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Lightning利用への6つのステップ(組織によっては5つ) - 2.Lightningについて学ぶ

こんにちは。furu_showです。
このnoteシリーズでは、Lightning切り替えのためのステップを紹介します。
今回は、「Lightning利用への6つのステップ(組織によっては5つ)」の「2.Lightningについて学ぶ」をご紹介していきます。

(おさらい)Lightningアプリ利用開始までのステップ

Lightningアプリ利用開始までの6つのステップ
1.大まかな展開プランを計画する
2.Lightningについて学ぶ  ★今回はここ
3.ギャップを分析、事前準備
4.開発機能の調整(不要の場合もあります)
5.パイロットを実施
6.改善による拡大

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より細かなステップを理解したい場合
✔︎ LIGHTNING EXPERIENCEロールアウト完全ガイド (読み物として利用)
✔︎ 学習マップ Lightning Experienceへの道のり (Trailheadなどのリソースへのハブとして利用)
✔︎ Lightning Experience への移行方法 (ヘルプ&ドキュメント)

始める前に - 振り返りチェック

前回ご紹介した、下記Trailheadが完了しているか確認しましょう!

では進めていきます!

Lightningの価値を理解する

Lightningについて学ぶ方法はいくつかあると思いますが、是非Bookmarkしておいていただきたいのは「学習マップ Lightning Experienceへの道のり」です。

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このサイトは、前回の「1.大まかな展開プランを計画してみよう」でもご紹介したサイトですが、Trailheadやヘルプ&ドキュメントなどへのアクセスハブとして誰でも利用できます。
今回はその中でもおすすめのコンテンツを3つのカテゴリで紹介します。

Lightningを理解するための3つの方法
1.動画で理解する
2.Trailheadで理解する
3.ヘルプ&ドキュメントサイトで理解する

1.動画で理解する
一番わかりやすいのは動画で理解することだと思います。

おすすめ動画
✔︎ Salesforce Lightning デモ:なぜLightningに切り替えするのか

動画の集約サイトとその他おすすめ動画
✔︎ Lightning Experienceへの切り替えについて学ぶ (動画集約サイト)
✔︎ はじめてのLightning Experience〜機能を理解しよう〜 (おすすめ動画)

Lightning ExperienceはもはやSalesforceそのものです。
お客様から「Salesforceってちょと前のUIだよね」という声がきっかけでLightning Experienceの開発が始まっています。すでに「Lightning Experienceの利用=Salesforceを利用する」という状況になっていますので、これを機会に切り替えを進めていきましょう。
また、その際にLightningならではの機能もたくさん出てきています。
製品開発投資もLightning Experienceに集中しています。どんな機能があるかを理解しておきましょう。

2.Trailheadで理解する
動画を見終わったらこちらの2つのTrailheadを完了させておきましょう。
個人的にはユーザ向けのTrailhead(Lightning Experienceの操作方法)がClassicとどう違うのか、Lightningの機能でどう生産性が向上するのかがわかりやすく示されていると思います。

▼主にシステム管理者向け▼

▼主にユーザ向け▼

3.ヘルプ&ドキュメントサイトで理解する
こちらのヘルプ&ドキュメントはLightningならではの機能を1つのサイトで確認できますので念の為共有しておきます。まずは1と2で理解することを優先させましょう。

ヘルプ&ドキュメントサイト
✔︎ Lightning Experience 機能の実装

実際にLightningの機能を試してみる - 検証環境の準備

「百聞は一見にしかず」という言葉もありますが、見て学ぶことも重要ですが、実際に触って試してみることも機能を知る上ではとても重要です。ただ、本番環境だとちょっと不安ですよね。。

そんな方向けに、ここからは検証環境を用意し、その環境で今利用しているアプリケーションをLightning版のアプリケーションにする方法をご紹介します。

ステップ
1.Sandboxを作成する
2.Sandboxで今利用しているアプリケーションをLightningでも利用できるようにする(アプリケーションのアップグレード)
3.学んだ機能を試してみる

1.Sandboxを作成する
Sandboxとは、本番環境の設定をコピーして用意する、いわば検証環境のようなものです。Sandbox を使用して、本番組織のデータやアプリケーションを損なうことなく、開発、テスト、トレーニングを行うことができます。(参考:Sandbox からの機能強化のリリース )

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作成方法の詳細:Sandbox の作成 を確認ください

2.Sandboxで今利用しているアプリケーションをLightningでも利用できるようにする(アプリケーションのアップグレード)
Lightning環境で利用できるアプリケーションと、Classic環境で利用しているアプリケーションは厳密には異なります。

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Lightning環境でもデフォルトで準備されているLightningアプリケーションもありますが、みなさんが利用されているアプリケーションがLightning対応しているかを確認し、必要に応じてClassicで利用しているアプリケーションをLightning対応にしてみましょう。実際身近なアプリで確認したほうが数倍実感湧きます。
なお、既存のアプリをLightningで利用する方法は2つありますが、個人的には「アップグレード」を推奨します。

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動画でアップグレードについて確認する
Journey to Lightning Experience: Prepare Your Salesforce Apps for Lightning Experience (キャプションで日本語字幕を選択可能)

3.学んだ機能を試してみる
Lightning対応したアプリケーションで、実際にLightningの機能を確認していきましょう。ここではまだ「一般にどんなLightningの機能があるか」に注目してみてください。次回のnoteでギャップを分析する際にもっと詳細をお伝えします。
どの機能から確認するのがいいか迷う方は、まずはこちらからでもいいかもしれません(Lightningの標準機能を活用したワークスペースの例)。
参考にしてみてください。

番外編:モバイルアプリでLightningアプリを利用する

Lightningアプリを利用することができるようになると、ちょっとした設定だけでモバイルからもアクセスすることが可能になります。
ユーザはデバイスを意識することなくSalesforceの利用が可能になりますのでさらに便利になりますね!詳細はこちらを参照ください。

次回予告

いかがでしたでしょうか。
今回はLightningについて理解する方法とSandboxを作成し、みなさんが利用しているアプリケーションをLightning対応する方法を紹介しました

次回は 「3.ギャップを分析、事前準備」で行うことをご紹介していきます。ここではおそらく一番の悩みが多いLightning Experience準備状況チェックレポートでどんなことが書かれているかを紹介しますのでお楽しみに。
ぜひ一緒にSummer20のリリースをターゲットにLightningアプリケーションの利用開始を目指しましょう!

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この記事「いいな!」と思ったら、無料ですので是非お知り合いにご紹介ください!😃

Lightning Experienceについて何か相談したいときは、是非 Trailblazer Community (「Lightning Experience 日本」グループ) へご投稿を!

▼Trailblazer Communityへのアクセスはこちらも参考に▼



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