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ハイステ 東京の陣 展開を覚えてる限り書いてみた(一幕のみ)

 
※書くのに疲れ果てたので一幕しかありません。
※そして、途中から期間が空いたので精度が死ぬほど低いです。
※セリフとかいろいろ違ってても許されたい。

開演前、スクリーンが降りている。
幕に赤いハイステロゴ。
客電FO、暗転。
 
~幼少期回想~
蝉の鳴き声から徐々にBGM(や・く・そ・く)が入る。
スクリーンに子供たちが横切る映像が映る。
少しした後、舞台照明FI。中央に木が生えている。
木の足元(上手側)で研磨が体操座りをしてゲームをしている。服装は半パンにトレーナー。
下手から黒尾が走って入り。服装は白地に細い黒のボーダーポロ、半パン。頌利くんがデカすぎて絶妙にバランスが悪くてダサい。手には子供用のバレーボール(白い)を持っている。
研磨の前に座り込んで、勢いよくボールを差し出す。
嫌がって、座る向きを少しずらす研磨。
あきらめて立ち上がり木の下手側に移動する黒尾。足元の石を拾い、ボールを小脇に抱えて木に何かを書き始める。(ちゃんと後で出てくる文字を書いている)
はじめは背を向けていた研磨だが、気になったのか途中から文字を書いている黒尾の方を見ている。
文字を書き終わって、石を地面に落とす黒尾。その後、研磨と目を合わせて、また研磨の下手側へ移動し、勢いよくピースを突き出す。
少しだけテンポを遅らせて、グーを突き出す研磨。
「そうじゃねぇよ!」というようにムキになって、更にピースを差し出す黒尾。
それが面白かったのか、もう一度グーを突き出す研磨。とてもいい笑顔。この時の笑顔は研磨なのか、崇人くんなのか。
「もう知らねーし!」と言わんばかりに、下手へと捌けていく黒尾。
黒尾が捌けた後、ゆっくりと立ち上がり、黒尾が木に書いた文字を読む研磨。
その後また、木の根元(下手)に座ってゲームを始める。
照明FO、暗転。
 
~烏野春高決定後~
BGMが白鳥沢学園校歌とKARASUNOコール。
ホイッスルが鳴る。
舞台中央の研磨にだけ照明。(暗い中でスマホ画面のライトが当たったみたいな。)
手元のスマホで日向からのメールを読む研磨。服装は、ユニに上だけ赤ジャージ。スクリーンにはメールの内容が映し出され、男女複数名の声でメールの文章が読み上げられている。途中から、舞台全体照明FI。黒尾がユニフォームで入り。
「勝ったぞ!全国行くぞ!でもウシワカがやばくて月島の指がもげそうで俺も顔面レシーブし…」
「決まったな」
「何が?」
慌てて見ていたスマホをポケットにしまい、返事をする研磨。黒尾に続いてぞろぞろと音駒が入り。芝山は幟を持っている。
黒尾「烏が白鷲を倒したそうだ。あいつらが来るぞ、ここ東京に」
猛虎「ボコボコにしてやろうぜぇ!」
海「飛んで火にいる夏の虫」
芝山「難しい言葉知ってますね」
福永「背水の陣!」
山本「福永、お前は無理に難しいこと言おうとしなくていい。」
研磨「俺たちまだ準決勝前だよ。これで本選進めなかったら笑いものだよ。」
ステージ中央にリエーフが出てくる。
リエーフ「誰が来てもボコボコにしてやりますよぉ!」
夜久「うるせぇ!お前はまずレシーブ何とかしろ」
ユニに肩ジャージの夜久が下手側からリエーフに飛び蹴りを食らわせる。よろけるリエーフに手を貸す芝山。
芝山「大丈夫?」
研磨以外が舞台奥へ歩みを進めてストップモーション。照明FO。研磨のみサス。
研磨「約束。そんなのした覚えないけど。でも、翔陽待ってて。勝ってみせるよ。」
セリフ中に上手、下手に鏡が出てくる。研磨サスのみになったタイミングから、梟谷、戸美入り。
 
~OP~
研磨のセリフ直後に照明が音ハメで切り替わり。舞台奥に、上手から戸美、音駒、梟谷がポーズをとっている。並び方は前後2列。群ゼリをしゃべりながら、ゆったりとツラに歩いてくる。スクリーンには、トーナメント表で各校が勝ち上がっていく映像。
研磨黒尾「全日本バレーボール高等学校選手権大会。通称、」
研磨黒尾木兎大将「春の高校バレー」
全員「バレーボール甲子園とも呼ばれる、高校バレーボール大会の中でも最も注目度の高い大会。その激戦区である東京予選。およそ180校のうち勝ち残れるのは、わずか3校のみ」
オープニングBGM。タイミング別で全員がわらわらと歩き出し、舞台上が徐々に暗くなっていく。
BGMにメロディが加わり、下手で黒尾(スポット)がサーブを打つ、スクリーンにボールが映し出され、上手で大将(スポット)がレシーブ、下手へ移動する大将が映し出され、赤葦(スポット)がセットアップ。中央に上がったボールを木兎(スポット)がスパイク。スクリーンにスパイクされたボールが正面から映し出され、どんどんアップになる。上手で黒尾(スポット)がレシーブ後、つないだボールを研磨(スポット)がトス。舞台全体照明FI。大将、赤葦、孤爪、木兎、黒尾が舞台面に並んでいる。
BGMのメロディラインが変化し、上下から各校部員が飛び出してきて、乱闘を始める。BGMのバックラインにハイステのメインテーマが紛れている。スクリーンが上がり、照明が一気に明るくなる。各校2名ずつは学校の幟を持っている。
衣装は、音駒が赤いスカジャン系(黒尾のみなんか系統が全然違う)、梟谷は白パーカーに白法被、戸美はカーキのミリタリー系。黄色のスカーフをつけてるメンバーもいる。髪型に特徴があるメンバーは帽子を被ったりしている。海(チューリップ)、芝山(キャップ)、木葉(キャップ)、赤間(ベレー)。
前出5名が衣装に着替えて合流。

「いざ開幕 東京の陣!」

研磨、赤いキャップにスカジャン。黒尾、何故か黒地に赤のラインが入った騎士系軍服。赤葦、白い細身のロングコートで襟周りに黒いファー、中に首の詰まった黒いインナー(シルバーのチャック付き)。木兎、白地に黒い模様の全身毛皮のコート、中はグレーのベスト。大将、丈が長めのミリタリー、肩に黄色のモールがついている。

