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受信のスケール

ひとりサイゼリヤを厭わない枕。
ハンバーグステーキ、ライス、マルゲリータピザで950円。
破格…、下手にコンビニ飯を買うより幸福度が高い。

しかし、お得に満腹になった枕を悲劇が襲う。
店を出ると、服に黄色のシミが…。
ハンバーグステーキの半熟卵である。

連勤明けの夜に洗濯をする羽目になり、シミ抜き用に歯ブラシを買って帰った。

処置を施して、洗濯機にIN。
1枚の為に回すのは憚られたので、溜まっていた洗濯物をIN。
連勤明けの休みに寝惚眼でイヤイヤ片付ける洗濯物を夜の内に片付ける。
枕に訪れたのは「無敵感」だった。

休みにやっとこさで倒す「洗濯」を有ろう事か連勤明けの夜にクリアしている。
このままでは休みの日の動き出しが段違いになるでは!?

しょうもない事もスケールをわざと大きくして捉えると、少しだけ物語のご都合主義のようなワクワクが入り込んでくる。
逆に落ち込むような出来事を小さいスケールで飲み込んでしまえば、前を向くのが早くなりそうだ。

世の中が是とするであろうポジティブシンキングと反りが合わない枕(長い)。
迎合を避けに避けた結果、限りなく負け惜しみに近いマインドセットの術を会得する。

元気になれる事は大袈裟に受け取り、落ち込む事はテキトーに擦り潰す。
ポジティブシンキングと仲良くなれない枕のような読者の皆々様、自己責任でお試しあれ。
支離滅裂な気がするが、ニュアンスだけでも伝われば幸いだ。

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