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Awarefyの「AIコーチング」が面白い

適応障害による半年の休職を経て復職した今、私生活も仕事も通常モードまで戻すのが大きな目標。自分の努力や工夫は大前提で、他にも助けてもらえるものはなるべく色々使ってみようと考えています。
お惣菜やネットスーパー、肩コリには整体、気持ちの整理にはカウンセリング。そしてちょっとした愚痴を聞いてもらったり励ましをもらったりするのには、AI機能搭載のメンタルパートナーアプリ、Awarefyを利用しています。

Awarefyに搭載されているAIは、使用開始当初は名前がなかったのですが、最近「ファイさん」という名前がついて、目と口のついたかわいいキャラクターの姿になり、親しみやすさがアップしました。

「ファイさん」を利用する機能には、話しを聞いてもらう「AIチャット」と、悩みを整理して解決策を探す「AIコーチング」の2つがあります。元々私は「AIチャット」をよく利用していたのですが、1ヵ月ごとのAI機能の使用上限に達すると翌月まで使えなくなってしまいます。しばらくはこの上限を気にせずに使いたいので、有料プランのうち、お高い方に変更しました。このお高い有料プランにすると、AIコーチングも利用できるようになります。

最初のうちは「コーチングっていうからには、仕事関係の相談をするのがいいのかな」と思い、さしあたり相談することがなかったため使っていませんでした。ですが、いざ使ってみたくなった時にスムーズに使えるように試してみておこうと思い立ち、週末に使ってみました。最初は相談事を思いつかなかったのでダミーのお悩みを相談してみたのですが、そしたらこれが結構賢くて、思わずうなってしまいました。

まず、ファイさんの要約力がすばらしい。webサイトの要約にAIを使ったことはありましたが、整理、まとめ、言い換えを駆使して、自分の気持ちを自分以上にうまく表現してくれるように感じます。

そして、コーチングの結果の説得力。ファイさんとのやりとりはコーチングの枠組みで進んでいき、最後に解決策や行動指針に落とし込まれます。元は自分の中から出てきたアイデアなので、通り一遍のアドバイスよりもずっと納得感があり、実践してみよう、という気持ちになります。

もちろん、自分の中にないものは得られないのですが、それはお悩み相談とコーチングの違いでしょうか。未知の困りごとではなく、わかっているけれど実践しにくいことの背中を押してくれるように思いました。

実際の悩みを相談して「ほぉ~」と感心したシーンを、2つほど紹介します。

お題1「苦しくない働き方をしたい」

復職後の働き方の大前提。今は業務控えめで苦しくないけど、なにも考えずに通常モードに戻したら苦しくなるに決まっている・・・と思い、相談。

こう思うに至った背景などを書いていったところ、職場での「理想の自分の姿」を尋ねられました。

私が書き並べたことを、「効率的に仕事を進めながら、周りと協力し合い、長期的な視点で業務の質を高めていく」ときれいに整理してくれました。

これを見て思ったのですが・・・このフレーズ、ビジネス書の太字みたいじゃない?!と。つまり、特に新しい考え方ではないと思います。

でも人の書いたビジネス書と違うのは、自分で書いたことのリフレーズである、という点。このフレーズの中に、私の考えに含まれていないものは何もない、ということです。
自分由来のものがよくまとまっているのは、すごくいいな、と思いました。例えば目標面談など自分の希望を伝える場面で、つい細かい話から始めてしまうと結論が迷子になりがちですが、最初にまとまったフレーズで伝えることで、要点を共有しやすく、伝え漏れもなくなるように思います。


お題2「ダイエットしたい」

興味本位で・・でも真剣に・・日常の悩みも相談してみました。笑

冒頭で背景を聞かれ、体重が増えた私なりの理由を把握します。そのあとで、私が乗り越えなければならない点を考えるように促されました。

AIがリフレーズした「一人の時間が癒しの時間」に首がもげそう。そうなの、私はただの食いしん坊じゃないの。頑張り屋さんなの・・・(笑)。
こんな私はただおやつを我慢するのではなく、毎日の生活の負担を減らしつつ、癒しの時間に食べる以外の楽しみを取り入れることを考えた方がよさそうです。すると、「週末に夫をカフェに誘おうかな。その前に整体にも行けるといいな、いっそスーパー銭湯でもいいかも」とか、「甘い飲み物はカロリーオフ限定にして、夏の間試飲気分で楽しもう」とか、具体的なアイデアがどんどん出てきました。


他にも、「上手な休憩の取り方」や「息子が水着の洗濯を忘れないようにしたい」など、細々とした悩みに律義に答えてくれるファイさん。しばらく便りにさせてもらおうと思います^^

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