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オススメコンテンツの紹介と感情の話

3/23 あの子の自転車vol.10
ユーロライブでダウ90000がゲストを呼んで定期開催しているコントライブ。配信が4/23まで購入できる。1000円。安すぎ。
とっっても面白かった。
面白いライブはこの世には無数にあって、とっっても面白いライブもまあまあな数あると思う。
私が思うこのライブの特筆すべき点は強度。ダウのひとつひとつのネタ、ゲストそれぞれのネタ、全て中身までぎゅうぎゅうに面白い。
強度があるライブは配信の画面越しでも、エンディングがカットされていてもお金を払って観る価値がある。ライブならではの良さ(空気感など)に終始しない、言葉や発想の魅力が詰まっていた。
なんといってもラストのダウのコントが面白かった。心を揺さぶるわ、よくできているわ、1人1人(特に蓮見さんと上原さん)の魅力がでているわ、刺さるフレーズが揃っているわで、観終わった後の充実感が途轍もなかった。エンディングで聞くところによるとこれは本番当日にできたネタで、10分尺の予定が20分になってしまったとのこと。すご。
ダウ90000が面白いなんて言葉、耳タコだよと思われるかもしれないけれど、それでもなお大きな声でこのコントの良さを主張する必要があると思った。
ライブを通して、"これ、私が一番面白がってるんじゃない?"という瞬間が何度もあった。こう感じることができるライブはもれなく素敵なライブだし、意外とみんなこのように感じていたりする。1人にぶっ刺さるだけのパワーがあるということは、別の箇所であれ他の誰かにもぶっ刺さるパワーを持っていることを意味するような気がする。
ダメ押しの魅力として、出囃子で登場するっていうのもありがたかったし、ネタとネタ以外の境目が曖昧になる部分には遊び心もあって楽しかった。
あの子の自転車に初めて行ったけど、本当に観られて良かった。この日に感じた"面白い"を大事に抱えていこうと思った。ユーロライブで私の"面白い"の軸に限りなく近いお笑いが展開されていた。

私は配信も買います。




おすすめライブ紹介は終わり。
あとは日記みたいな文章。


あの子の自転車があった週はさすらいが出るライブが月〜土まで1本もなくて、他のお目当てがいるライブ(目当てがいない楽しそうなだけのライブもあった)に4本行くだけのゆったりした1週間だった。
ここぞとばかりに在宅勤務ではなく出社をして、積極的に残業を行うことで翌週のトッパレナルロク期末決算に備えた。スーパーで買い物をして帰って、ラジオとか音楽を聴きながら自炊して、お風呂に入ってちょっとぷよぷよして早めに寝る、みたいなライブに行かない日の過ごし方をすることがいつもより多かった。
今後仕事も忙しくなるだろうし、今見てる人たちが売れていったらライブの出演本数も減って、こんな生活が普通になっていくんだろうなあ、その頃にはどんなことを考えてどこで誰と(1人か?汗)暮らしてるのかなあ、面白そうな公演を見つけたらたまにはライブに行くんだろうなあ、などと考えた。

日曜日に昼と夜でライブを2本観た。
そこで1週間ぶりに観たさすらいがネタも平場(平場って生意気な)もずっと面白かった。替えがきかないなと思った。何が「こんな生活になっていくんだろうな」だ。めっちゃ好きだしこれからも観ていきたいんだけど。未来の自分を想像できたような気になっていただけで、実際のところは全然、全然この人たちをまだまだ観ていたいと思った。
替えがきかないな、困ったな、と思いつつ困ってなんかいない。替えがきかないなと思えて嬉しかった。媒体はなんであれもっと観たい。"媒体はなんてであれ"とかかっこつけてしまった。ライブで観たい。めいっぱいマス向けに活躍もしてほしい。わがまま

ライブ2本の間にフォロワーさんたちとたくさんおしゃべりした。1年前までは全部のライブに1人で行っていたのだけど、最近は仲良くしてくださる方がたくさんいて、合間におしゃべりすることが多くなった。(ひとえに私が見ている人たちが魅力的なおかげ!) このおしゃべりでは必然的にこのネタが良かった、これが楽しかった、みたいな話になる。多分この時間が好きに拍車をかけている。ここが好き!と言葉にして人に伝えることで、感情が整理されて定着している感覚がある。
そういった意味でいうと、今打ち込んでいるこの文章も拍車をかけているのかもしれない。まあ拍車はかけて損はないと思うのでかけておく。


替えがきかないなと思って嬉しかった
が要旨


ねえ三週間ハネムーンのふりをして旅に出よう♪

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