二人三脚の受験奮闘記6

センター試験が終わって、あまり思わしくない成績であったが模試のようなものである。

さっさと次に進む。願書は予定通りに志望校に出しておいたもらった(後にこれが大きな問題となる)。


今も通じるか分からないが、だいたい10年分くらい過去問を集めてもらった。そして自分で解いてみると、予想通り問われる内容がだいたい同じなのである。そこで必ず必要なTIPを集めて集中して覚えてもらった。問題の読み方、ポイントとなる部分。いつも出ているものが明確で、正しく分析すれば大して問題はなかった。

最低限の暗記事項は無駄を省いて指定。あとはひたすら練習あるのみだ。この方法の問題として、入学後の進級は難しいことを一応、伝えておいた。そこまでは面倒見切れないのでそこは了承してもらった。


そうして試験を迎えた。明るい顔で帰ってきた。同じ高校の受験者で一番よくできていたそうだ。学校の先生にも大丈夫だろうと褒められたそうだ。


そして結果発表!!!

なんと不合格。

おまえ、出した学科が違う。一番難しいところに出したろ?もともと志望していた学科に出した他の受験者は合格していたらしい。。もったいない。。


どうして願書を一緒に書かなかったのか悔やんでも後やみきれない。。合格点をとっていたのに。。

その後、彼は普通の予備校に通って第二志望の滑り止めに入学した。せっかく合格発表だけはできそうなところまで持っていったのに予備校では荷が重かったようで本当に残念な結果に終わってしまった。

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