♪Oh~Oh~ Oh~Oh~
 
観た方にはおなじみの「Oh~」のシーン。手をウォイウォイする振りと、腰を落として足を踏み鳴らし、手をノックする振りがある。木葉秋紀の腰が低く、かつ全力なところが愛しい。
ラップ詞はスタンド(奥の移動ステージ)前面のモニターに映る。生カメラでの抜き映像もここに映る。スクリーンではなく、モニター。
 
♪「NOHEBI NOHEBI 絡みつくマイクロフォン 俺らが本物 偽物だらけの東京 闊歩するのはただ一つ強豪 丸呑み上等 意気揚々 分からねぇのか俺らこそ王道 いただくぜ頂の場所 SHAAAAA SHISHISHIIII」
 
円形にの範囲にまとまってのダンス。戸美は基本的に大将を中央に据えたフォーメーション(センターも多いけど、大将を取り囲む感じもかなり多い)。7人だからフォーメーションのバランスがいい。先島のBツイ?フォーリア?。
 
♪「HOO HOO(HOO HOO)  HOO HOO(HOO HOO)
TOKYO SHOW TIME!TOKYO PARTYTIME
手を上げろ 鼓動上げろ 俺らこそが王者 さぁアガろう 
SAY ウォイ(ウォイ)ウォイ(ウォイ) HOHOOOO」
 
スタンド一列に並ぶ梟谷。下手から鷲尾、木葉、赤葦、木兎、猿杙、小見。HOOHOOで上下の翼ひらひらの振り。TOKYOSHOWTIME~で節ごとにポーズ(8回?)木兎だけスタンドに残り、他メンバーは舞台中央に降りてくる。「SAY ウォイ!ウォイ!」の煽りは木兎、レスポンスは他梟谷。
 
♪「血液 滞りなく流れろ酸素を回せ脳へ 血液 滞りなく流れろ酸素を回せ脳へ
約束 さぁ果たすべく 行くんだ 今繋ぐんだ
勝ち取るんだ そう東京の頂上 この手に掴み取るんだ」
 
スタンド奥のフェンスに一列。あかね、アリサもいる。並びはほぼ覚えていないけど、フェンス切れ目に下手黒尾、上手研磨。フェンスにしがみついて出てこようとする振り(黒尾と研磨は切れ目から出てくる)。「この手に掴み取るんだ」でターンしながら着ていた特殊衣装を脱ぎ捨てる(黒尾研磨はスタンド中央に寄って、脱いだ衣装を肩に担ぐ)。
 
♪Oh~Oh~ Oh~Oh~
 
各校メンバーがランダムに歩いて入り。舞台上をぐるぐると回りながら音楽に合わせて順々に手を上げていく。主要メンバーが中央に集まるようにランダムに整列したあと、スパイク、レシーブ、ブロックの振り。「バレーボール 排球~」の群ゼリ。各チームごとにまとまってポーズでストップ。下手から、梟谷音駒戸美。
BGMに合わせて戸美梟谷の順に逆サイドへ歩いて捌けていく。一部メンバーは鏡回収担当のため鏡後ろで待機。
その後、音駒がセンター奥からツラへ降りてきて、静止。上下の鏡捌け。(下手が戸美、上手側へ回収。上手が梟谷、下手側へ回収。センターで鏡が交差する。)
順々に捌け。最後は黒尾と研磨だけがステージに残り、BGMのラストに合わせて交差するように上下に捌け。(黒尾上手、研磨下手)
照明が徐々に落ち、スタンド前面のモニターにハイステのロゴが表示される。
ゲームみたいなピコピコ音とともにロゴがドット絵風に分解されて消えていく。
 
戸美VS井闥山、音駒VS梟谷
 
スタンドが開き、間から戸美が出てくる。フェンス裏には黒子の梟谷。たぶん、下手から木葉、鷲尾、小見、猿杙、赤葦、木兎。
戸美「どけ!」
「なんなんだよあいつら!」
「卑怯者!」
木葉「あんな姑息なバレー見たことあるか?」
「ずるい蛇!」
猿杙「審判にだけはいい子ちゃん!」
赤葦「腹ン中は真っ黒だ!」
一番柄が悪い赤葦京冶。
 
大将を中央に反時計回りする戸美。
大将「THE負け犬の遠吠えが聞こえるなぁ」
「シャアアアア」
沼井「ぶん殴るか?」
赤間「まぁまぁ、きっと負けた悔しさゆえですし」
時計回りに反転。
沼井「赤間、お前人間出来すぎだぞ」
広尾「卑怯だろうが勝てばいいだけだ」
先島「東京一のヒールになってやりましょうよー!」
「シャアアアアア」
大将以外背中を向ける。
大将「東京一?いや、違うなぁ。日本一だろ、なぁ、潜?」
潜「え?あぁ……はい……」
潜が振り向いて覇気のない返事をする。
大将「優勝候補だろうが、丸呑みだ」
モニターに井闥山メンバーの後ろ姿が映っている。中央に現れた蛇が画面いっぱいにかみついてくる。歌詞と一緒に蛇ちゃんにょろにょろ。
 
♪「SHAAA SHI SHI SHIII
丸呑み上等 空気さえ陽動
SHAAA SHI SHI SHIII
執拗に利口に 東京蛇行
SHAAA SHI SHI SHIII
丸呑み上等 空気さえ陽動
SHAAA SHI SHI SHIII
執拗に利口に止めろ呼吸を」
 
歌詞の最後に合わせて梟谷の黒子が蛇の形の棒付き板を持ってくる。蛇の頭から木葉、小見赤葦猿杙鷲尾木兎。戸美を取り囲んでぐるっと回った後、横一列に並ぶ。プレートを裏返すと黒地に赤で「NEKOMA」の文字が書かれている。
ブザー音
「東京予選準決勝第一試合。まずは音駒高校の登場だ。音駒高校は高いレシーブ力が特徴。そのしなやかな守備はまるでネコかチーターのようだ!」
音駒の紹介セリフをしゃべりながら、梟谷は下手の奥に移動。
紹介セリフ中に、スタンドが開き音駒が一列で歩いてくる。
片手ずつ音を刻みながら始まる振りが印象的。このあとも何度か出てくる。
歌詞が始まる直前くらいで、赤パーカーの戸美が舞台奥に飛び出てくる。どえらく楽しそうな広尾倖児。
ラップはあかね担当。原作通りでっかいスピーカーを肩から下げていて、非常にパワフルなあかね。「ねこねこま」で一緒に飛び跳ねる山本兄妹。かわいい。
 
♪「ねこま ねこま ねこねこねこま
レペゼン 東京の頭脳 音駒 さぁ
音駒に染まれ フィナーレ 上がれ! Ho!!
Everybody Say
OH~ OH~ねこま OH~ OH~ ねこねこま OH~ OH~ ねこま
音駒に染まれ ねこま」
 
