今からでも遅くない!「正直、連撃ウーラオスの何が強いのかわからないよ」って人に読んでほしいnote

自己紹介(?)
note作成の動機

 皆さんはじめまして。速水坂レイと申します。私は、ポケモンカードゲームを復帰してから連撃ウーラオスを触ってきました。しかし、そんなウーラオスもレギュレーションマークDのカードが使えなくなると相方の裏工作のジメレオンとインテレオンを使うことができなくなります。そのため、今のうちに連撃ウーラオスというデッキについて、私の知っている知識をまとめようと思い、noteの作成へと至りました。拙い文章になりますが、読んでくださると嬉しいです。
 では、私のスペックについてご紹介させていただきます。

私のスペックについて

ポケカ歴 約1年(2021年6月に復帰)
・大会優勝経験0
・シティリーグシーズン6
 2-3予選敗退
・「沖ポケ杯Legend2022第7回予選」
 スイス4-0-1 トナメ進出 最終ベスト8
・「沖ポケ不死鳥杯」
 スイス3-2 トナメ進出 最終ベスト8

 はい、優勝経験ありません(キッパリ)

なんだ実績ないじゃん。

 ごもっともです…結果を出せていないのは事実なので受け止めています(泣)

 まぁ、ポケカやってるやつがなんか言ってらぁ、程度に聞き流してくださる感覚でも大丈夫です()
 早速、本題の連ウーについてお話していきます。

連撃ウーラオスとは

 まずはカードの効果から見ていきましょう。


・HP330という高耐久。
・条件を満たせば1エネ150の打点を出せる「しっぷうつき」。
・相手のどのポケモンにも120ダメージを与えられる「キョダイレンゲキ」。
・超弱点。
・逃げエネ2。
こんな感じですね。ではここから読み取れる情報をまとめましょう。

 まず目につくのは超弱点です。環境に一定数いるミュウVMAXにワンパンされてしまいます。また、闘タイプなのでウーラオスの攻撃のダメージは、ミュウVMAXに抵抗力で-30されるのも厳しいです。
 しかし、技には恵まれていて、条件達成で1エネ150の神コスパの「しっぷうつき」と、3エネで相手2体に120ダメージばら撒ける「キョダイレンゲキ」を持っています。「キョダイレンゲキ」は2体にダメージを与えるため、サイドを複数枚取ることが可能です。これらの技は特に関連がないように見えますが、この2つの技がウーラオスの強みです。詳しく見てみましょう。

ウーラオスの強みとは

 ウーラオスの強みは、先程挙げたサイドを複数枚取ることが可能な「キョダイレンゲキ」だけではありません。「しっぷうつき」でダメージを稼ぎながら、持ち前の耐久で相手の攻撃を一発耐え、「キョダイレンゲキ」に繋げることができる点です。つまり、何が言いたいかと言いますと、

ウーラオス1枚で完結している

ということです。
 序盤からダメージを与えれる可能性が非常に高く、「しっぷうつき」でダメージを与えたポケモンVを「キョダイレンゲキ」で一気に複数体きぜつさせることで、サイドを4枚や6枚取ることが可能になります。
 小突きとフィニッシュの両方を1種類のカードで可能な点は、進化ラインが多くなりがちなVMAXデッキにとって嬉しい点です。VMAXの採用によるデッキ枠の消費という自身の弱点を、サブアタッカーが不要という点で補えているわけです。
 では、環境デッキにどのように戦っていくのかを具体的に見てみましょう。

連撃ウーラオスに採用されるカード

 次に連撃ウーラオスのお仲間で知っておいてほしいカードが何枚かあるので、それらを紹介します。

連撃ウーラオスV
 「ひゃくれつラッシュ」で150ダメージを稼ぐことができます。VMAXに進化できなかった時や進化させたくない時に使用します。

裏工作ライン
 連撃ウーラオスを支える根幹。特性裏工作でデッキの動きを安定させながら、特性クイックシューターでウーラオスの足りない打点を援護できるのが強力。また、クイックシューターは次に紹介するチャーレムVと相性バツグンです。
 現在では、メッソンの「どんどんよぶ」が悠長な動きとされていますが、メッソンが出てからCレギュレーションのスタン落ちまでの連撃ウーラオスでは、立ち上がりを安定させる重要な動きでした。

チャーレムV
 技「ヨガループ」は追加ターンを得るという破格の効果を有しています。そのため、ウーラオスが苦手とする超タイプのデッキが相手の時や、サイドが1枚しか取られないカード「非エク」を主体としたデッキに、「キョダイレンゲキ」と共にサイドレースに追いつく、リードするために使用されます。
 クイックシューターでダメカンをばらまくことで、ベンチへのダメージを無効化する特性を持つマナフィのHPを残り10にして、「ヨガループ」を使用することで、追加ターンを得ながら「キョダイレンゲキ」のダメージを相手のベンチに与えれるようになります。

通称「サルスコープ」
 ナゲツケサルの特性と望遠スコープの効果は相手のベンチのポケモンVに与えるダメージを増加させるものになっています。そのため、連撃ウーラオスの「キョダイレンゲキ」で与えるダメージを増やすことができます。
 例えばポケモンHPが330のVMAXにたいして、「しっぷうつき」の150ダメージを与えると残り180になります。あなぬけのひもやボスの指令で150ダメージを与えたポケモンVMAXをベンチに下げることで、さるスコープ込の「キョダイレンゲキ」で倒せるようになります。

