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秋③

今年も秋がやってきた。
毎年秋が来たなと"私が"判断したタイミングで「今日からが秋」とツイートし、秋というタイトルのnoteを書いている。

秋(2021)

秋(2022)

話は逸れるけれど多分私のnoteには100以上の記事が公開されている。これだけ記事があれば、読まれるのが恥ずかしい記事も埋もれてしまって簡単には見つけられないだろうという安心感がある。木を隠すなら森の中、恥ずかしいnoteを隠すならnoteの中。

2021年は9/20から、2022年は9/21から、2023年は9/23から秋。

秋になるちょっと前からの振り返り。

キングオブコント準決勝
2日間観に行った。ライブ全体として豪華で楽しかった。さすらいの大好きなネタが輝いていて、勝手に誇らしい気持ちになった。物心ついた時から賞レースを見てきた人格が"決勝、なくはない"と感じていて、感じていたからこそ発表まで暫くの間苦しかった。私にとって期待をすることは苦しいことなので。

VALE TUDO
準決勝を観た後に恵比寿のクラブへ。
せっかくだし右手さんにいっぱい好きなものを観せてくれてありがとうございますと伝えよう!と思い立ったはいいものの終始人口密度がいちばん低い壁際に張り付いて「こういう人生なんです、私は。無理です。」とフォロワーに泣き言を言っていた。
結果的に言いたいことは一方的に伝えられたので、私の"こういう人生"がちょっと素敵なものになった。
準決勝の結果が気になって仕方がない人間、賑やかな空間が得意じゃない人間が行っていい場所ではなかった。VALETUDO初めてじゃないから分かってたのに。気分転換になるかと思って、、、
フォロワーに「ラブレターズまじですごかった!!」「ジャンポケはすごい有名なネタしてた」とか話してた。クラブで。DJが鳴り響く中パブサで流れてくる評判に唸っていた。帰れ!出ていけ!(ツンツク内藤さん?)
次行くとしても、その時は準決勝からのハシゴではないはずなので大丈夫。

万華鏡展
美しいものを見つけ出すことに喜びを感じる。
万華鏡は綺麗で不必要だから大好き。
それぞれ綺麗なんだけど、稀に明らかに他と違う輝きを放っているものがあって、それを覗いた途端に息が苦しくなる。3年振りに息が苦しくなるくらい好みの万華鏡を見つけて、購入してしまった。
お笑いライブも似てるかも、と思う。キラキラした忘れたくないくらい面白い(美しい)瞬間があって、それを見つけに行っている。万華鏡はライブと違って購入すればずっと自分のものとして輝き続ける。
準決勝やテアトロコントの直後に出会った万華鏡、私のセーブポイントみたいだと思った。
大切にしたい気持ちを閉じ込めるみたいに万華鏡に託した。

シスタン
サイハテがキャンセルでちょっと悲しかったけれど、代わりに野坂さんがピンネタをやっていた。予想をしていなかったテイストで、面白くて、好きな感じで、たまらなく嬉しかった。このライブを観たことが、数年後により強い意味を持つ気がする。右手でグーパンチ主催のノイジーマイノリティを観たことが今意味を持って立ち現れてきているように。寄席明を観たことは運命だったと確信しているように。
ノイジーマイノリティ、たしかアンケートに来場のきっかけ?を書く箇所があって、そこに「ビデボーイズを観に来ました!」と書いた気がする。エクスクラメーションマークをつけたことをよく覚えている。初めてビデボーイズ目当てで行ったライブだったのでワクワクしていたんだと思う。
シスタンも、エクスクラメーションマークのライブだったと思う。サイハテ観たかったという気持ちは全然あるけど。
私がお笑いを好きなのって、賞レースの結果にそわそわできるからじゃなくて、びっくりするくらいきらきらした面白いものを見つけられるからだと改めて思い出せて嬉しかった。
アポロってめっちゃ良い曲。
今まで"みんなの名曲"だと思っていた歌が固有の思い出と結びついた時、すごい速さで自分の中に馴染んでいく。それをアポロで実感している。

賞レースってでっかいバトルライブで、私はバトルライブが得意ではないのでこの期間嬉しい気持ちの裏でジリジリと衰弱していた。
それがテアトロコントとシスタンで完全に回復した。

賞レースがなくなればいいとは全く思わない。
芸人さんのモチベーションになっていて、結果次第では大きなステップアップのチャンスがあるんだからその存在に感謝している。
ただ私は全体重をのっけて熱中することはできなくて、過去何度も何度も水差し人間になっている。どうか"自分の中の「好き」が強固すぎて、賞レースなんかじゃビクともしない"と捉えて許してほしい。
今日もトッパレの後、フォロワーとご飯を食べに行った。3人の中で準決勝に行った組を1番熱心に?集中的に?応援していたのは私のはずなのに、私が1番ヘラヘラしていて可愛くなかった。
花束をもらった。さすらいの決勝を確信して、祝ってくれようとしていた。
本当に嬉しかった。さすらいが面白いおかげで貰えた花束なんだけど、さすらいがどうとか無視して喜んでしまった。決勝を確信していたのも嬉しかったしかっこよかった。
黄色いバラの花言葉は、絆♪

リュックのチャック開きすぎ

せっかくラブレターズの2019単独のグッズのパーカーを着ているのに全然見せられていない。
ラブレターズの決勝を祝えるようにこれを着て出勤したのに。

今、すごく晴れやかで、満足している。
準決直後は「もうやめて!期待しちゃう!」と勝手にパブサをしては呻いていたけれど、26日くらいにはこんなにたくさんの人が面白いと言っていて、素直に嬉しい!という気持ちになっていた。
また新ネタを楽しみにしながら過ごす日々が戻ってくる。嬉しい日々。

忘れられない夏になって嬉しい。

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