利尻クネクネ#4~姫沼|利尻富士町

エゾマツ、トドマツなどの原生林に囲まれた神秘的な湖~『姫沼』
利尻島の玄関口・鴛泊(おしどまり)港の南東約2kmの標高130mに位置。

湖の周囲約800m、深さ2mの湧き水をせき止めたことにより3つあった沼(火山爆裂火口跡のくぼ地/マールに水が貯まった湧水池)が1つに集約され”人造湖”が誕生しました。そこにヒメマスを放流したことから『姫沼』と名付けられました。

早朝や天候の良い日には、水面に利尻富士(利尻山)の姿(『逆さ富士』)が映し出されます。

散策路も整備されており、「春告げ花」「春の妖精」と呼ばれる”エゾエンゴサク”の可憐な姿や野鳥(クマゲラ、コマドリ、アオジなど)のさえずりを聞きながら約30分で一周できます。

湖畔の売店(休憩所)では、利尻や姫沼の景色、花、鳥などの写真や絵葉書、湧き水を使用したコーヒーなどが販売されています。
湖畔にはトイレがないので事前に駐車場で済ませるのが最善策。

姫沼は、「ポン山姫沼探勝路」で北麓キャンプ場、甘露泉水、ポン山と結ばれています。

海岸を巡る道路沿いには「姫沼展望台」があり、ここからは、鴛泊港に出入りするフェリーやペシ岬、礼文島の姿を望むことができます。

【都市伝説】
稚内市の西海岸の丘の上に『龍神沼』があります。沼からは利尻島を望むことができますが、この龍神沼は、底なし沼で利尻島の姫沼と繋がっているという伝説があります。

Hime Marsh
This is an iconic sightseeing location surrounded by peaceful primeval forests.
On still day, Mt.Rishiri(1721m) can be seen reflected in the water.

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