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3500トン型フェリー二番手『クイーン宗谷』

''宗谷海峡の女王(クイーン)''となるべく登場したのが『クイーン宗谷』(3531トン)。『ニュー宗谷』に続く3500トン型フェリーの二番船です。
運航会社によると『クイーン宗谷』が就航した1992年(平成4)の延べ旅客数は、66万人を超えたという記録が残っている。
『サイプリア宗谷』の就航にともない退役。その後、海外へ売船された。

写真右側:「クイーン宗谷」 写真左側:「フィルイーズ宗谷」/稚内港
『クイーン宗谷』
■総トン数 3531トン
■全長 95.70m
■全幅 15.0m
■航海速力 19.5ノット
■車両積載能力 8㌧トラック21台/乗用車56台
■旅客定員 夏期(7月・8月)650~632名/夏期以外500名
■就航 1992年(平成4)6月
■退役 2007年(平成19)10月
稚内港へ着岸する「クイーン宗谷」
稚内港
稚内港を出航する「クイーン宗谷」
2等船室
2等船室(船首側)
2等船室(船首側優先席)
1等和室
1等ラウンジ
1等ラウンジ
甲板席
エントランス・ロビー(個人的には船内で、ここが最も快適でした)
船内売店
「クイーン宗谷」竣工記念カード/内海造船㈱発行
一般配置図
一般配置図
「クイーン宗谷」が表紙の時刻表
小樽~利尻・礼文航路の時刻表が削除されている
「クイーン宗谷」は利礼航路を退役後、海外へ売船され、現在はインドネシアで船名もそのままに活躍中。写真をよく見ると英語の船名の下部に日本語の船名が確認できる。
船尾は、かなり改造されている
船側にランプドアが設置されている

参考・引用文献
・ハートランドフェリー船舶表
・Nurcholis.com

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