No.019ヤギさん郵便「不幸な出逢い」
本にも書きましたが、自分が不幸だと思っていました。
自然に笑えない。許せない人がいる。自分に自信がない。
そんな事をいつも考えてしまう自分に嫌気がさす。でもそれを止められない。悪循環。
でも、弥生さんにはじめて会った夜。この全ての不幸はこの日の為にあったんだと思いました。少し大袈裟でしょうか?
あの日は色々な話をしました。本にも書けなかったことも話しました。ああいった話を人に話すのは珍しいんです。
でね。あの夜。なんでこんな思いしなくちゃいけないの?どうして私ばかりこんな目にあうの?と今までの不満が一瞬にして解決しました。
不幸な人生を自分で選んできた。
不幸は自分で仕込んできたんだって感じたんです。証拠はありません。自分の感覚です。
生まれて来る前にある程度決めてくるものがある。この世で逢いたい人。それは嫌いな人、苦手な人も含まれる。私で言えばお母さんの元カレみたいな弱いものをイジメる人。
だってね、お母さんの元カレがいなくて、自分の事を心底嫌いになっていなかったら、今の自分はいなかった。今と全然違う人生を生きていたと思うんです。
私ね、弥生さんに逢いたかった。
そしてあの夜あの話をしたかった。
理由なんてわかりません。でも、弥生さんに逢いたかったのはわかります。
不幸になんてなりたくない。私だって、あんな思い二度と味わいたくありません。
でも、不幸だったから淋しかったから探しはじめた。
「この世で出逢うべき人を」
それだけは確信しています。
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