二人三脚の受験奮闘記4

夏休みが過ぎ、学校の成績は上の方で安定するようになった。そんなある日‥‥。

「この先生の記事読んですごく面白くてここ行きたいんですけど•••。」

うんどれどれ、あーこれは最難関ではないか。何はともあれいいモチベーションである。

「ちょっと気合い入れてやらないといけないけど頑張れる?」

「はい!」

しかしやることは同じ。ひたすら教科書中心で、30日完成など利用しながら順調にこなしていく。センターは練習くらいでもいいがやることはそんなに変わらない。そのままそのまま。急に模試の成績は変わらない。たぶん最後まで変わらない。現役だから仕方ない。我慢するのだ。最低点で滑り込んだら勝ちなのだ。

勉強もペースがあるし、体力がある。眠い時は寝る。決して無理をしない。頑張っても明日は覚えていないだけだ。それなら寝た方がいい。

だんだん数学の証明やらはできるようになってきたので、後は任せて歴史の勉強をする。残念ながら私は読書が趣味だったので歴史の勉強をしたことがない。同じようなものかなと思いながらひたすな時代ごとのとぴっくや世界の流れを話し続けていった。効果の程はよく分からない。頭に残るかどうかしかないのでは?


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