見出し画像

【WEBデザイン/勉強】「デザインのドリル」演習01を応用・実践してみた

こんにちは!®です!

先日から「デザインのドリル」をやり始めたのですが、今回は前回のデザイントレースの実践編として、文字の優先順位とサイズを変更してみること同じ情報を使用しつつ、別の写真でデザインを変えて実践・応用してみました。

それでは、早速上記のことをアウトプットしていきます。

前回の振り返り

「デザインのドリル」演習01のデザイントレースをやった記事です。このトレースでは、主に文字の優先順位の表現の仕方を学びました。

ただサイズを変えるだけではなく、優先順位が第三者から見てもはっきりわかるようにサイズの差をしっかりとつけることが大事だと改めて学びました。あとは、彩度を低くしたカラーにすることで優先順位を下げることができるなど、わかるようでわからなかったことがたくさんありました!

文字サイズを変えてデザインする

今回の本題の1つ目に入ります。このチラシの文字の優先順位を変えてもうまく表現できるか、チャレンジしてみました。

名称未設定 2

まず、サイズ変更ver.1からです。文字の優先順位を「英字タイトル>日本語タイトル>主催者>日付・場所」で位置づけしました。ここでは、文字の配置場所は変えていません。

サイズを変更してみたところ、以下のようなことに気付きました。

・英字タイトルを最も大きく+優先順位を上げてみたが、最初に目がいく左上に配置しても文字のフォントが筆記体なのと写真と重なっているからかデザインの一部の要素感が抜け切れていない
デザイン全体そのもののレイアウトを変更したり、英字タイトルの位置を中央に配置したり、英字と日本語タイトルを近い位置に配置すれば、ユーザーに伝えたい文字の優先順位を表現できたかもしれない
伝えたい部分の色の彩度を上げることで、その文字全体が他の文字より目立ってインパクトをより強く与えることができる

実は、英字タイトルの部分にカギ括弧をつけてみようとしたのですが、どうも文字と全体としてのバランスが悪くて結局つけませんでした。

次に、サイズ変更ver.2です。文字の優先順位を「主催者>日本語タイトル>英語タイトル>日付・場所」で位置づけしました。ここでも1と同様、文字の配置場所は見本デザインと変えていません。

2からは以下のことに気付きました。

・主催者部分を最も大きくすると「主催者の写真展」という要素が強くなり、無名な方よりある程度有名の方の場合で使われやすいのではないか
有名な方だとネームバリューだけで多くの集客が見込めるので、タイトルよりも名前が最も優先順位が高くなる
→タイトルはあくまでこの展示会のコンセプトなので、この優先順位にすると今回この主催者はどんな内容の展示会を開くのだろうかという、プラスアルファ要素的な感じになる
・カギ括弧をつけると強調度合いがより高まる
→この部分を伝えたいんだなと第三者から見てもわかりやすい
→ここでつけるならやっぱり日本語タイトルにつけたほうが「展示会のタイトル」として認識できるかもしれない

カギ括弧もただ強調したいからつければいいのではなく、デザインの目的を考えて妥当な部分に配置することで、よりユーザーに伝えたいことを伝えられるという本来の役割を果たすことができるのでは、と感じました。

別写真で実践してみた

トレースで終わらせてもよかったんですが、写真を変えても上手く活かすことができるか試したかったので実践してみました。

オリジナル

制作してみてこだわってみたポイントとしては、以下です。

・「日本語タイトル>英語タイトル>主催者>日付・場所」の伝えたい優先順位なので、最も伝えたい「日本語タイトル」部分によりインパクトを与えるため、上部分の中央に配置した
・統一感を出すために写真も文字も全て中心揃えにした
・写真がひまわり=黄色なので、英語タイトル部分の色を黄色よりのグレーにした(ここでもデザインの一部とした)
・写真が横なので日本語タイトル部分もその横幅に合わせるために文字を大きくしてより強調させてみた

逆につくってみてこうすれば良かったといった改善点としては、以下です。

・開催時期が春なのにひまわりの写真を使用している
→春なのに夏?といった矛盾が生まれる可能性があるので、写真を選ぶ時は開催時期に合わせた写真を使うことが大事だとわかった
・この写真は右下より左上のほうが余白が余っていて、かつ、日本語タイトルも上部分にあるので同じタイトルなら左上に配置し、配置場所も揃えたほうがタイトルとして1つのカテゴリとしてまとめられたかも
→ただ、ここでの英語タイトルはデザインの一部の要素としての扱いなのでこの配置のままでもいいかもしれない

まとめ

優先順位をユーザーに認識してもらうためには、文字の大きさに明確な差をつけることはもちろん、レイアウトに合わせて配置場所や色をそれぞれに適したものにあてることが、人にデザインを伝えるために最初から考えることが大切だと改めて実感しました。

あとこのチラシでは、ターゲット層やコンセプト内容から全体的におしゃれな都会っぽいイメージがあるのでこのデザインになったが、ターゲットや内容次第でデザインやレイアウト、フォント、カラーなど逐一それに適したものを1つ1つ丁寧に考えて成立させることで初めて「伝わるデザイン」に仕上がるのかと思いました。

演習01の学びは、ひとまずこんな感じです。最後まとめられたか心配ですが、やって良かったです。

引き続き、自分のペースで演習02以降もインプット・アウトプットを行っていこうと思います。

それでは!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?