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メタモルフォーゼの縁側

友達と通話しながら見ました。
最初から最後までいい話だった〜〜〜〜!!!!
まなちゃんのドキドキしながら、でも語りたいであろうキョドキョドした演技がめちゃくちゃソレで、あんなに普段ハキハキした物言いが出来る子なのに!ちゃんとうららちゃんになっててめちゃくちゃ良かったです。
あと私も友達もオタクなので、ワシらやんけ!!って笑いながら見れました😂✨

おばあちゃんの雪さんと交流を深めていくなかで深く築かれる友情は、本当に見ていて気持ちがよく、好きなものを語り合う2人はただただ楽しそうで、本当に可愛くて見ながらニコニコしていました。
その雪さんといる時とは正反対な学校でのうららちゃんのギャップもまたリアルで、応援したくなってしまいました。
BLいいんだよ!って公で言える可愛い同級生を一度は「ずるい」って言ってたのに、ちゃんと「羨ましいんだ」と認識していたところはいじらしくもあり、身に覚えもあり(笑)すごく良い感情が現れるシーンだな、と思いました。

雪さんというおばあちゃんがBLにハマってニコニコキャピキャピしてる姿は本当に可愛くて、好きなものがあるって本当に健康にいいんだな、と改めて思いました(笑)

コミティアに申し込んだ勇気、初めて漫画を描きあげた達成感、出来上がった本を手に取る喜び、どれもこれもあぁいいなぁ。と思えるシーンばかりでした。

おばあちゃんがイベントに行けなく途方に暮れている時に思いがけず出会った人が、憧れの漫画家さんだった、というくだりは本当によかった。
漫画家さんも悩みもがいていた中で、不意に出会った読者に励まされる。
そしてサイン会でまた会うことができるだなんて。同人誌がよかった、と伝え、伝えられることができるだなんて。
双方の喜びが大きすぎて私も幸せでいっぱいでした。



映画にしては、壁が小さく、でも当人たちにはそれはそれは大きな壁で。
それを周りの優しさや、自らの勇気で壊して進んでいく、うららちゃんというキャラクターを愛せずにはいられない作品でした。
雪さんとのバディ感もめちゃくちゃよかったです。見終わったあとの多幸感がすごい。

こんなふうに、優しい優しい世界が続けばいいな、と願わずにはいられませんでした。

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