歌詞後、音駒応援の一人(大将)とハイタッチしてスタンドに駆け上がるあかね。
 
夜久「相変わらず気合入ってんな、お前の妹」
猛虎「いつもスンマセン」
夜久「リエーフの姉ちゃんめっちゃ美人!」
アリサ「がんばれ、リョーヴォチカー」
あかね「リョリョッリョッ?」
アリサ「リョーヴォチカ、リエーフの愛称よ」
リエーフ「リョーボヴォチカでーす!」
夜久「うるっせぇ!なんだこのポーズ!」
福永「フクナヴォーチカです(上手でコサックダンスをしている)」
海「福永、レシーブ練はじめるぞ」
福永「(コサックダンスをしながら海に向かっていく)」
海「どうした?」
福永「……」
海「なんだったんだ?」
 
レーヴォチカじゃなくてリョーヴォチカに聞こえる。
黒尾がボール出しをしてレシーブのウォームアップ開始。ボールを手渡すのは芝山、レシーブされたボールを回収するのは海。日によってボール出しの調子が変わる。レシーブ順は夜久、猛虎、福永、研磨、、、。この辺から覚えてない。
 
猛虎「おい研磨!声でてねぇぞ!」
レシーブ直後の研磨の肩をつかんで連れていく猛虎。
猛虎「声を出すことで大脳が無駄に考えることを阻止し、」
夜久に背中を押され、舞台中央のボール出しのライン上に移動する2人。
猛虎「マイナス思考や雑念を払ってくれるんだ」ドヤァ
研磨「リエーフの姉さんが虎のこと見てたよ」
猛虎「え、マジ!?」
ベシーン!ボール出しのボールが足元辺りにぶつかる。びっくりして、座り込む猛虎(若干女っぽい座り方)。
黒尾「山本どこみてやがる!」
猛虎「え?え?」
研磨「雑念があるね。声出しが足りてないんじゃない?」
猛虎「あ、おい!」
 
ボール出しが夜久さんに代わり下手の方に移動する。上手ツラで黒尾が一人ストレッチしている。後ろから研磨が声を掛ける。
 
研磨「クロ、緊張してんの」
黒尾「はぁ!?……当たり前だろ、相手が相手だぞ」
芝山「それに、この試合を勝てば、全国行き決定ですもんね!」
黒尾「他人事みてぇに言うんじゃねぇ、芝山」
芝山「あ。すみません。でも、夜久さんがいれば、大丈夫」
 
梟谷BGMが流れる。上下から梟谷応援の戸美が歩いてくる。
「対する梟谷学園高校はエースの木兎中心の攻めのバレーで点を取る。超攻撃型チーム。」
 
下手から木葉、赤葦、鷲尾を土台にした木兎騎馬が飛び出してくる。木兎の服装はOPの毛皮コートで、前をしめている。両手にはマラカス。木兎を下ろしたあと、赤葦をセンターに軽く踊る。途中、赤葦におんぶされる木兎。
 
♪「HOO HOO ヘイヘイヘーイ
HOO HOO ヘイヘイヘーイ
HOHOO ウォイウォイウォイ TOKYO SHOW TIME
HOO HOO ヘイヘイヘーイ
HOO HOO ヘイヘイヘーイ
HOHOO ウォイウォイウォイ TOKYO SHOW TIME」
 
最後の「バーン」のSEに合わせてセンターで毛皮コートをばさーと脱いで、投げる。脱いだ毛皮は赤葦がキャッチする。
賛否両論ある勝負服を着ている。金ぴか全身タイツで、肘や膝から先にはカラフルなフリルがわさわさついている。
その姿を見た黒尾に絡まれる木葉。呆れて弱弱しいリアクションを返す。
 
赤葦「なんなんですか、それ」
木兎「お!気づいたかあかーし!」
赤葦「それは、気づきますね。なんのユニフォームですか」
木兎「なんのって、そりゃオリジナルに決まってるだろ!これが俺の勝負服だー!」
音駒に見せびらかすように舞台奥の方へ走っていく木兎。
 
木葉「今、勝負服って言ったよな?」
鷲尾「あぁ、確かに言った」
猿杙「勝負の意味履き違えてない?」
木葉「確かに今日は文字通り、勝負の日だけど……」
小見「審判に見つかる前に捕まえよう!」
「「「おう!……捕獲―!!」」」
上手のドツラで、客席に衣装を自慢している木兎を猿この小見で捕獲。
木兎「うぉおおおおお」
つかみかかっている三人を力任せに振り払う木兎。吹き飛ばされて倒れこむ3人。木葉は何故か女っぽい座り方。
「「「ばかー!」」」
怒りというか、呆れと恥ずかしさの入り混じったような「ばかー」。
言った後、また3人で木兎を手で隠そうとする。
赤葦「木兎さん。」
木兎「ん?」
赤葦「確かに音駒は強い、しかし、勝負服は全国大会決勝まで取っておきませんか」
しばしの沈黙。梟谷の他メンバーが祈るように木兎を見つめる。
木兎「……おお!」
そして手を打って納得する木兎。「セーフ」というように胸をなでおろす梟谷。
木兎「あぶねぇあぶねぇ、とっておきの勝負服をこんなところで着るところだったぜ!着替えてくる!」
木兎、走って下手へハケ。
黒尾「全部聞こえてんだけど」
木兎赤葦の遠回しな煽りにカチーンときている黒尾や音駒に向かって頭を下げる赤葦。
 
音駒は上手(ベンチ)に、梟谷は下手に。毛皮のコートを畳み、ボールかごにしまう赤葦。
「上手いこといったな、赤葦」
赤葦「でも、困ったことになりました」
木葉「何が?」
赤葦「もし、全国大会決勝まで行った場合。誰もあの服を止めることができなくなりました。」
ストレッチをしていた梟谷全員が、赤葦の顔を見て一時停止する。
 
ホイッスルが鳴る。
 
鷲尾「全国のことは考えるな。今は目の前のこの試合」
「「おう!」」
音駒、梟谷で整列。
木兎「うぉおおおお、ユニフォームだぜー!」
木兎整列に加わる。
 
「春の高校バレー 東京都代表決定戦 準決勝 梟谷学園高校対音駒高校 試合開始」
「お願いしまーす!」
小見はリエーフと芝山。木葉は猛虎と福永。赤葦は研磨。猿杙は夜久。鷲尾は海。木兎は黒尾。人数が合わないので、小見、木葉は二人と握手。
礼をする前、とても悪い表情で「BANG」する木葉秋紀。握手の時も相手を煽る木葉秋紀。
 
