行ってきた

山に行きたくて仕方なかった。本当はキャンプしたいんだけど身体を冷やしたくない。冬キャンプ装備が万全でないので行けないでいるのでとりあえず山登りしてきた。

目的はただ一つ。集合意識からの切り離し。

神奈川県民なのに行ったことがなかった『大山』

うちからだと1時間半くらいで登山の入り口に到着する。

普段だと起きてからその日やることを決める。一人で出かける場合前日から両親に宣言しちゃうと気が変わって行かない時があるからなるべく言わないようにしてるのだけど今日は暖かそうだし絶対行く!と思って昨日から伝えておいた。

まずは最寄りの駅の中のパン屋さんでモーニングを食べた。ここは私が高3の時部活を引退した後初めてバイトしたパン屋さん。今は会社が変わってしまったけど懐かしい。


綺麗な店内

海老名で乗り換えて小田急で伊勢原まで。伊勢原からは「大山ケーブル」行きのバスの終点まで25分くらい。


到着

バスは座れないほど混んでいた。バスを降りたらこの坂を上っていきます。


御神燈


参道が始まります。趣のある古い旅館やとうふやいのしし料理の店が並んでいますが、開いてるのか閉まってるのかわからなかった。参道沿いのお店も半分くらいはシャッターが降りていけど昔は賑やかだったのだろうな。


こま参道

参道の階段をひたすら登って行くと、いよいよ登山口が見えてきます。ここからはケーブルで登る人がほとんどみたい。


どっち行く?

私は迷わず女坂へ。登ってる間ずっと誰にも会わず、思考を止めて、自分の呼吸と鼓動に集中した。


途方に暮れる

途中大山寺がある。大山寺へ続く階段。


私みたいのが居た


大山寺から

ほんとに誰もいなくてめっちゃ最高だった。気温が高くてスエットでも暑いくらい。

ここから阿夫利神社まで急な石段をひたすら登ります。人と一緒だと体育会の血が騒いで疲れたとこはあんまり見せないのだけど、ひとりだから休み休み。ひたすら頭の中を空にする。

大山阿夫利神社下社に到着すると今まで誰も居なかったのに急に人が沢山いた。



神社からの眺め

霞んでいたから平野はよく見えなかったけど、晴れてたらすごい迫力なんだろうな。

大山は山岳信仰の信者がお参りする山。

ここから頂上まで行くのはちょっと無理なのでお参りをして、ひと休みしたら下山します。


帰りは男坂を下ります。

高尾山の男坂女坂は味気ないけど、大山は何となく分かる気がした。女坂はお地蔵さんたちがいて、川が流れていて繊細な雰囲気あったし、男坂はシンプルで男っぽかった。

下りはめっちゃ急勾配で膝ガクガクだから落ちないように気をつけながらゆっくり下った。下りもほぼ人には会わなかった。

ひとりで山に登る時はすれ違う時は相手が挨拶してくれたら私もしてたんだけど、今回は私から挨拶すると決めたらなんか清々しかった。

集合意識からの切り離しはとてもとても大事だと思う。

集合意識に影響されないところに自分を置いてあげて、思考をおやすみさせる。

私はソロキャンとかそれを意識し始めてからめっちゃ体重が減りました。

神奈川の山すごく良いです。

山登りは疲れるからあんまり好きじゃないんだけど、、丹沢は案外初心者にも行けそうな山が結構あるみたいだからまた別の山にトライしたいです。

☀️🌕




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