感想
102週間ぶりにnoteを更新しない1週間を過ごした。
noteに書きたいことは相変わらずたくさんあって、100週間毎週毎週何かしらを書いていたもんだから「今週はnoteを書いていないなあ」という意識はずっとあった。最近は仕事もそんなに忙しくなかった。どうして忘れてしまったんだろう。
noteという、割と大事にしていた習慣が抜け落ちるくらい、嬉しい気持ちだったのかもしれないね。(noteのお父さん!)
最近の感想。
結果発表
8/18(金)18時にキングオブコントの準決勝進出者が発表された。とにかくさすらいラビーが準決勝に進んだことが嬉しかった。
相対的な尺度に興味がない。私がさすらいラビーを好きだと思っている時、そこには他の芸人もいないし興ざめなことを言ってくる野次馬もいない。それくらいまっすぐに好き。とは言ってもお笑いが大好きで、目当てもなく準決勝を両日観に行っていた時期がある人間にとって、とびきり嬉しい結果だった。
準々決勝、東京の2つの部を観に行った。面白かったし「いいな」と思った組が良い感じに準決勝に進出していて嬉しかった。1日目のサルベースの理想的なパフォーマンスを観ていなかったら無理やり2日目の予定をこじ開けることは絶対にしていなかったので、感謝している。面白くてかっこよかったな。「お母さんが居ていいおうち!?」
応援している。権威がある人からの評価、実績、チャンス、人気、全部あった方がいい。これらの相対的なきっかけでついてきた要素が、2人の勢いを加速させて、どんどん魅力的にさせるんだと思う。魅力的な2人、もっと観たい。結局応援なんて自分のためでしかないという考えに着地する。2人が欲しいものをたくさん手に入れて、幸せになってほしい。私が喜ぶので。
そういえば発表直後は終業直後でライブのために家を出ないといけないタイミングだったのでバタバタしていたのだけれど、夜22時くらいに冷凍パスタを食べ始めた10口目くらいでグッときた。私がグッとくるタイミングは冷凍パスタの10口目。
テアトロコント
嬉しいついでに。
さすらいラビーが9/22(金)にテアトロコントに出演する。嬉しい。テアトロコント、3年以上前に2回行ったっきりなんだけれど、大好きなライブ。
空気感、贅沢な時間、パンフレット、全部が素敵だった。
けっこう前からテアトロコントに出てほしいと思っていた気がする、と思って2022年の頭に挙げ連ねた願望リストをもう1回見てみた。
このツイートの中身が以下。
Twitterだと恥ずかしいからここで。
今となっては学生服じゃなくていい、とか、トッパレ(A)のことをとにかく無理ゲーだと思っている、とか微笑ましい部分は多々あるものの、全てと言って過言ではないくらい実現している。
私は幸せ者だ。
今は今でたくさんの見たい姿がある。こんなに感慨深く、愛おしい気持ちになるなら書き起こしておくのもいいかもしれない。感慨深くなるために追っかけてるわけじゃない、面白いから観に行ってるんだというのは、第一にあるわけですが。
2022年の2月末、ナルゲキが工事中でユーロライブで公演をしていた時期があった。ユーロライブはテアトロコントの会場。ナルロク+でエアコンのネタをしていて、もうその時には私には2人のテアトロコントが視えていたんですよと、渋谷コントセンターの方々にアピールしたい。待ちました。
noteにも書いた気がする、と思って掘り起こしたら文章のほとんどが「ヘビセンの神回」についての話で笑ってしまった。
短歌
順調に歌集を買い集めて読んでみている。
せっかくなので特に好きだった歌の話をする。
私が枡野浩一さんの歌集を"買わなければならない"と感じて衝動的に購入した理由に"切実さ"があったのだけれど、青松さんの短歌からは切実さを強めに感じて苦しくなる。
ほら、「やめてよ」と思うくらい切実。
枡野さんの歌の好きなところとして、自分に引き寄せやすい、というところがある。とても美しい作品なのに、自分のことのように感じられる部分が多い(だからこそ切実さを突きつけられて苦しい、という側面もある)。「水上バス浅草行き」は、この方面で優しい気持ちになれて好きだった。
歌集を読んでいると、秋が無視されていなくて嬉しい。私は秋が大好き。
身近にある機微が、とか言って油断していると泣かされそうになってしまうところも、好き
あとはもう、作者と魂が近いところにあるか、みたいな話になってくる気がしている。ゆめのほとり鳥、とても好きだった。信念が好き。
好きな歌や歌集とその感想をいつでも待っています。週に何回も新着メッセージがないか見に行ってます。何度でもリンクを貼る。ピカピカの箱
直接話せる人は直接話しましょうね。
ラプソディ・イン・ブルー
カタカナで書くとカタカナって感じがしますね
Wikipedia引用失礼。
「アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが作曲、ファーディ・グローフェが編曲したピアノ独奏と管弦楽のための音楽作品」。のだめで知った。
最近改めてよく聴くようになった。この曲を聴いていると何故か自分の生活を重ねてしまって、今私はこの辺にいる気がする、と感じる。
この曲の良いところは、最後の最後、大サビ(と
私が勝手に捉えているフレーズ)で曲が終わるところ。この曲をなぞったら大団円で終われるという、安心。とにかく、とってもドラマチックで好き。
関係ないけれど、宇多田ヒカルの新曲「Gold〜また逢う日まで〜」が本当に良い。いつか生で聴きたい。自分の美しいと思うもの(信念とも言える)をこんなに美しく言葉で表現できたらもう上がりですよ。こんなnoteも書かない。全部曲で言えてるから。実家にいるとき歌番組で初めて聴いて、泣いているのがバレないようにするのが大変だった。
MVはかなり新宿西口。
君たちはどう生きるか
一切の情報を入れたくない人はこれ以降は読まないでください。そのために最後に置きました。
面白かった!
説明が少なく、堂前さんが昔プレイしていた「Returnal」というゲームみたいだと思った。このゲームはゲームオーバーのたびに世界や装備が変わるんだけど、これもほとんど説明がなかった。
私はとにかく作品を「自分に引き寄せ、解釈をする」形で楽しもうとする。主人公に感情移入するのは難しかったけれど、途中から何となく見方が掴めてきてとても惹き込まれた。「人間」や「世界」といったスケールの大きさがジブリだなあと思った。宮崎駿はこれを"希望"として描いた、みたいな文言をTwitter上で目にしたけれど、私はけっこう"絶望"や"諦め"に近い部分を多く感じ取ってしまった。でもひたむきな少年の姿や最後の展開は、希望と言われれば希望な気がする。
"分からない"に対するキャパシティがあって良かったと思った。
久々に書いたからこんなに長く、夜が深くなってしまった。
秋までもう少し、楽しみな予定ばかり、最高の秋まっしぐら。
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