海が聞こえる ジブリ

正直にいうと、なんだかもの足りない感じがしてしまいました!音や映像を鮮明に楽しむためには、映画館でみた方がいいのかもしれないです。

舞台は高知。杜崎くんと、松野くんと、東京からの転校生 武藤さん。松野くんは、武藤さんに恋していて、杜崎くんはその事を知っています。武藤さんは親が離婚していて、お父さんにこっそり会いに行こうと試み、ひょんな事から杜崎くんもそれに同行することに。
そこでまあいろいろあって、松野くんも、杜崎くんも武藤さんに好意があることに気づき、それでも自分に気を使う杜崎くんに嫌気がさして、親友のふたりは疎遠になってしまいます


同窓会でばらばらになった同級生どうしが再会します。同窓会にこなかった武藤さんが同級生に「東京に会いたい人がいるの、その人はね、バスタブで寝る人なんだよ」とこぼしていたことが人づてにわかります。ここで、杜崎くんが武藤さんの東京行きに同行したときに、同じ部屋に泊まる武藤さんに気をつかってバスタブで寝ていた場面が思い浮かんで、思わやずきゅんとしてしまった!

個人的な話やけど、〇〇さん〇〇くんと呼んでいると小学校の頃を思い出します。毎週 今週のめあて が定められていたけど、「人のことをさん付けで呼ぼう」っていうめあての週もあって、でも名前を呼び捨てするほど仲良しの証だったので ちょっとそのめあてのことが嫌いでした

私がもっと壮絶なストーリー性を期待していただけに、ちょっとつまらなく感じてしまったのと、短めの映画だったので、映画が終わる頃に心の準備ができていなかったので、物足りなく感じたのだと思います
それと、松野くんと杜崎くんがあまりにもいい人すぎます 性善すぎる、わたしが松野くんなら自分の好きな人が自分の親友と2人で出かけるましてや旅行なんて行ってたことを知ったら発狂してまう、なんて冷静沈着な男なんだ...と思ったし同窓会の時絶交状態だった杜崎くんを当たり前のように車で空港まで迎えに行くのもイケメン過ぎる 私が幸せにしてあげたい
杜崎くんもいい人すぎる、親友想いやし、いくら気をよせる人のお願いでも、普通なら6万円貸したりしないし、その人のわがままで東京についていかないし、バスタブじゃなくてベッドの隣に置いてあったソファで寝るよ
2人がとんでもなくいい人やからとんでもなく綺麗な物語になってる 絶対2人とも幸せになってほしい

もの足りないとか書いたけど、青春のまぶしい感じや甘酸っぱい感じが詰め込まれてて世界に吸い込まれました!なので全然もう1回見れてしまうと思います 松野くん大好きなので何回でも見れます 小説が原作なのもあるかとしれんけどれいつものジブリ映画と一味違って、良かったです。俗にいう「エモい」映画なんかな、エモいという言葉をつかったらいろんな人に怒られてしまいそうやから言いませんが、エモい映画でした!

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