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なんか吐き出したくなっただけ

最近、ふと会話をしたくなる時がある。
形式は様々。
サシで徹底的に話したい時もあれば、ただただ自分が好きなことを喋りまくりたいときもある。
今は『なんというか、言葉にできない感じだけどなんか話したい。』みたいなメンタルだったので、文章におこしてみている。


考えてみたら、私はあまり人と接することを得意としていなかった。それは、学校の友達だったり、先生だったり、親戚や両親だったり…。とにかく『自分以外の人間』に極力関わりたくなかった。

幼稚園や学校で嫌なことがあっても、『親にできることなんてない。相談したところで解決することじゃない。』と思って、いじめられたりしているのを誰にも話さず、じっと耐えていた。
まったく徹底的に可愛くない子どもである。

でも、実際そうだった。
先生にチクればクラスで悪者になり、こっそり連絡帳に親が書いても、本人たちに形式的な謝罪の場を設けるわけだから、相手側にバレる。
「そんなことで怒ってんの?」と言って、子分を連れた女に私が綺麗に使っていたクーピーをボッキリ折られたのも、今としてはいい思い出である。
まあ、リアルで学生時代に知り合った人間の連絡先はとうに全て消したが。


介入できないくせに何かと力になろうとして、部屋で泣いている私のところに来て、理由を聞かれるのが嫌だった。
だって貴方に言っても何も変わらないじゃない。

そう考えると私は、自分が提示した以上に距離を詰めようとする『人間』は、例え身内だろうがなんだろうが、嫌悪感を抱くのかもしれない。
介入されずにいる時の心の軽さは、一人暮らしで唯一感じた幸せだった。
自分をいくら痛めつけようと、誰にも止められることがない一人の時間は好きだ。


こうして、まとまりのない文章を書くのも、捨てたもんじゃないな。
なんだか整理が着いたような気がする。
少なくとも、最初よりは晴れた。
めでたしめでたし。

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