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4連休

1/7(土)
前日にカレーが出てくるネタを見たり、ダウ道上さんがストーリーにエチオピアの写真を上げていたのを見て、無性にエチオピアのカレーが食べたくなった。エチオピアは神保町や秋葉原、高田馬場に店舗がある。高田馬場のエチオピアは大学に向かう時に毎日通りがかっていたし、神保町のエチオピアは神保町よしもと漫才劇場に月10回くらい通っていた時期によく目にしていた。たまたま2つの店舗がめちゃめちゃ目にするところにあったもんだから、ゴーゴーカレーくらいどこにでもある店だと思ってしまっていた。ゴーゴーカレーくらいどこにでもある店ならわざわざ足を運ばなくてもよいか、と思って今まで1回も訪れたことがなかった。全然有名店だった。
せっかくなら馴染みのある高田馬場の店舗に行こうと思い、ついでに穴八幡で初詣をすることにした。上京して既に2回引越しをしているので、東京にホームタウンというものが存在しない。そんな私にとっては大学時代を過ごした早稲田が故郷みたいな位置づけで、在学中も、卒業した今でも、節目節目で穴八幡に"帰って"いる。エチオピア、すごく美味しかったので大学生のうちにもっと通っておけばよかった。
高田馬場を歩いていたら、広いサイゼリヤだった場所がイタリアンダイニングになっていたり、広いTSUTAYAだった場所がインターナショナルスクールになろうとしていたりした。高田馬場はこと飲食店については非常に移り変わりが速いので、歩いていて飽きない。国際色が豊かであることも特徴のひとつで、今回も「もうハナから街に定着するつもりがないじゃん」というくらい毒々しい黄色の看板のフライドチキン屋?が開店していた。今になって考えるとタピオカもバナナジュースも、あのけばけばしい看板からして街に根付こうとはさらさら思っていなかったのではないかと思えてくる。
穴八幡のおみくじは生年月日によって決められていて、興味があったので引いてみたら「病気:九死に一生を得る」と書かれていた。調子に乗るなということだなと解釈した。
ライブを2本観た後、Twitterのフォロワーさんとご挨拶ついでに王将に行って2.5時間話し込んだ。当然のようにお笑い以外の話を一切しなかったので、フォロワーさんがどんな人たちを好きになってきて、今どんなお笑いに興味があるかはすごくよく分かったのに、どこ出身でどんな仕事をしていてどんな食べ物が好きでどんな曲を聴くのかは何も分からなかった。話してる時は全然気がつかなかった。楽しかったので何も問題ない。

1/8(日)
友人と浅草に行って、めちゃめちゃ美味しいでおなじみのヨシカミのハヤシライスを食べた。
せっかくなので浅草寺に行ったりスカイツリーを眺めたりした。浅草寺でリベンジだと息巻いて引いたおみくじは凶で、健康はもちろん全ての項目でけちょんけちょんな言われようだった。

蛇虎…から始まる文章で幸福が訪れるとは思えない

「牛に二つの尾をつづれば失の字になります。何か損失があるかもしれません。」という部分を読んだ時には「牛に2つの尾をつづるなよ!!」と暴れてしまった。ひどいよ。
凶だろうが何だろうが私の1年は私が絶対に幸せにするのだけど、とにかく調子に乗るなというお告げだろうと受け止めることにする。2022年は思う存分調子に乗ったので。
屋台がいっぱい出ていて、ベビーカステラが美味しかった。
夜のトークライブで懐かしい気持ちになったことも関係しているのかもしれないけれど、久しぶりに学生時代のシチュエーションの夢をみた。カンニングをほう助していた。

