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【21年12月FOMC】ドットチャート分析【速報】

〇分析と考察
9月ドットチャートと比較して相場予想通り早期利上げを示している。

・2022年は18名全員が現在のFF金利利上げを示している。
1名が+0.25の0.25~0.50%、5名が+0.50の0.50~0.75%、10名が+0.75の0.75~1.00%、2名が+1.00の1.00~1.25%となった。単純に平均をとるなら。FF金利は0.68~0.93%となる。1回の金利上昇が0.25%とすると2.2~3.2回の利上げが予想される。これは市場予想とほぼ一致する。

・2023年は2名が+1.00の1.00~1.25%、5名が+1.25の1.25~1.50%、3名が+1.50の1.50~1.75%、5名が+1.75の1.75~2.00%、3名が+2.00の2.00~2.25%となった。平均が1.53~1.78%となり、2022年からの上昇は0.85%となる。2023年内の利上げ回数は3.4回と予想される。

・2024年は5名が+1.75の1.75~2.00%、5名が+2.00の2.00~2.25%、1名が+2.38の2.38~2.63%、2名が+2.25の2.25~2.50%、4名が+2.75の2.75~3.00%、1名が+3.00の3.00~3.25%となった。平均が2.20~2.45%となり、2023年からの上昇は0.67%となる。2024年内の利上げ回数は2.7回と予想される。

・長期目標は2.5%で継続となっている。

〇総括
市場予想とほぼ一致したドットチャートが発表された。2022年利上げ回数は2~3回。2023年は3回、2024年は3回と予想される。

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