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英国の紳士服。

こんにちは。
 近頃、とても涼しくなってきましたね。長袖の出番で少し秋冬を感じられたのではないでしょうか。秋冬楽しみですね。コートにニットにジャケットにその他諸々。私は、今季あるアイテムに全てを注ぎ込んでしまうのでコートは買えなそうです。。
 そこで今回は去年、購入したコートを紹介したいと思います。

 「あー、クラシックな格好をしたいなあ」軽くいうと、こんな気分でこちらのコートを選びました。笑
 ワントーンにならないよう、色に拘ってきた2020年の春夏。秋冬は一気にワントーンで黒でいこうと考えていました。
 でも、モードというよりはクラシックで品のある格好。すなわち、そんなコートを求めていました。
 しかし、この20AWは直前まで何のコートを購入しようかか全くもって決まっていませんでした。私は通常、その年の春から初夏にかけてどのコートを購入しようか決めます。笑
 まず、考えていた候補は日本に入荷せず、そして価格が日本価格で30万越え。現実的ではない…
 そして迷った挙句、浮浪するように私は馴染みの店に。。そこで、このコートと出会い一目惚れをしました。

 このコートの良いところはフロントのボタンを開けて襟を倒してインナーをガバッと見せてもカッコいい、襟を立てて着るのもまたスタイリッシュなんです。私は襟を立てて顔を埋めるのが大好きです。マフラー要らずです笑


 去年はオールブラックでレザーのパンツとセーラーハットと素材違いの黒でコーディネートしました。母親からはスナフキンと呼ばれました。

 コートの詳細ですが、マテリアルもバージンウールという「今までに一度も毛を刈ったことのない羊からとれる最初のウール」をこのボリュームのあるコートに76%も使用。強度、型崩れの防止のためでしょうか、ナイロンを20%。そして、カシミヤを4%。贅沢すぎる、、素材がやばいだけにお値段もそれなりに…

 言い遅れましたがこちらのコート、ブランドはtoogoodというイギリスのブランドです。デザイナーのFaye toogoodとErica toogood。祖母?がテーラーであったらしいですね。お姉さんのFayeは空間デザイナー。HERMESを顧客に持っているらしいです。。このコートのディテールであるバックのセンタープリーツが作り出す独特の服のシルエットが体と衣服の間に空間を作り出しているように思えてしまいます。個人的な意見ですが笑
 実際に姉のインスピレーションをサヴィルロウでパタンナーを経験した妹のEricaが洋服に落とし込んでいるとのこと。この姉妹の経歴、パワーワードすぎる…

 説明した通りに後ろにセンタープリーツが入っており、コートが下に向かって広がるように綺麗なシルエットを描きます。これがすっごいかっこいいんですよね!ただ、このコートはすっごい重い。。どれくらいかというと、このコートでお出かけすると肩を凝ります。笑
ま!カッコいいからご愛嬌ですよね〜。too goodな一品です👍

今回もご覧いただき、ありがとうございました。次回はパンツのご紹介をしたいと思います。
では、また。

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