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沖縄民謡の教師試験に合格しました!


こんにちは!

琉球國民謡協会で三線教師を目指している宮城です。
今日は報告です!


なんと!沖縄民謡の教師免許に無事「合格🌸」しました❗️


やったぁ😊いやぁ。本当に嬉しい!


ヤッタァ!やったぁ〜!やったった〜!ヤッタァ〜ヾ(≧▽≦)ノ


が連発するぐらい嬉しい。


今日は、そんな嬉しさあふれるブログを更新していこうと思います٩( ''ω'' )و


沖縄民謡の教師試験ってどんなの?

まずは教師免許試験について。

沖縄民謡の団体によって試験内容が変わると思うのですが・・・。
僕が所属している琉球國民謡協会は沖縄民謡の教師になるために以下の事を取り決めています。

①琉球國民謡協会に所属して5年以上が経過していること
②会費等滞りなく納付していること
③20歳以上であること
④人材として教師に相応しい人格を有していると認められたもの
となっています。

ざっくりの解説ですが、以上が民謡教師になるための基準です。

では、教師の試験はどう言ったものか解説していきますね♪


教師免許試験の課題曲

さて。僕が受験した琉球國民謡協会の教師免許ですが課題曲が3曲あります。

琉球國民謡協会 教師免許 課題曲

必修課題:かぎやで風節+ナークニー(三下げ)

選択課題:1.嘉手久 2.下千鳥 3.谷茶前~伊計離れ

選択課題については、くじ引きで課題曲が決まります。まぁ、難易度はそれぞれだし、受験生の好みの問題かもしれません。


僕の場合は選択課題で「嘉手久」が当たったので・・。

宮城の教師免許の課題曲として
1.かぎやで風節
2.ナークニー(三下げ)
3.嘉手久


となりました。


今考えてみると


「谷茶前~伊計離れ」が当たらなくて本当に良かったぁ~😅


と心の底から思っています。


だって、「八の壺」が全然押さえて演奏出来ていなかったから(-_-;)


え?「八の壺が押せない?」ってどういう事?と思うかもしれませんが・・・。


「谷茶前~伊計離れ」の工工四が難しいんですよ(-_-;)


中・八・中・八・中・八・・・っていうが続くんです。


本当に指がちぎれるぅ~って感じで練習していましたし、先輩達からは何か音ずれてない?的な指摘も多かった(-_-;)


そして、もう一つの難曲。それは

かぎやで風節」です。

いつも弾いているお祝いの定番曲だし、練習では必ずやるこの曲も意外に難曲なんですよね~。

もし、独唱だったら絶対に・・。「君の歌い方はおかしいよ~」

と突っ込まれていたでしょうね(-_-;)

幸いにも教師試験では、受験生5人でかぎやで風節を斉唱するという試験スタイルだったので、僕の変な歌い方は目立たず、何とかセーフという感じです💦


そして三下げの課題曲「ナークニー」。


この曲は優秀賞の課題曲でもあり、僕の大好きな歌でもあるので結構自信がありました。


日常的に弾いている曲だからこそ、心に余裕を持って弾ける!って感じです。


試験会場の雰囲気にのまれて緊張しすぎなければOK!かな?という具合ですが・・。実は、Youtubeでリハーサルの動画を撮影した時なんかは、ミスをしてしまい・・・。


本番大丈夫かな?って一瞬不安になりましたが、何とか落ち着いて演奏出来ました。


このナークニーで一瞬音程が取れず歌が止まってしった瞬間を見たい方は下の動画からどうぞ・・・。心臓に悪いです(;'∀')💦

Youtube:教師免許のリハーサをやってみた

コレが本番だっなら…と思うと正直こわいです。


そして、最後の課題は「嘉手久」です。


ココだけの話ですが。実はこの課題曲は・・・。

あまり練習していなかったんです(-_-;)


実は課題曲が決まる2週間前の抽選日までずっと、俺の課題曲は「下千鳥」だぁと変な妄想をしてしまい、抽選しても無いのに熱心に「下千鳥」ばかりを練習していました💦


教室の先輩にも熱心に「下千鳥」の指導をしてもらい、テープにまで歌を吹き込んでもらってました。


ずーっとずーっと「下千鳥」を聞き込んで、歌い込んだのに・・・。


抽選の結果は・・。


「嘉手久・・。」(-_-;)

チーン((+_+))です。


えー!あんなに下千鳥の節回しを練習していたのに、実際に抽選の結果が「嘉手久」だなんて!!!と後悔先に立たず。


まんべんなく練習していなかったツケが回ってきたという感じですね。


くじ引きの結果を見た瞬間に三線教師の夢が遠のいていきそうで焦りましたが、これはしょうがない事と諦めて腹をくくって「嘉手久」を猛練習しました。


課題曲のヤマが外れた!だからこそ猛特訓!


