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【打鍵板改造録】あのポケモンがキーキャップに!?
どうもおはなです。
朝の通勤時間、至る所でピカピカのランドセルをからった新一年生らしき子ども達を見かけます。
初々しく通学する姿を見ていると、何だかノスタルジックな気持ちが喚起されます。
さて、皆さんは思い出に残っているゲームってありますか?
子ども時代にはまっていたゲームって、大人になっても色濃く記憶に残っていて不思議です。
私が小学校低学年だった時に、後に伝説的なゲームタイトルとなる「ポケットモンスター」の初代作、“赤・青・緑”が揃って発売されました。
瞬く間に一世を風靡し、私もブームに乗って、友達と一緒にポケモン集めに勤しんだ思い出が残っています。
そんな思い出の中で、当時1番手に入れて嬉しかったポケモンが「ゲンガー」。
ゲンガーは、友達とポケモンを交換することでしかゲットできず、私を含めて周囲に“交換ケーブル”(懐かしい響き)を持っている子がいなかったので、あの不気味な容姿と相まって、ずっと憧れのポケモンでした。
ゲーム発売から暫く経って、交換ケーブルを入手した友達の協力を得てゲットした時の喜びは、今でもはっきりと覚えています。
今回は、そんな昔から愛するゲンガーを、キーボードに載せてしまうお話です。
それでは早速行ってみましょう!\パチパチ/
《Artisan Keycapとは》
キーボード界には、「Artisan Keycap」と呼ばれる特殊なキーキャップが存在します。
“Artisan”は、日本語で“職人の”とか“匠の”という意味を持っており、つまるところ、「職人が作った装飾性の高いキーキャップ」といったところでしょうか。
その特徴から、打鍵する為ではなく、主にアートとしてキーボードを彩るためだけに設置するもので、実用性は皆無と言っていいでしょう。酔狂な趣味です。
普通にキーボードを使う上では全く必要ない(むしろ邪魔まである)キーキャップですが、この世界もとても奥が深く、職人たちが作る個性的なキーキャップは、キーボード沼の一端を担っています。
少し話が逸れますが、Artisan Keycapをはじめ、 カスタムキーボード関連のアイテム(スイッチ、キーキャップ、ケース…etc)に拘ろうとすると、これらはマニア向けの製品のため、GBやラッフルなど、あまり馴染みがない販売方法(後述)で販売されており、そのほとんどが海外製ということもあって、初心者にとっては、手に入れるまでのハードルが高いことが多いです。
GB(グループバイ)とは
期間限定の完全受注販売。指定された期間内に、設定された数量を超える申し込みがあった場合のみ生産を行う。GBがオープンとなってから1ヶ月程度しか受付を行っていないことが多く、常にアンテナを張っておかないと、買い逃してしまい、その後欲しくなっても手に入らない。
うまく期間内に注文できても、受注してから生産を開始するため、実際に手元に届くまでには、大抵の場合注文から半年〜1年程度はかかる上、納期は遅れるのが常。
ラッフル販売とは
オンライン上の抽選販売。まだ参加したことがないため、詳細は理解していないが、抽選販売のため当選しないと購入すらできないらしい。また、数種類のモデルをまとめて募集していうケースでは、当選しても、お気に入りのカラーやモデルが手に入るかどうかは運次第とのこと。
ここからは、私が初めて購入したArtisan Keycapを写真付きでご紹介します。
【BobKeycaps】
色々候補があった中で、1発目に選んだのはBobKeycapsのキーキャップ。
冒頭でゲンガー愛を表明しておりましたが、だいぶ前に、SNSでここのキーキャップを見かけて一目惚れ。まだキーボードも持っていなかったのに、いつか必ずと心に誓っていました。
随時チェックしていると、今まではポツポツと個別に販売されていたところ、公式サイトを作って、一斉にオンライン通販で販売する旨が公表されました。
シンプルなオンライン通販で購入できるこのチャンスを逃す手はないということで、販売開始時間にネットに張り付いて、何とか第一候補だったモデルを購入することができました。
【キーキャップ】
BobKeycaps “Bone” carbon
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それがこの“Bone”という、骨が剥き出しになったちょいグロのゲンガーキーキャップです。
ゲンガーを模ったキーキャップは、見た目通りシンプルなその名も“Gengar”と、顔半分の骨が露出したデザインが目を引く“Bone”の2種類のシリーズがラインナップされています。
また、同じシリーズでも、多種多様な色や素材違いがあり、どれも魅力的でコレクター魂をくすぐるものばかり。
悩み抜いた末に、デスクとキーボードの色の調和を最優先事項とし、私のテーマカラーのオレンジとグレーのツートンが映える“Carbon”というモデルに決定しました。
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こんな感じの簡単なロゴ入りの缶ケースに入って手元に届きました。
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キーボードに載せるとこんな感じで、まさにkeychronのキーボードの為に作られたかの様なマッチング具合。シンプルに紫のゲンガーや、クリアな素材で光を透過するゲンガーも捨て難かったのですが、このセットを見ると判断に間違いはなかった(と思いたい)。
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裏面にはブランドロゴが入っていたり、骨の部分もどうやって作っているの?っていうくらい丁寧な作りで、手元に来ると想像以上の出来栄えで大満足です。
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キーボードの隅にこいつが乗っているだけで、すごく個性的なキーボードになったような気がします。
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以上、初めて購入した“Artisan Keycap”のご紹介でした。
既製品の一部をカスタムしただけで、こんなに可愛くなるなんて…。
これはもう、後戻りできない沼に足を踏み込んでしまっている実感があります。
【余談】
ちなみに、現在私がGBに参加している別のキーキャップは、当初“2022.Q2”の発送予定でしたが、発案者のDiscordによると、まだサンプル品すらメーカーから届いていないそうです。同じキーキャップのGBに参加している有識者の話では、少なくとも半年程度の遅れが見込まれるとのこと。とほほ。
皆さんもぜひ、お気に入りのキーボードにこだわりの“匠の”キーキャップを乗せてみてはいかがでしょうか?
キーキャップを交換するだけのすごく簡単なカスタムで、きっとますます愛着が湧くことと思います!
今回も読んでいただきありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
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