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北の海の航跡をたどる~『小樽・利尻礼文航路』 #5 突然の短期就航『第三利礼丸』

突然、「新おたる丸」が座礁したことで運航会社や地元は頭をかかえます。

約1カ月後、就航したのが稚内利礼運輸(現 ハートランドフェリー)から用船した『第三利礼丸』でした。

同船は、1977年(昭和52)1月から5月まで5カ月間、一時的に小樽・利尻礼文航路に就航し、そのあとを『第五むろと丸』に引き継ぐことになります。

第三利礼丸の船歴については、「北の海の航跡をたどる~利尻礼文航路(利礼航路)編 『利礼航路を支えたレジエンド船 第三利礼丸』をご参照ください。

礼文島香深港に停泊中の第三利礼丸

『第三利礼丸』Rirei-maru No.3
・総トン数 224.53㌧
・全長 33.40m
・全幅 6.40m
・航海速力 10.5ノット
・旅客定員 113名
・稚内利礼航路就航 1964年(昭和39)~1981年(昭和56)
・小樽利礼航路就航 1977年(昭和52)1月~5月



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