水の塔
 「れんげき」ポケモンの逃げエネを2個分減らせる、シンプルながら強力な効果です。連撃ウーラオスの逃げエネは2個なので、この水の塔の効果で0にできます。
 ここで思い出していただきたいのが「しっぷうつき」の条件です。
 「この番、このポケモンがベンチからバトル場に出ていたなら、120ダメージ追加。」
 つまり、水の塔でバトル場の連撃ウーラオスをベンチに下げ、入れ替え札を使用することで、「しっぷうつき」を条件クリアしながら連打できます。(まさに連撃)

キバナ
 前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしていなければ使えませんが、トラッシュから基本エネルギーを自分のポケモンにつけながら、好きなカードを持ってくることができます。
 この好きなカードを1枚持ってくる効果が非常に強力で、裏工作では持ってくることができない特殊エネルギーである、「連撃エネルギー」を持ってくることができます。

れんげきエネルギー
 先程、お名前が出た方ですね。
 このカード、連撃のポケモンについてるだけで、水と闘の2つのタイプ2個分として扱われます。強いです。弱いわけがない。このカードと基本エネルギー1枚で「キョダイレンゲキ」がラクラク使えます。

連撃ウーラオスが強い理由

 連撃ウーラオスが強い理由は主に2つあります。
 1つは、VMAXであるにも関わらず、「非エク」相手にサイドレースで負けない。
 もう1つは、VMAXやVSTARにも多様な勝ち筋から勝つことができる。
 これら2点です。前者から見ていきます。

 基本、「非エク」相手にはサイドは1枚ずつしか取ることができません。そのため、VMAX.VSTAR.V主体のデッキは、サイドを2枚(3枚)渡しながら、1枚取ることを押し付けされがちです。しかし、連撃ウーラオスであれば、「キョダイレンゲキ」で2体まとめてきぜつさせたり、「ヨガループ」できぜつさせながら追加ターンを得ることで、追加ターンでの攻撃を含めてサイドを2枚取ることが可能です。特に、「ヨガループ」でベンチへのダメージを防ぐマナフィをきぜつさせながら、追加ターンで「キョダイレンゲキ」をすることで、合計で3枚のサイドを取ることができます。「非エク」相手に3枚一気に取ることは非常に大きいです。

 では次にV主体に多様な勝ち筋を狙えることについてお話しします。
 説明しやすいので、今回はパルキア対面の例を挙げます。
 例えば、先攻2ターン目からパルキアVSTARにウーラオスVMAXの「しっぷうつき」2回で300ダメージ与えてサイドを2枚取ります。パルキアVSTAR側は、ウーラオスVMAXを2回の攻撃できぜつさせるため、順当に進めば、ウーラオス側がサイドを2枚取ったあとに、パルキア側はサイドを3枚取ることになります。「なんだ、サイド2枚取るために3枚与えてどうするんだよ」と思われることでしょう。しかし、ここから捲れるのがウーラオスです。
 まず、ヨガループで追加ターンを取得します。この時、マナフィでヨガループに入るのがベストなので、予めクイックシューターのインテレオンでダメカンを2個乗せる必要があります。水軸のウーラオスならかがやくカメックスを採用しているため、かがやくカメックスの特性「ポンプショット」でもダメカンを乗せれるので、難易度が下がります。
 ヨガループを宣言するターンと追加ターンで主に行いたいことは以下の3つです。

1.ツツジを使用したい。
2.ツツジからの復帰を難しくするために「キョダイレンゲキ」でメッソンやジメレオンをきぜつさせたい。
3.「キョダイレンゲキ」をするためにキバナを使用したい。
4.ウーラオスVを追加ターンの前に出したい(進化する必要があるため) 

 進化する必要があるため、ウーラオスVはヨガループを宣言するターンに出しておく必要があります。その他のツツジとキバナはどちらを先に使用しても問題ありません。個人的には手札のリソースを整えるツツジから使用したほうが成功率があがると考えます。
 このプランを通すことで、ツツジにより手札が少なくなったパルキア側に、裏工作による復帰をさせないことで、動きを止めることが可能です。そのため、ヨガループからの動きで決めきれずにターンを渡しても生存率が高いため、その後を有利に進めやすいです。
 また、この動きに加えて、ヨガループの追加ターンにクイックシューターや、水軸であればポンプショットにより、ダメカンを合計6つばら撒くことができるのであれば、メッソンもきぜつさせることが可能なので、ウーラオス側が先攻の場合、2-1-1-1-1でサイドを取り切ることも可能です。
 
 先程ご紹介したプランのみでも、相手を止める動きと、追加ターンでサイドを取り切る動きが存在しました。この他にも先攻2ターン目の「しっぷうつき」から、ボスキャンセルコロンでマナフィを呼んで「キョダイレンゲキ」を押し通すプランも有り、型や採用カードの違いにより多様な動きをすることが可能です。ここもまた連撃ウーラオスを使う時の楽しい点であり、型や採用カードが人により違うことから読まれにくいという強みであると言えます。

今回のまとめ

 いかがでしたか?
 ミュウVMAXには勝てないという明確な弱点がありながら、「非エク」やV主体のその他のデッキに対しても、様々なアプローチから何かしらの形で対抗することが可能な連撃ウーラオスについてご紹介しました。
 最近はミュウVMAXの減少やミュウツーVSTARを見かけない等、連撃ウーラオスにとって追い風になる要因が多くあります。また「非エク」のデッキが台頭してきており、「非エク」に比較的強い連撃ウーラオスが輝きやすい環境と言えます。このnoteを読んて少しでも興味を持った方には、ぜひ連撃ウーラオスを試していただきたいなと思います。
 次回以降は連撃ウーラオスのデッキタイプやデッキタイプごとの動き方、デッキレシピのご紹介や思いついたウーラオスのデッキの考察を行っていきたいと思います。拙い文章でしたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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