木兎「調子はどうよ?」
黒尾「絶好調」
木兎「そいつは最高!」
赤葦「できればやりたくなかったな孤爪」
研磨「そんな顔には見えないけど」
なぜか慌てて研磨に喧嘩を売る赤葦京冶。
 
スターティングオーダー。ポジションで静止からのポーズではなく、魅せルーティンからのポーズという感じ。目が死ぬほど忙しい。
梟谷。木兎、猿杙、木葉、赤葦、鷲尾、小見。
猿杙、木葉がキャピキャピしていて心臓が辛い。
梟谷、音駒の連携のダンス。
音駒。黒尾、、、覚えてない。さーせん。
 
 
黒尾「木兎は乗せたら手が付けられない。とにかく木兎を調子に乗せない!」
「オッス」
中央に円形になって俺血。「脳が」で黒尾が研磨を輪の中心に押し出す(千秋楽に向かうにつれ、押し出す力が強くなっていく)。押し出された研磨の肩に音駒全員が手を掛けて、「正常に働くために!」「行くぞぉ!」「しゃあ!」
 
黒尾と握手後、他のメンバーの輪に入らず、コートの端の辺りで黙々とストレッチをする木兎。
木葉「なぁ、赤葦。あれやる?」
猿杙「観客席2列目のことが、木兎のこと」
猿この小見「カッコイイ~」
猿杙「って言ってたよ、ってやつ。やる?」
赤葦「いえ、今日はそういうのいらないやつです」
舞台中央に仁王立ちする木兎。
BGMが梟谷メインテーマのアレンジ。
木兎「エースの心得!」
小見と木葉が目を合わせる。
小見木葉「一つ!背中で味方を鼓舞するべし!」
木兎の両肩に手を置く2人。
鷲尾猿杙「一つ!どんな壁でも打ち砕くべし!」
小見の肩に鷲尾、木葉の肩に猿杙が手を置く。
赤葦「一つ!全てのボールを打ち切るべし!」
木兎の背中に手のひらを押し当てる赤葦。小脇にボールを抱えている。
木兎「行くぞ…!ワン」
「「ツースリー!ビバ!!」」
 
赤葦が抱えていたボールを猿杙に渡し、センター奥で猿杙サーブから。
音駒がセンターに並んで、左右に開く。一番後ろに夜久。フライングレシーブ。
黒尾スパイクで音駒先制。
 
猛虎サーブ。木葉がレシーブ。悔しがる猛虎を煽る木葉。
木葉「赤葦、頼んだ!」
赤葦「これほど迷いのいらない一発目も久々だな」
木兎スパイクがスタンドのあかねの元まで吹っ飛ぶ。投げたのは上手コート外にいる芝山。
 
梟谷BGMが流れる。下手にスタンバった木葉が木兎を呼び、右肩に乗せて一人リフト。木兎は上で、「へいへいへーい」。
全員で踊りながら上手に移動し、上手では鷲尾が左肩に木兎を載せて一人リフト。同じく木兎は上で「へいへいへーい」。
 
♪「HOO HOO ヘイヘイヘーイ
HOO HOO ボ・ク・ト
HOHOO ウォイウォイウォイ TOKYO SHOW TIME
HOO HOO ヘイヘイヘーイ
HOO HOO ボ・ク・ト
HOHOO ウォイウォイウォイ TOKYO SHOW TIME」
 
2回目の「TOKYO SHOW TIME」で、ボールを打つわけでもないのにセンターで木兎を全員でリフト。
 
再びラリー開始。木兎スパイク直前でストップ。円形ステージが回転。
夜久「芝山、お前はなんでリベロをやりたいと思った」
芝山「自分には地味な方が合っているので」
夜久「地味ねぇ……音駒は守備のチームだ。リベロは音駒の“護りのエース”だ!」
リエーフ「ならおれは、全国のエースですね!」
夜久「うるっせぇ、お前は地味な練習もしろ!」
リエーフ「はーい」
 
ストップ終了。木兎スパイク。夜久レシーブ。
芝山「護りの…エース!!」
研磨セットアップ。
鷲尾「本当に何一つ読ませてくれないセッターだな」
海スパイク。木葉下手側で滑り込むも届かず。
 
中心に音駒が固まり、その周りを梟谷が半時計に走って回る。木葉先頭。
 
あかねによる、レシーブの説明中、被せるように嬉しそうに相槌を入れる夜久。レシーブを評価されているのが嬉しいのか、アリサに褒められるのが嬉しいのか、ずっとニヨニヨしている。
木兎「やっくんのサーブしびれるな―!燃える!」
 
BGM IN。夜久VS木兎のダンスバトル。円形ステージ回転。この時の木兎のダンススタイルが多分、クランプ。パンフレットの座談会で書かれてた「梟谷でクランプやるなら木兎」の言葉にとても納得できる。キャラに合っていてとてもカッコイイ。
からの、梟谷スパイクと、音駒レシーブ、ブロックの応酬。猿杙の出番多し。各モーション直後にストップ。梟谷がスパイク直後ではなく、音駒に拾われたボールを見上げるところでストップなのが、なんか素敵。
途中から、木兎スパイク無双。音駒は黒尾中心にブロック。
 
木兎「どうした黒尾、大人しいじゃんよ」
黒尾「目立てばいいってもんじゃねぇの。今にしょぼくれさせてやるから待っとけ!」
リエーフ「黒尾さん3対3の時はもっと木兎さん止めてた気がすんのに!」
芝山「でも黒尾さんのブロックのおかげで後ろはレシーブしやすくなってるように見えるよ。灰羽くんはもっとよく見たらいいと思う」
木兎のスパイク、黒尾ブロックを抜けて夜久レシーブ。
灰羽「ほんとだ」
 
福永スパイク、下手で猿杙がレシーブ。(スポット有)
猿杙「クソッ取りづらいコースに」
赤葦セットアップからの、木兎スパイク。
研磨「ストレート」
研磨、ストレートを読むも吹き飛ばされる(センターで構えて、下手側後ろに吹き飛ばされる)。
木兎「みたかー!」
センターで叫ぶ木兎。その前を梟谷が交差しながらハイタッチで移動する。
なぜか赤葦とハイタッチした後、振り返り投げキッスをする木葉秋紀。
 
音駒TO
 
研磨「木兎サンはいつもクロスが大好きだけど、今日はストレートの調子がいいね」
赤葦「どうかな、調子にムラのある人だからねぇ」
セッター同士の腹の探り合い。絶対に読まれてなるものかという強い意志を感じる赤葦の返答。
 
