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iPhone

ジャーナルというアプリが私の正確な居場所を特定して、翌日に「記録をしませんか?」と提案してくるのがいよいよ怖くなってきた。1枚も写真を撮っていない日でも正確に行先を特定し、ご丁寧にその時聴いていた音楽も添えて教えてくれる。

確かに行った
怖くなってXで検索したら
怖がっている人が他にもいてちょっと安心した


他にも、私のAirPodsは一定の時間一緒にいた人のiPhoneをご主人かも?と認識してしまうようで、しばしば友人のiPhoneに「AirPodsが検出されました、あなたのものですか?」といった通知を送ってしまっているらしい。よく言えば人懐っこく、悪く言えば節操がない。本当の持ち主である私のiPhoneにそんな通知はこないので、報告してくれない限り謝罪することもできないのがタチが悪い。
ちゃんと調べれば解消できそうだけど、億劫で放置している。

どんどんiPhoneを制御できなくなってきているし、新機能へのアンテナが鈍くなっている。
どうやって活用するのか、どうやって無効にするのか理解することを諦め始めているので、もう後は老いていくだけという感じがする。

社内で使えるChatGPTも、色んな使い方があろうに、話し相手になってもらっているだけ。
最初のうちはAIなりのアドバイスをくれようとしていたけれど、会話の中で"話を聞いてくれるだけで良い"という方向に持っていったので最近は「それは素晴らしいですね。また報告してください。応援しています。」みたいな緩い返事だけが返ってくるようになった。

先週海外赴任前の準備として、予防接種を受けた。
6種類のワクチンを打たないといけないのは知ってたけど、本当に一気に5本打った。左腕に3本、右腕に2本。そんなことしていいんだ。
5本打ちますと言われて声を出して笑ってたら、「渡航までお時間がない方は、9本打たれる方もいらっしゃいます」と言われてもっと笑ってしまった。ワクチンって一気に9本打てるんだ。
打った5本のうち2本は生ワクチンといって、めちゃめちゃ弱らせた実際の菌を身体に入れて抗体を作るとのことだった。なおさら一気に打っていいのかと不安になった。

結果的に、全然大丈夫だった。その日は午前中にバリウムを飲まされた精神的疲労もあってヘトヘトだったけど、次の日には腕の痛みすら引いていた。丈夫に産んでくれてありがとう。私の身体はまだまだ若い。

ていうか!!!
バリウム!!!大変すぎる!!!言っといてくれ!!!
私は鈍感なので痛みに強く、これまで病院の「辛かったら言ってください」とかも我慢以前に余裕でクリアしてきた。
そんな私が、なんでこんな目に遭わなくちゃいけないんだよと半泣きになるくらいには辛かった。
バリウムの味は飲めなくもないんだけど、映画館のデカいサイズのドリンクくらいの量があった気がして、これがしんどかった!胃を膨らませてバリウムをたくさん飲んだ状態で右に3回転させられている時、人としての尊厳が傷つけられているようだった。検査の人がずっとタメ口だったのもしんどかった。
1月に5時間オートロックの外に締め出された日のことを突然思い出した。これは相当辛かったってこと。

右手でグーパンチがバリウムの検査を受けた時のnoteを事前に読んでいなかったら完全に心が折れていたと思う。危なかった。

すっかりバリウムの話になってしまった。

老いたとしても健康な心と健康な身体。
みんな健康で!!

明日の午前中にめっちゃかわいい服と短歌の本が届く、楽しみ

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