『トーク・ゲーム』終了しました。

2023年4月28日(金)〜30(日)
『トーク・ゲーム』
終了しました。

お越しいただいたお客様、本当にありがとうございました。

はじめに、
今回、オファーしていただいた演出の南場くん、
相手役の吉川を演じた町田さんに深い感謝を。
ありがとうございました。

また、
南場チームの制作・宣伝を担当していただいたイトウさん、
当日受付を担当していただいた菊池さん、
総合監修の小西さんにはこの場を借りてお礼申し上げます。
今回はありがとうございました。

また他チームの演出・出演者の皆様。
またどこかの現場でお会いする時は、よろしくお願いします。
今回はお疲れ様でした。 


さて。
今回の公演の個人的な反省をば。

作品を面白くするにはどうすればいいか、
という演出的な知識それを使う知性
限られた稽古日程の中で、いかに創り、仕上げていくかという技量
これって、どうやって勉強したらいいの?
数観る?
場数?

また、役者の生理
なぜ、セリフが出ないのか。
どうすればセリフが出るのか。

もう長いこと役者をやっているのに、
未だにわかんないことだらけ。

いやー、どしたらいいの?(笑)

「自分の出ているシーンなのだから、自分で面白くしろ」
と、自己演出することを散々教えられてきたはずなのになー

年齢を重ねていく中で、
これからは役者としての勉強だけでなく、
自分のシーンの演出ぐらいは出来るようにしていかんといけんな
、と思いました。


また本番を迎えてからも、
初日は役者をやって初めて、セリフを飛ばしました(ショック)

しかも飛ばした箇所は、
終盤の、お互いの熱量が上がっていく所。
一番いいところで、大きなミスをしてしまったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!

「テンションが高くなってしまうところは、
セリフを覚える時に、同じくらい高いテンションで覚えなさい」
と、芝居を始めた頃に教えられたじゃん馬鹿馬鹿。

初心忘るるべからず。
初めて舞台に立った気持ちを忘れないようにと心掛けてはいましたが、
忘れないようにしているだけで、それをどう行動に移すかをいつの間にか失念していたみたいです。
ぐはあ(吐血)

緊張もめっちゃくちゃしましたねー
今回、久しぶりの舞台ということもあったのか、
本番前は胃がキリキリするくらい緊張してました。

初日はいつも緊張するんですけどね。
ただ今回みたいに、胃が激しく痛むまでのものは初めてだったなー

緊張しないのはよくないが、
緊張しすぎるのもどうか。

というか、緊張ってどうしたらいいんだ?
受け入れる?
受け入れすぎたら、セリフも段取りも全て飛ぶぞ?
どうすればいいんだ?
え?
緊張を感じる、脳のある部分を破壊する事って出来ない?(SFホラー)


という失敗があって、2日目は、
本番前に自分のセリフを一度全て言って流すことにしました。

いつもはやらないのですが、今回はやらなきゃいけないと思いました。
それくらい切迫詰まってた。

お陰でこの日の公演は、相手のセリフを2回程食いましたが(食ったんかい)
飛んだりすることはありませんでした。
てか、初日もやれよ。

だが、今度は動きの方でミス。

終盤に入るあるセリフで、座っていた椅子から立ち上がり、
真後ろの壁まで行って、壁に背を付け、
その後は左右どちらかの肩を付けながら、壁伝いに右へ左へ往復する、
って演出が今回ついてたんですね。

これを、キャラ設定で身につけた、アイマスクをしながら行ってました。

付けていたアイマスクは、特に細工(実は見えるようにしておく等)をしなかったので、
視界が潰れたまま、感覚で壁まで歩かないといけないのですが・・・

どうやらこの日は、真後ろではなく斜めに歩いてしまっていたらしい。
フラフラと、下手の端の方へ・・・

普段ではしない、突然出てきた布の感触に一瞬ビックリしました。
だが、そんな状態でもセリフはスラスラ出て来まして。
良かったー、どうやらパニックにはなってみたいー
と思いながら、とりあえず壁に背を付け、
いかにも演出で付いたテイですよ感を出しながら(ごまかし)
位置把握をし、下手の端にいることがわかってからは、左肩をつけて壁伝いに歩くことが出来たので、
そこから本来の演出の動きが出来ました。

いやー、これでセリフも飛んでいたら、大変な事になってました。
危なかったー(汗)

3日目は、ようやく平常運転で出来ました。
特にセリフもミスることなく。
個人的には、音の出し幅をもっと極端にすれば良かったかなあとは思いましたが。

具体的には、セリフの音がみんな同じような音になっていたような。

同じ音だと、観ている側が眠くなってしまうんですよねー
動きが少ない、ほぼ座りっぱなしの今回の役なら、なおさら。

まーでも、最後に悔いなく終えれて良かった。


さて、
公演を終えての感想ですが、
大変だったとはいえ、久々の舞台は楽しかったです。

久しぶりだったとはいえ、

こんな恐怖と緊張を味わった本番は久しぶりでした。


てか、あんだけ緊張すると2落ち(公演2日目に慣れてクオリティが落ちること)とか考えなくなりますねー(汗)

実際初日より2日目、
2日目より3日目の方が良かった気がします。
ごめんなさい。初日、2日目にお越しいただいたお客様(土下座)

やっぱ舞台好きだなあ。
これを機に、舞台の本数を増やしていこうかなあ。
でも、それにはチケット販売数をどうやって増やすかというとても大きな問題があるんですけどねー(遠い目)

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