音駒サイド
研磨「木兎サンは絶好調」
猛虎「それは言われなくてもわかる」
研磨「あと、夜久クンも絶好調」
夜久「おう、今日は良く見えるぜ」
~以下原作とほぼ流れは同じ。
スタンドのモニターにストレートとクロスの図が表示され、中央で福永が海のセリフに合わせて図を指差している。
研磨「木兎サンの珍しく絶好調なストレートおいしく使ってからにしよ」
「おいしく使ってからにしよ」の含み笑いがとても怖い研磨。毎回少しずつ演技が変わった部分。
 
TO終了
 
ラリーが続く。福永スパイクに対して、赤葦鷲尾の2枚ブロック。
鷲尾ワンタッチからの小見フォロー。
ラスト木兎が強打するも、孤爪の背後から馬飛びで出てきた黒尾に切り裂かれ、直地と同時に尻餅をつく木兎。
木兎「あたぁ…」
赤葦「ブロックスイッチしてやがった」
赤葦は下手奥。
「「ナーイスブローック!」」
黒尾「たまには目立たせていただきます!」
木兎「まだ一本ぽっちだ!」
座り込む木兎を煽る黒尾。
センターに歩いていく研磨。BGM、ハイハットの煽りが大きくなり、研磨のセリフ途中でピタリと止まる。
孤爪「ここから木兎さんのストレート(BGM止まる)、意識的にシメよう」
「「よし来た」」
掛け声ではなく、ニヤリ顔のまま応答する。ほぼ全員での応答。
 
名探偵コナン始まりそうなBGM。
木兎をセンターに周囲を音駒が取り囲む。木兎の向く先々を塞いでいく。バランスを崩し尻餅をつく木兎。座り込んだ木兎を背後から見下ろす研磨。人にやさしく。
赤葦のトス。
木兎「クッソ、打つとこねぇな!」
焦りからか、スパイクはアウトに。
線審(沼井)に抗議する木兎。(サイレント)
赤葦「よく考えてるな。音駒の頭脳」
このあたりの赤葦は迷うような、悩むような表情をしている。
 
赤葦サーブ。
猛虎「アウト!」
 
♪「繋げ 血液のごとく 繋げ 心臓深く 繋げ 滞りなく流れろ 酸素を回せ脳へ
繋げ 血液のごとく 繋げ 心臓深く 繋げ 滞りなく流れろ 酸素を回せ脳へ」
 
研磨「守備はハマってきた。ここでチームをノセる一点を……」
スタンドが左右に分かれ、奥からリエーフが巨神兵のようにのしのし歩いてくる。
研磨「こいつか……」
とても嫌そうに呟き、うなだれる研磨。
 
あかねのリエーフ語り。はちゃめちゃに可愛い。
というか、ここまででもあかねちゃん、死ぬほど解説入れてくれているのだけど、流れを切らずに喋ってくれるからレポ内に書けてません。目も耳も忙しいけど、集中力が切れることなく試合を見られるので、今後のハイステでもこの方式にしてほしいところ。
アリサ「がんばれーリョーヴォチカー!」
夜久「おい、今日姉ちゃんのほうが目立ってるぞ!活躍しろ巨神兵!」
リエーフ「わかってます!」
巨神兵の動きをする夜久。
 
黒尾サーブ。バランスを崩しながらも木葉レシーブ。
木葉「クソッ、ジャンプサーブが使いもんになってやがる」
黒尾「よく拾ったなぁ」
悔しがる木葉と煽る黒尾。舞台中央センター割れでそれぞれスポットあり。
ボールはそのまま音駒ボールに。
猛虎「チャンスボール!」
研磨、リエーフにセットアップ。高さが合わず、意図せずフェイントに。
バランスを崩しながらも続けざまに木葉レシーブ。またしても、ボールは音駒へ。
「叩けリエーフ!」
リエーフ、センタード面でダイレクトをしようとするも、空振り。
棒付きボール(広尾)が頭頂から肩、床へと丁寧にバウンドする。
沈黙。
アリサ「ごめんなさああああい」
あかね「た、たまに国際試合でもこういうことあるし!だ、大丈夫だよ!!」
 
音駒TO
 
赤葦「いくら脳が良くても、手足が動かないんじゃ大変だね」
ハイステは赤葦をどこまでドSに仕立て上げるつもりなのかと小一時間問い詰めたくなるオリジナルセリフと髙﨑俊吾の演技。赤葦の闘争本能が目覚めている。
 
音駒サイド
 
夜久「リエエエエフ!!お前なんで空振んだよ!!空ぶん!!ブン!!!」
リエーフに掴みかかろうとする夜久を芝山、福永辺りが引き留める。そのまま後ろに下がる際に舞台段差に躓き、わやくちゃになる。
黒尾「研磨、リエーフのことw頼wんwだwぞww」
舞台センターに残った研磨に声を掛けるも、言葉のすべてに草生える黒尾鉄朗。テンションが上がったのか、ベンチまでの走りがアラレちゃん走りになる。(キーン)
海「お前、こういう時の表情は豊かだよな」
研磨の死ぬほど嫌そうな顔が生カメラでスタンドモニターに映る。
あまりにも嫌そうなため、毎公演かなり客席が沸く。
夜久「お前空振r……」
研磨「何もかも慌てすぎで力みすぎ、せめてボールくらいちゃんと見て、あと肘下げないで、スピードより高さを優先して」
わやくちゃから復活した夜久が再びリエーフに向かっていくがその間に研磨が割って入り、片っ端からダメ出しをしていく。淡々と、というには言葉の圧が強い。
灰羽「ちょっと待って!そんないっぺんに言わないで!」
研磨の言葉を止めようとするリエーフが弱弱しくて可愛い。
研磨「ちなみに、全部今までに言ってることだから」
一段と声音が低くなる研磨、いや、もはや研磨様。
研磨「まだまだ翔陽には及ばないね」
SE「ガーン!」
スタンドモニターに頭を抱えるリエーフが映る。
ちなみに、下手梟谷ベンチのモニター付近では木葉と鷲尾が会話をしており、「ガーン」に合わせて木葉が膝から崩れ落ちるサイレント有。何の会話をしてたのか教えてくれ。
 
梟谷サイド
木兎「ダメだ」
赤葦「何がです?」
木兎「予定通りじゃねぇ」
赤葦「と、言いますと」
木兎「俺は音駒相手に1点もやらずに圧勝する……プランだったんだ!」
他メンバーヒヤヒヤしながら見ている。
赤葦「それは……難しいですね」
木兎「勝負服着てくる!」
猿この小見が咄嗟に木兎の進路を塞ぐ。
赤葦「勝負服は!全国の決勝まで取っておきましょう!」
他3年生が「そうしろそうしろ」という風に必死に同意している。
ホイッスル音
 