人間ってすごいなぁ〜って思うんですが・・。


なんとかする!と腹を決めて練習したら、それなりに弾けるようになるものなんですね。


まぁ、登川誠仁さんほど早くは弾けませんが・・。


しかも、師匠が入院中で不在だったので先輩たちから何度もアドバイスをもらいました。


先輩達に何度も練習した嘉手久を聞いてもらって、「あーでもない。こーでもない」と試行錯誤の連続。


最終的には


ゆっくり審査員に聞かせるようにしっかり弾きなさい


ということで意見がまとまりました。


目標が明確になるとそこに集中して練習できるので、先輩達のアドバイスって本当に有難いなぁと感じました٩( ''ω'' )و


自作のリハーサルにも挑戦しましたよ!


もうね。「なりふり構わず」というのはこう言うことをいうんでしょうね。


やれることは全部やろう!


と心に決めて行動しました。


何をしたかというと、実際に袴を着て模擬的な教師免許の場面を設定したリハーサルを行いました。


Youtubeをみてもらえるとわかるんですが、実際に袴も着て、自分で番号の呼び出しをして、正座・礼の作法もしっかり行い、舞台で演奏するようにイメージしながらリハーサルをしました。


家族には「ちょっと散歩に行ってくれない?」とお願いし一人になる時間を確保!袴もYoutubeを見ながら着付けを練習!


この「やれることは全部やろう!」の精神が実は一番効果があったように感じます。


だって、リハーサルをするにも、袴を着けるにしろ、


本番と同じ事が出来る!と体感


する事が精神的に安心できるし自信にもつながると思いました。


このリハーサルをやるか・やらないかで本番の緊張具合が相当違うと思います。


あがり症の人はぜひ自分でリハーサルをやってみるといいと思います(*'▽')


合格の要因は・・・。


課題曲の練習時間は少なかったにも関わらず、常に本番をイメージした練習内容やメンタルトレーニングが絶大な効果を発揮したと思います!


そして、積み上げてきた練習の成果ですが・・・。

「無事教師免許に合格です!」


まじで嬉しい!!


ヤッタァ!٩( ''ω'' )و


自分の三線ライフのステージが1つ上がった気がします😆


本当にメンタルトレーニングって大切だなぁと心の底から思いました。


みんな普通に「技術の練習」はしているのでしょうけど、「心の準備」はおろそかにしている事多くないですか?


僕が重要視したメンタルトレーニングの内容としては

宮城流メンタルトレーニング

①本番で名前を呼ばれた時の緊張感を味わう。
②舞台袖で順番待ちしている時を「ありあり」と想像する。
③試験後、誰に一番に報告したいかを考える。
④一番に「合格」を伝えたい人は誰かを考える。
⑤合格した時に「誰に一番感謝を伝えたいのか」を考える。
⑥合格を伝えた相手は「何と言ってくれるか」考える


などなど。例を挙げたらきりがありませんが。全ての行動を予行演習することで自分のイメージの中で


合格を確定する」ということを常におこないました。そのおかげで適度な緊張感の中で試験に望む事ができました😆


少し話は逸れてしまうのですが・・・。


スケートの羽生結弦選手は演技の前に優勝するイメージをやり過ぎて、会場入りする前の飛行機の中で涙するほど気分を揚げていったそうです。


その結果、本当に優勝しても「飛行機の中で感じた感動」はあまりなかったという話を聞いたことがあります💦


すごいですよね。イメトレの力って。


これは、羽生結弦選手だけではなく全ての行動に通じるものがあると思い僕もイメトレには重きを置いて取り組んでいました。


何度も言うけど、「嬉しい〜!」

三線研究所の門を叩いて10年目。


自分がやってきた三線の練習の成果・修行の結果が今回の「沖縄民謡教師免許合格」ということにつながったと思います。


今週はこのハッピーな気持ちに浸りながら、上機嫌な時間を過ごしていきたいと思います!


また後日、試験に備えてやったことをまとめていきたいと思いますので乞うご期待です😊


それでは皆さん!また次回のブログでお会いしましょう♪


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