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知名度は、“いまひとつ?“『アインス宗谷2』

『アインス宗谷2』と聞くとサハリン航路で活躍した『アインス宗谷』の姉妹船?と思う方もいるが、『アインス宗谷2』は、奥尻航路で1987年5月より就航していた『第五ひやま』が1999年(平成11)5月に利礼航路に転属となり船名も『アインス宗谷2』と変えられたもの。

『アインス宗谷2』の総トン数は、1599トンで当時、利礼航路で活躍していた大型フェリーと比較すると“小ぶりのフェリー“であった。船内は、観光客で混雑することが多く“難民船のようだ“と酷評されたこともある。
2003年(平成15)5月に退役し、その後、インドネシアへ売船されている。

HIYAMA No.5/ 写真出典 「ふるさと奥尻通信」
一般配置図
一般配置図
稚内港

『アインス宗谷2』
■総トン数 1599トン
■全長 70.20m
■全幅 15.50m
■航海速力 15.75ノット
■旅客定員 370名/夏期(7月・8月)540名
■車両積載能力 8㌧トラックのみ16台/乗用車のみ40台
■就航(利礼航路) 1999年(平成11)5月
■退役 2003年(平成15)5月

「アインス宗谷2」・広島県/写真出典 www.kipio.net
右:「アインス宗谷2」 左:「ニュー宗谷」・広島県/写真出典 Wikimedia Commons

参考・引用文献
・ハートランドフェリー船舶表
・「ふるさと奥尻通信」第105号
・Wikimedia Commons
・www.kipio.net

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