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宮様が御乗船『利尻丸』

利尻丸(RISHIRI MARU)/ファンネル(煙突)の丸一印がシンプルで印象的
利尻丸(新造船では航路初の鋼鉄船)
■総トン数 204トン
■馬力 400馬力
■旅客定員 144名(改造後300~350名ほどに増員されている?)
■就航 1954年(昭和29)6月
■改造 1963年(昭和38)/同年、常陸宮殿下が御乗船されたので、その為に改造された可能性もあると推察
■退役 1974年(昭和49)4月
当時、馬車が物資輸送の現役だった/利尻島鴛泊港
船主側の黄色の箱にはジュースかコーラの瓶が入っていたような記憶があります。写真右側の船は、第三利礼丸/利尻島沓形港
乗船客と物資の数の多さに驚きます/利尻島沓形港
利尻島鴛泊港/写真出典:島曜日の島情報ブログ。
新造船では利礼航路初となる鋼鉄船
常陸宮殿下御乗船(1963年/昭和38年7月)/稚内港
行先盤で確認するかぎり、稚内からは礼文島へ先航されたようです

Episode
1963年(昭和38)7月15日、常陸宮殿下が連絡船『利尻丸』に御乗船され礼文島、利尻島を御訪問。また、「サロベツ展望台(徳光展望台)」を訪れた際、サロベツ原野と利尻山(1721m)の眺めに感動され『宮の台展望台』と改名されました。

『宮の台展望台』(豊富町)よりサロベツ原野、利尻山を望む/写真出典:豊富町観光協会HP
利尻丸の船長さん。威厳があります。制服、帽子がカッコいいです
左 第二利礼丸 中央 利尻丸 / 稚内港
写真中央の線路は稚内桟橋駅(稚泊航路)まで繋がっていたことが確認できる貴重な写真。戦前は、ここまで国鉄の旅客列車が乗客を運んでいました
若者でいっぱいの甲板 1/稚内港
若者でいっぱいの甲板 2/礼文島香深港
ノシャップ岬沖を島に向けて航行中
荒波を越えて。。。船酔いだろうな

参考・引用文献
・ハートランドフェリー船舶表
・島曜日の島情報ブログ。
・豊富町観光協会ホームページ(HP)


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