TO終了
 
木兎、猿杙と小見に引きずられてコートに戻る。
木兎「今着たい~!」
「「木兎ナイッサー!」」
強烈サーブも、海が難なくレシーブ。
木兎「普通ならサービスエースの手ごたえなのに!化け猫レシーブめ!」
海「にゃあ~」
センター分けで向かい合い、それぞれにスポット有。
海はセリフとともに優雅に一礼する。いいこえでにゃあとか言わないでくれかっこいいから。
 
リエーフ「肘下げない、肘下げない!高く!」
リエーフリフトからのスパイク。
鷲尾「ワンタッチ!」
木葉下手奥にスタンバイ。
赤葦「梟谷は木兎さんだけじゃない!」
上手面までの斜めぶち抜きでレシーブからの受け身をとる木葉。起き上がった後、赤葦とハイタッチをする。ボールはそのまま音駒コートに落ちる。
「ナイスワンチー!ナイスフォロー!」
鷲尾「繋ぎは」
木葉「ソッチの専売特許じゃねーぞぉ!!」
めちゃめちゃ気合の入った木葉のセリフ。言い切った後、向き合って胸ドンする木葉と鷲尾。
「ナイス鷲尾―ナイス木葉―」
小見「よっ、器用貧乏!」
歓声に紛れて器用貧乏と言い放つ、小見。
木葉「誰だ器用貧乏って言ったやつ!それなりに気にしてるやつ!」
気にしてるのはきっと東秋紀だからだと思う。
その後、目の前を通った海に「言った?ねぇ、言った?」とサイレントで文句を言い続ける木葉。哀れ海さん。
リエーフ「くそ~絶対逆転してやる!」
研磨「このセットは厳しいんじゃない?」
リエーフ「そんなことn……」
研磨「焦んないで、ちゃんと整ってきてるから」
「焦んないで」とともに周りが一瞬スローに。セリフが終わると同時に再開。
 
♪oh~oh~ohoh~ oh~oh~ ね・こ・ま にゃあ
♪(梟谷ギャラリーも掛け声あったと思う)
 
ラリーが続き、鷲尾リエーフでネット際の押し合い。鷲尾リエーフはリフトで上がっている(はず)。各校コート内全員が団子になって支えている。木葉は赤葦の腰を押さえている。たまにケツを押してる回がある。
押し合いは鷲尾に軍配。
木兎「甘ぇな、一年坊主!」
 
ラリー再開。
リエーフ「肘下げない、肘下げない。肘、下げない!」
ド面であかねのリエーフ語り。そして、アリサの結婚妄想。
梟谷セットポイント。リエーフサーブ。
アリサ「やだ、何しよう。お買い物?お買い物行こう!お買いもn……」
サーブしたボールが頓珍漢なSEとともにジグザグの謎の軌道(黒尾棒ボール)を描いてアウトに。棒ボールを落ちるところまでしゃがんで目で追う木葉秋紀。やたらと丁寧にボールをバウンドさせる黒尾。黒尾の真横で死んだ目をするあかね。それに気づいた黒尾は「うぉ」みたいな表情をする。
梟谷「「っしゃー!!」」
無言で中央まで歩き、ムキーという表情をした後、舞台奥に走っていくあかね。
アリサ「あああああ、結婚がぁあ」
結婚への夢が潰えそうなことを嘆きながらその後を追うアリサ。
猛虎「え!結婚!?え!?え!?」
結婚という言葉のみを拾った歪みない山本猛虎。
 
第一セット梟谷先取。
コートチェンジ。
 
梟谷サイド(下手→上手)
 
幟をどちらが持っていくか(?)でやいやいやっている木葉、木兎。
ドリンクバッグを抱える猿杙。歩きながらメンバーにボトルを渡していく。
幟を持って上手へ駆け出そうとする木兎、思い出したように赤葦に声を掛ける。
木兎「駄目だ!」
赤葦含め「やばい」という表情をする梟谷。
赤葦「何がですか?」
木兎「第一セットは、俺のスーパーエーススパイクで決めるはずだったのに、まさか相手のサーブミスとは……」
赤葦「あ、あのサーブは木兎さんを狙っていました!」
木兎「でも、全然見当違いの方向だっt……」
赤葦「いえ!あれは木兎さんを狙っていました!しかし、木兎さんの存在の大きさに恐れ、ミスになったのです!」
木兎「そうか?」
赤葦「はい。なので、さっきの得点は、スーパーエーススパイクと同等か、それ以上です!」
木兎「……ならいいか!よっしゃ、次も行くぜええ」
屁理屈をこねながら、どうにかこうにか木兎を丸め込む辣腕赤葦京冶。見守っていた他3年生も胸をなでおろす。
木葉「赤葦…」
赤葦、振り返って木葉を見る。
木葉「お前のレベル上がってきてるな」
回によって笑いながら言ったり、申し訳なさそうに言ったり、演技の変化が激しいセリフ。
赤葦「ありがとうございます」
そのまま全員で上手ベンチへ移動する。
赤葦「しかし、バレーボールをしながら何か別のスポーツをしている気分になります」
赤葦の言葉を黙って聞いていた木兎以外の3年生。
「「ご苦労様です」」
赤葦を囲んで丁寧に頭を下げる3年生。梟谷、沈黙芸が多くて笑いを我慢できない私。
 
音駒サイド(上手→下手、移動後)
 
研磨「レーヴォチカ」
リエーフにボトルを差し出す研磨。
受け取ったリエーフにロシア語で激励を入れる研磨。
リエーフ「研磨さん、なんでロシア語!」
ステのリエーフはロシア語のヒアリングができる。
研磨「(さらにロシア語で激励)」
リエーフ「Дах(ダー)」
音駒「「ダー?」」
畳みかけるようにロシア語で研磨に声を掛ける福永。
研磨「Дах(ダー)」
音駒「「ダー?」」
他音駒勢大混乱。
猛虎「ちょちょ、お前、ダーって今リエーフになんて言ったんだよ」
研磨「あ、えっ……試合終わったら、虎がリエーフの姉さんとデートしてもいいかって聞いてた」
猛虎「え、ちょ、そ、そんな!勝手にそういうこと言っちゃ!!だ、ダメなんだからねぇ!!」
焦りに焦りまくって乙女チックにテンパる猛虎。テンパり方は日替わり感覚で変化が多い。でも、大体は乙女チックになっていた気がする。
猛虎「ちょ、研磨お前そんn「山本さん!第二セットも頑張りましょう!「ダー!!」」
なし崩しに、リエーフと声を上げる猛虎。
海「あんまり、人の心をもてあそんじゃダメだぞ?」
音駒の良心、海信行。海が手を差し出し、それに研磨がタッチする。
芝山「守備は形になってきてる!大丈夫、護りの音駒だもん!だー!」
ロシア語に浸食された音駒陣営。
 
