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すずめの戸締まり

すすずめの戸締まり見てきました!
仕事が押して最初少し見れなかったし途中でトイレ行きたくなってしまって1度退出してしまったので、ちゃんと全部は見られなかったのが心残りだけど、面白かった!

CMで見る情報しか無かったので、この女の子が「すずめ」と言う女子高生だという事しか分からず見てたんですが、見ながら「そう言えば戸締まりか…何を?」と思っていたら扉を開けてしまうという。
そこからはじまる奇妙な恐ろしいことの連続に、何でこんなこと思いつくんや…とファンタジーの頭がない私としては衝撃的すぎました。
今までの新海作品も現代ファンタジーとかSF?と呼ばれるものだったけれど、今回そう言った部分が今までで1番分かりやすくて、すごい…となりました。

今回1番印象深かったというか強く思ったのが、

「そうかあの震災の時に4歳だった子は、今16歳なのか」

すずめはその頃の記憶をなくしつつ、楽しく普通に毎日を過ごし、大切な人を見つけ、その人と大変な目にあいながらも素敵な人たちに出会い支えられ生きていて良かったなぁと思いました。
それと同時に、あの頃深く傷ついた子たちも、今を幸せに楽しく過ごしていてくれたら、と願わずにはいられなかった。

今年は私個人のことだが、こどもについて考える事が多くあった。
これからを作っていく、未来を作っていく子たちに、今という時間をめいっぱい幸せに楽しく過ごしてほしい。その為に私にできることは何か。
その事を沢山考えたが、今の私にはまだまだ力が足りず、行動するための資金も、時間も、色んなものが足りないのだと気づかされた。
その事があってか、震災、という誰にもどうする事もできない自体で、悲しむ子どもがいる、苦しむこどもがいる、ということがどうにも許しがたく、でもどうする事もできない自分の無力さでいっぱいにさせられた。
その事をこの映画が考えさせてくれた。

すずめとたまきさんの関係も、すずめと草太さんの関係も、どれもこれも素敵なもので、ダイジンを探す為の旅で出会った人たちもいい人ばかりで。すずめの運が良かったというか、これは新海監督の願いなのか期待なのかは分からないけれど、きっとそういう人が現れる、と絶望している人たちへの救いになれば、と強く思った。
そして1人の創作者として、私も多くの人の希望に、救いになれるような物語を紡ぎたい、と強く強く思った。

出てくる人達がほんとに良かったなぁ…
キャスティングもめちゃくちゃ良かった。伊藤沙莉さんの声も、演技も、優しくて暖かくてすごく好きで、ママさんがめちゃくちゃいいなぁと思いました。
神木くんもすごい良かったね。キャラがもう良かったね。
ダイジンは可愛かった笑

常世のキラキラした幻影的な空間映像は、流石としか言えないほど美しくて惹き込まれた。


私は、子どもたちのために何ができるか。この1年の終わりに再び考える機会をもらえて良かった。

考え行動し続けたい。

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