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いつかの君にもわかること

男手1つで育ててきた息子のお父さんが、病気で命が長くない自分の代わりに息子の家族になってくれる人を探す話。
ある種の終活。でも早すぎて悲しすぎるよ〜

実話を元に作られたこのお話。
お父さんが時間が無い中、息子の為になることは、息子が育つために必要なことは、とずっっっと考え探し続けるサマが、切なく、でも必死で、親の愛を感じずにはいられませんでした。
こういう事って、確かになくは無いのだな、と。
突然亡くなるよりはいいのかな。など、順列をつけるものではないと分かっていながら、悲しさを誤魔化すように考えていました。

字幕しかなかったけどこの幼い男の子の声が、様子が、本当に可愛くて、守ってあげたくなる姿に、誰かいい人のところに…!!とお父さんと同じように思い見ていました。

自分の望んだ通りの人に出会うのは難しい、という現実に直面しつつ、限られた時間の中で選択しなくてはならない葛藤も、リアルで苦しくて、この子の未来が明るいものでありますように。お父さんが後悔せずに逝けますように。と願わずにはいられませんでした。


運命ってなんて残酷なんだろう、と思うと同時に、私も日々を丁寧に、一生懸命生きよう、と改めて思えました。
どんな境遇に生まれ育った子も、幸せな瞬間がたくさん訪れますように…


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