なお、その間上手梟谷のサイレント。
木葉と木兎が良く絡んでいる。木兎が汗を拭いたタオルを木葉の首にかける。木葉は「くさっ」みたいなリアクションをしてタオルを赤葦に押し付ける。赤葦は律儀にタオルを畳んでボール籠へしまう。ドリンクを飲み終わってコートへ戻るメンバー。赤葦はぎりぎりまで袖付近にいる。たまに、木葉と絡んでおり、髪を直してあげる回がある。絡んでいなくても、最後までコートに戻ろうとしない赤葦に声を掛けるのは大体木葉。
 
2セット目開始。
 
音駒、梟谷ともに円陣。
 
ラリー開始。
詳細は覚えていないが、福永のアクロバティックレシーブがある。
梟谷がド面に一列に並ぶ。
猿杙「クソ決まんねー!」
木葉「音駒のレシーブしつけー!」
音駒のレシーブ、スパイクがハマり始める。
 
梟谷TO
 
鏡が横一列に並び、鏡前に梟谷、後ろに音駒。
 
梟谷サイド
 
赤葦「まずワンタッチとりましょう。こっちの万全の攻撃には音駒も対処しきれません。」
「「「「おうっ」」」」
木兎「なぁ、勝負服!」
駄々っ子のように勝負服をせがむ木兎。他メンバー、やばいという顔をする。
赤葦「大丈夫です!俺たちがあなたの勝負服です!」
3年生固まる。木兎が周りを見回して3年生たちを見る。「あ、いや……」みたいな顔をする3年生たち。
木兎「……おう!」
しばらく間をおいて、手をたたき納得する木兎。
「「「納得するんかーい!」」」
 
鏡が回転し、隙間から音駒が前に、梟谷が後ろに移動する。
 
音駒サイド
 
研磨「サーブもレシーブもできるだけ赤葦を狙って」
猛虎「セッターを牽制して木兎君に万全の体勢で打たせないってことか」
「山本よく牽制なんて言葉知ってたな」
猛虎「漢字は書けませんけど」
福永「書けるよ!」
挙手してとてもいいお返事をする福永くん。ド面にいたあかねが紙とペンを持ってセンターに駆け寄ってくる。
あかね「書いてください!」
「えぇ?」
あかね「兄のために、お願いします!」
このあたりからは日替わりネタ。
福永がリエーフを呼び、背中を机代わりにして牽制の字を書く。
その間、猛虎とあかねの会話、研磨が誰かを押して福永にぶつける、3年生がメタ発言に走る、などのいずれかのネタ振りが同時多発で起きる。客席の反応を見て、どれかのネタに乗っかる。たまに噛み合わずグダることがある。
研磨が笑いをこらえきれず鏡裏に逃げたときが一番舞台上がわちゃわちゃしている。鏡裏に行った研磨は木兎が押し戻す。一回だけ、研磨が鏡裏役の赤間を連れてこようとして音駒勢に怒られていた回があった。
なんやかんやしているうちに牽制を書き終える福永。書いた紙を客席に見せる。
「「「意外な達筆」」」
 

ってとこまでを、5月に書いてから投げてました。
ここからも一応書くけど、精度が一気に下がるので御容赦。流れを追って印象に残ってるシーンだけ、ちょっと書くぐらいかも。梟谷戦だけ。ごめん、記憶を書きだす時間と気力がない。

赤葦ファーストタッチからの、猿杙。
下手面側にスタンバる猿杙。木兎が猿杙に間近まで迫ってピーンと手を挙げて「ハイッ」と言ったところでストップ。
猿杙「木兎もストレス溜まってきてる。集め過ぎたくないな」
下手奥からセンターに走ってくる木葉。
木葉「ヘイヘーイライトヘーイ!」
猿杙から木葉にトス。上手面まで走ってきてブロックに当ててリバウンド。
マイクを持った小見にスポット。
小見「攻撃力そこそこ、守備力そこそこ。よく言えばオールラウンド、悪く言えば地味。良いトコロは大体木兎に持って行かれる!でも、彼無くして梟谷は回らない!Mr.器用貧乏 木葉秋紀!」
セリフ中に木葉にもスポット。初めは恥ずかしいのか眩しいのか、両手で顔を隠すような仕草をする。名前が呼びあげられると同時に客席に向かって投げキッスをお見舞いする。回によって両手だったり、片手だったりする。
木葉「勝手にナレーション入れなよ!」
小見からマイクを奪う木葉。
木葉「チャンスボォール!」
叫んだあと、上手袖にマイクを返してから試合に戻る木葉。
TOの作戦通り、牽制により赤葦ファーストタッチからの木葉のセット。
あかね「セッターに取らせる返球!これでまた梟谷の攻撃は単調にー」
このセリフからの流れでパフォーマンスに入るため、木葉のトスへのコメントなどはなし。演出上のフォローもなかったような気がするので、ちょっと残念。ここも木葉秋紀の見せ場なのに…。

♪行こう 東京 最強の場所
掴もう 至高の勲章
血液 滞りなく流れろ 酸素を回せ 脳へ
血液 滞りなく流れろ 酸素を回せ 脳へ

音駒の守備がハマり。ついに、ドシャットを食らう木兎。
「木兎止めたー!!」
木兎「クッソォ!」
赤葦「木兎さん。相手のブロック意識しすぎでは?拾われたら拾われたでまた打てばいいですし」
木兎「なんっかクロスダメだぁ。クロスに打とうと思ってもストレートに打っちゃうんだよ」
木兎の不穏な発言に「ヤバイ」という表情で集まってくる3年生。
赤葦「木兎さんの弱点その37 片一方の調子が著しくいい場合」
木兎「俺いつも クロスってどう打ってたっけ?」
原作に忠実なしょぼしょぼ顔の木兎。
赤葦「もう一方を忘れる場合がある」
手でTOのジェスチャーをする赤葦。隣では猿杙が木兎に呆れながら同様のジェスチャーをしている。

梟谷TO

TOに入り、鷲尾木葉が 下手から上手へ移動する。呆れて項垂れながら歩く鷲尾。そして、「なんであいついつもあぁなの!?」と言わんばかりに、項垂れた鷲尾の背中に凭れ掛かりその背をポカポカと殴る木葉。
この後の木葉、猿杙のセリフは多分カットされていた。赤葦のモノローグもなし。
「梟谷のエース不調?」
「クロスの打ち方どうだっけって聞こえた」
「え、ふざけてんの?」
赤葦「残念ながら大まじめだ」
なんてこった感の強い赤葦のこのセリフ。
木兎「どうしよう?」(言ってなかったかもしれない、はじ巨の記憶の可能性がある。)
赤葦「では、何も考えずクロス打ってください」
赤葦「道は作りますので」
赤葦、舞台中央に移動していつものアサシンポーズ。
木兎「赤葦、かっけーなオイ」
赤葦「約束したので」