1/9(月祝)
10:30開演のライブに行くことにしたので、フォロワーさんと一緒に近くのマックで朝マックをした。ビッグブレックファストデラックスのドリンクセットにしたら時間がギリギリになってしまった。楽しかったし特典会でいただいたチェキがブレによってすごい残像の写り方をしていて愉快だった。
次のライブが17時開演だったので、フォロワーさんと行きたかったユッチャン。という焼肉屋さん(十九人みたいすぎる)に行って冷麺を食べた。以前父親に連れて行ってもらって、美味しすぎて腰を抜かしてしまった冷麺。やっぱり異常に美味しかった。
それでも3時間以上時間が余って、下北沢の喫茶店で話し込ませてもらった。この時もお笑いの話がほとんどだったけれど、私が「おばあちゃんになる頃に誰かと一緒にいられればなんでもいいんですよ泣」と泣きつく時間もあった。3時間もあればそんな時間も生まれる。申し訳ない。
コンセプトがしっかりしていて素敵でキモすぎるライブと、コンセプトは特にないけどただただ面白いネタをたくさん観られるライブを2本立て続けに観て1日を終えた。そういえばこれが魂ライブ初めだったな。
Twitterにも書いたけれど、一言にキモいと言っても行動とか発言とか単語そのものとか思考とか視覚的なものとか、色んなキモさがあって、その中でも私はやっぱり思考と言葉から伝わってくるキモさがすごく好きだなと思った。キモいから好きってよりかは、キモさは切実さと隣り合わせだから、思考や言葉がすごい速度で伝わってきて、それが好きなのかもしれない。うるさいか。全然違うかも。

1/10(火)
1/3から頑張って保守対応をしたので代休をもらえた。せっかくなので3連休を延長して、平日12時の有楽町と18時の幕張という"行けるわけがないライブ"のハシゴをすることにした。
THE CONTEへの道、お笑いライブとしての満足度か高かった。テレビだけあって小道具もしっかりしているし、大阪から来た人たちを一気に観られる新鮮さもあった。優勝した組はもうネタ始まる時から「優勝だろ」と思っていたし、あのネタはそりゃ強いよね〜!と終演後に合流したフォロワーさんと言い合った(このくらいの優勝者ネタバレは許してほしい)。アツい結果!
TCクラクション古家さんのペンで描いた髭のチープさがやけに印象的だった。
みんなでパスタを食べた後もまだ暴れ足りず、1人でキルフェボンでいちごのタルトを食べた。何度食べたって何個食べたって、美味しいものは美味しい。
幕張に移動。2年半振りの幕張にテンションが上がり、開演前にUFOキャッチャーで遊んでミッフィーのぬいぐるみをゲットした。UFOキャッチャーをしている時の私は後先を考えていないので、取れた後に「この子と一緒に観るの…?」と困惑する。取れた時の快感がすごいし、UFOキャッチャーって運の要素もあるけれど基本的に実力で成果を得られるので、やりがいがある。
平日の18時幕張って誰が行けるんだよと思っていたら想像よりもチケットが売れていなくて、誰も行けないじゃないか!と思った。配信って素晴らしい。
19時に終演して、すぐに帰ってもよかったけれど4連休を終わりにするのが惜しかったので、フードコートで五目焼きそばと麻婆丼のセットを食べた。とにかく食べるというはしゃぎ方。
よし帰るか、と思って降りてきたバス停に行ったら「降車専用」と書かれていて、それならばこっちはどうだ、と向かったバス停からも乗ることはできなかった。暗くて寒い道を10分くらい彷徨って、心が折れてしまったので初めてTwitterのスペース機能を使った。入室してくれたフォロワーさんにバーッと泣き言を言い、励ましてもらうことで"生きて帰るぞ"と気持ちを立て直すことができた。心が折れた時はスペースをするのも手だと知ることができた日。しょうがない、歩いて帰るか、と覚悟を決めたところで、減速するバスと、その先の人だかりを発見して無事にバスに乗って駅に向かうことができた。ミッフィーを抱いていたことで寂しさを軽減できてよかった。ぬいぐるみがこんなに実用的だとは。かわいいだけかと思っていたら。

振り返ってみたら4日間毎日行く先々でフォロワーさんとお話させてもらっていて、いつからこんなに外向的に!?と自分でも驚いている。自分が外向的になったのではなくて、素敵な人たちが仲良くしてくれているのだから余計にありがたい。なんで仲良くしてくれてるかって、私が素敵な人たちを応援しているからなので、本当にすごいことだなあ、ありがたいなあと思った4連休でしたね。


凶を引いた1時間後には松屋浅草の一角で電車の運転席をガチャガチャいじりまくって調子に乗っていた。調子に乗るのって楽しいのでなかなか制御できない。

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