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母校の文学部(文芸部のこと)が舞台のアニメが始まっていたことを高校の同級生から教えてもらった。

見てみたら、めちゃめちゃ母校だったしめちゃめちゃ部室だった。エンディングには私がふざけて部室のドアに貼ったボノロンが映り込んでいて、8年くらい経ってるのにまだ剥がしてないの!?という驚きと感動があった。

部室のドアにデニーズでもらったボノロンの紙を貼るくらいには部活のことが好きだったし、のびのびやらせてもらえていた。
高2から高3の受験期まで、毎日何時間も部室に入り浸って喋っていた。私が面白いと思うことや、これは好き、これは嫌いの線引きは全部あの部屋で固まったと言っても過言ではない。キモい出(分からない人は分からないままで大丈夫です)もある。
楽しいと思うことは全部できた。永遠に忘れないだろうなという瞬間もある。
私と部長が面白すぎたことで伝統行事が生まれたらしく、部のXアカウントを久々に覗いたら2023年にもその行事が執り行われていた。
でも私たちは面白いだけだったので部室に置いてた経費は泥棒されたし、定例会議みたいな真面目な集まりには全然人が来なかった。成績が良かったから好きなようにやらせてもらえていただけ。そんなのも良かった。

変わらないものに憧れるから、自分が貼ったボノロンが8年くらいそのまま貼られていることに心を掴まれてしまった。それをアニメのエンディングで知ったのも素敵だと思った。

こんな文章を書いている暇があったら当時の友だちに連絡をとった方がいい。
2024年の夏なのも運命的だと思う。
別に何かを取り戻したいわけではないけど、会えるなら会いたい。変な人生、せっかくなら

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