~回想~

音駒はハケ。上下の鏡が中央でクロスするように移動してハケ。
鏡の後ろで梟谷メンバーはジャージ(上着)を受け取って着る。

部活の自主練後、アイスを買い食いしている。

猿杙「なぁなぁ、ガリガリ君に大根おろし味でないかな」
小見「は?」
猿杙「どっちもシャリシャリだし!」
小見「なら、大根おろし食ってる…」
何やら、テンションの低い木兎に声を掛ける木葉。
木葉「どうした?」
木兎「今日は朝からチョコの気分だったのに何で抹茶買っちゃったんだろ」
アイスを持って頭を抱える。勢いあまってアイスを取り落とす。
木兎「まっちゃあああああああ」
落としたアイスに背を向けしょぼしょぼ歩き出す木兎。呆れた風に木兎から目を離す木葉。木兎が落としたアイスを拾い背中に隠し、自身が食べ終わったアイスの棒を木兎に見せる赤葦。
赤葦「木兎さん、このアイス当たってますよ!」
木兎「お!マジか!替えてくる!」
木兎、下手からスタンド裏にハケ。
鷲尾「赤葦は優しいな」
赤葦「気づきましたか、鷲尾さん」
背中に隠したアイスを取り出し持っていた袋にしまう赤葦。
小見「え、今の赤葦のだったの?」(妄想かもしれない)
木葉「お前、木兎に甘すぎるんじゃないのか?」
猿杙「前から思ってたんだけどさぁ。赤葦ってなんでそんなに木兎ファーストなの?」
赤葦「それは、木兎さんの調子が良ければ、それだけ勝てる確率が上がりますし…」
猿杙「それはそうだけどさ。なんて言うの、モチベーションとかさ」
赤葦「約束してるんです」
木葉「約束?」
赤葦「はい」
木兎、新しいアイスを持ってスタンド裏から戻る。
木兎「また、抹茶選んじゃったよ」

~回想終了~

サイドから 鏡が戻ってくる。回想入り時と同様に、鏡裏でジャージを脱ぐ梟谷。
赤葦「孤爪はきっと、木兎さんの居るレフト前方を狙ってきます。あと、できればサーブレシーブをいつもよりネット際にお願いします」
「「「「おう!」」」」

TO終了

研磨サーブ。
「前!」
木葉「任せろ!」
赤葦「灰羽、経験不足をセンスと身体能力で補ってくるハマったら怖いタイプ。でも、黒尾さんと比べれば欺きやすい」
赤葦リフト。ツーアタックのモーションからのレフトへのトス。これ以降のモノローグはカット。
赤葦「木兎さん!」
木兎「視界良好!」
センターで木兎リフト。スパイクモーションに合わせて、舞台中央付近から下手面に向けてピンスポットでのクロスの軌道演出。照明は一旦コート内に落ちて、その後客席まで走る。
赤葦、梟谷メンバーに見えない角度(客席側)で小さくガッツポーズをする。
赤葦「OKですか?」
音響SE。合わせて鏡が傾く。(反射で照明が大きく変わる)
ここは大阪のゲネからタイミングが変わっている。大阪ではBGM入りのタイミング。
赤葦「OKですね」

♪TOKYO SHOWTIME さぁ 頂上到達
♪HO HO ウォイ!ウォイ!ウォイ!
♪ONE WAY さわげ!
♪TOKYO SHOWTIME さぁ 頂上到達
♪HO HO ウォイ!ウォイ!ウォイ!
♪ONE WAY さわげ!

音駒、梟谷相対してのパフォーマンス。

ここから先は本格的に記憶がありません。
断片的にどうぞ。

終盤のラリーの応酬。
赤葦スパイク(ツー)、研磨ツーもやっていたような気がする。
上手奥で、木兎さんの股下くぐる赤葦(これがツーだった?)。

奥音駒、面梟谷で相対。
木兎「叩け鷲尾!」
鷲尾さんの見せ場、ダイレクト。めっちゃかっこいい。

「上等!何回でもブチ込む!」
「来い!何回でも拾う!」
梟谷、最前で並ぶ。
「「「「「「ほんと打つとこねーな!!」」」」」
また、戻る。

赤葦「約束。木兎さん、俺たちに最高の景色、見せてください!」
木兎超インナースパイク。照明は復活クロスの時同様スポット。
あかね「あんなのずるいよ。かっこ良すぎじゃん」

梟谷勝ち確BGM。
心得一つごとに、中央で梟谷メンバーがポーズをとる。
「一つ 背中で味方を鼓舞するべし」
「一つ どんな壁でも打ち砕くべし」
「一つ 全てのボールを打ち切るべし」

♪HO HOO
HO HOO
HO HOO

梟谷オンステージ。
照明がめっちゃ眩しい。流れを全部梟谷に持って行かれる感覚に陥る。
黒尾「かっこよし男かよ!」
良い黒尾鉄朗だったなぁ…。

両校、礼をして握手。
梟谷はテンション高く、上手にハケる。
猿杙木葉小見が木兎を呼び、木兎はその三人に飛びつく。その後、木兎は梟谷の幟を持って他のメンバーとともにハケ。
赤葦のみ、一瞬立ち止まり、音駒を一瞥してハケ。

この後、音駒の会話。
「俺はもっとバシバシ点獲ってブロック決めて、観客席からワーキャー言われる男なんです!」のくだり。黒尾鉄朗のキャプテン力の高さが光る。
そして、チームワークの話を避けるように輪から外れる研磨。追いかけようとする芝山とそれを止める猛虎。2年生の関係性が見えるシーン。
オリジナルの研磨からリエーフへの声掛け。励ましているような、ただ事実を伝えているだけのような不思議なスタンス。
そして、最後まで引っ張るロシア語ネタ。

戸美VS井闥山。スクリーンが降りて、佐久早たち井闥山が映る。
ブロック?で沼井が怪我。怪我した瞬間にすっ飛んでくる大将。とても、ヒールには思えない真っ直ぐな主将だなぁ、と思うシーン。

井闥山に負けた戸美、梟谷に負けた音駒での3位決定戦。
奥と面に整列して相対。スクリーンに燃え盛る炎が映る。
「~~崖っぷち!」(崖っぷちしか覚えてない)
舞台照明が落ち、スクリーンに炎を残し一幕終了。
BGMはそのまま休憩中も流れる。

終わり!
二幕を書く元気も時間もないね…。
もう来週円盤なんですか???
ひぇええ……。

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