フェアトレードや福祉的雇用について消費者として思うこと

私が、個人的に「この方とのご縁を大切にしたい」と思う方には、私の財布の許す限り良いものを贈ることにしています。

ここで言う「良いもの」とは、商品の生産者にとって良いもの、つまりフェアトレードで取引されたものだったりします。
その方だけを大事にするのではなく、その過程も大事にしたいという意識の表れです。

フェアトレードにこだわっているというと煙たがれることもあるのですが、結構苦労して店舗を探して入手していますので、プレゼントされた方は「それだけ私は大事にされてるんだなー」って素直に自惚れてくださると嬉しいです。

なお、贈りもののため、慈善活動的なフェアトレード商品ではなく、一般企業の商品と「品質で」勝負できるものを贈っています。

最近では、フェアトレード商品も質が高く、ますますお洒落になってきていますので、本当に助かります。

ここで、フェアトレードや福祉作業所などで製品を開発・製造・販売している方々にお願いなのですが。

もっと生産者の皆さまの可能性を信じてください。
特に障害者を雇用している施設の一部で感じることなのですが、製造過程の作業分担や包装デザインを見直せば、一般企業の製品に劣らない商品になるのにと歯がゆく思うことがあります。

「この人には知識がないから」
「この人の能力的に難しいから」
そういう事情もあるでしょう。でも、工夫次第では乗り越えられる可能性があることを、常に模索していただきたいのです。

私は、慈善活動としてフェアトレードを選んでいるわけではありません。
高い品質に対して、生産者に相応の対価が支払われている保障がついている「ブランド品」としてフェアトレードを選んでいます。

もちろん、安いほうが買いやすいです。
でも、私は「大切な人にプレゼントして喜んでもらい、その人にも品質に満足して買ってもらう」という循環(消費の拡大)を目指して買っています。

つまり、贈答品に相応しい品質を目指すことも視野に入れて商品開発していただきたいのです。そのためにかかった手間暇であれば、喜んで支払います。

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