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今期のクシャトリラ

こんにちは!普段関東圏で遊戯王をしてるペロシャンと申します

このnoteでは僕が今期使用している、クシャトリラについての解説をしたいと思います。

今期のクシャトリラの使用実績

ネクストプレイ杯 個人戦 4ー3 ベスト4
つりおCS 2人チーム 6ー0ー1 3位
つりおCS  2人チーム  3ー0ー2 ベスト8
太陽CS 個人戦 4ー1ー1 ベスト8
ネクストプレイ杯 個人戦 4ー3 ベスト4
太陽CS 個人戦 4ー2 ベスト8
つりおCS 個人戦 8ー0 優勝
つりおCS 個人戦 7ー1 優勝
日本選手権店舗予選 4ー0 店舗代表獲得

今期の環境及びクシャトリラの使用理由

友人のオズ[@YPozDRS]のtier表を元にお話していきます。
こちらは、関東のCS結果を元に作成されているものです。

前期と変わらず以前ティアラメンツが頭一つ抜けており、ティアラメンツに対して強いビーステットを採用した展開系デッキの台頭。
新規のカードにより強化されたピュアリィ、超重武者、エクソシスターなどが主な今期の環境デッキとなっています。

これらのテーマに対して、非常に有効なのがクシャトリラデッキのエースモンスターアライズハートです。
フリーチェンの除去に加え、マクロコスモス効果を持っており、アライズハートが成立すればその試合を勝てる程に今期は強力なカードだと考えております。

もう一つ大きな理由がディメンションアトラクターの存在です。クシャトリラは、このディメンションアトラクターをとても強く使うことが出来ます。
tier表の中でディメンションアトラクターの影響を受けづらいデッキは、エクソシスターとふわんだりぃずの2つくらいしかありません。

このように環境デッキに対して明確に強く出れる部分がある為使用しています


採用カード解説

前回のつりおCS優勝構築を元にお話していきます。

メインデッキ

クシャトリラ・ユニコーン 1枚

制限カードとなってしまった1枚初動のカードです。制限カードの為、このカードにアクセスできるカードを多く採用しています。

魔法カードをサーチする効果を持っており、ユニコーン1枚で動く場合にはパーピヤスをサーチします。手札にフェンリル、ライズハート、クシャトリラモンスターをサーチする手段があればバースを持って来る事が多いです。

このカードに灰流うららをもらった際に、エクストラのカードを除外する事を忘れないようにしましょう。

クシャトリラ・フェンリル1枚

制限カード2種類目です。このカード1枚では初動になりませんが、除外効果は相変わらず強力です。

可能な限りフィールドに残しつつ、相手の盤面を崩していく事を狙います。

1枚初動にはなりませんが、後述するバースパーピアスと合わせると強力な動きになります。

クシャトリラ・ライズハート 3枚

フェンリル、ユニコーンの規制により前期より枚数を増やし3枚の採用です。

展開の際に、シャングリラを発動させる事の出来るカードであり後述するバースとの噛み合いもとてもいいカードです。シャングリラを使用する展開では主にビックバンを除外します。

バースを持っている場合は、フィールドに出したいモンスターをコストとして送りバースの効果で蘇生する事が出来ます。

またレベル4のためバグースカを作る際にも重宝します。

一度効果を使ったら永久的にレベル7になるので、返しのターンでフィールドに残ってた場合はそのままランク7のエクシーズに繋げる事が出来ます。

ティアラメンツ・クシャトリラ 1枚

今期から新しく採用してる1枚になります。

運次第にはなりますが、バースとの噛み合いで蘇生先を作る事が出来ます。バースでの通常召喚でも、3枚墓地落とし効果が使える事を覚えておくと便利です

シェアトップのティアラメンツにも抹殺の指名者で宣言出来るので、こちらのターンの妨害を一つ消す事が出来ます。

また相手ターンにシャングリラで出す事が多く、アライズハートが成立している状況なら相手のデッキを3枚除外する事が出来ます。

スケアアクロー・クシャトリラ 1枚

前期と変わらず1枚採用してるカードです。

守備表示のまま攻撃出来る為、メインギミックでのバグースカの回答になります。

3つ目の効果も強力で、対象耐性を持ってるモンスターやカオスアンヘルなどを無力化する事が出来ます。

スケアクローを場に残していないと攻撃された側の相手モンスターの効果が無効化出来ない点は注意する必要があります。

クシャトリラ・オーガ 1枚

プレイヤーによって採用が分かれるカードだと思います。フェンリルやユニコーンと同様の特殊召喚効果と除外効果を持ちます。

罠サーチの効果を持っており、プリペアを採用していない場合はあまり使うことはありません。

主な採用理由としてはフェンリル同様の特殊召喚持ちのモンスターの数を増やしたいのと、打点の高さを評価しての採用です。

コストなく特殊召喚出来るクシャトリラモンスターは総じて後述するパーピヤスと合わせて初動になります。

打点の面では、2800という攻撃力はティアラメンツが使うドラゴスタペリアを踏めるという大きなメリットがあります。スタペリアがクシャトリラに対してとても強いです

デッキを捲る効果も強力でトップが強ければそれを弾き、制限カードが捲れればそれを弾きプレイの幅を狭める事が出来ます。

惑星探査車 2枚

ユニコーン、パライゾスの規制により採用したカードになります。

召喚権を使ってしまいますが、一枚初動となるパライゾスを持ってくる事が出来ます。

レベル4の地属性なので、バグースカやアウスの素材として使うシーンも多々あります。

1枚で初動になる優秀なカードですが、被りがあまりにも弱いのと後述するバースとの噛み合いの悪さを考え2枚の採用にしています。

増殖するG、灰流うらら 各3枚

特に語ることはありません。強いので3枚です

ディメンション・アトラクター 2枚

このデッキを使う大きな理由です。効果が通ればそのゲームを勝つ事の出来る程のパワーを持っています。

ケースとしては稀ですが、ルーンが使用してくる可能性がある平和の使者の影響を受けずに攻撃する事も出来ます。

朔夜しぐれ 1枚

ピュアリィの増加を考え新しく採用した一枚です。

アライズハートがいる状態や、アトラクターが適用されてる状態でも発動する事ができます。

また3レベルのチューナーな為、クシャトリラモンスターと合わせてバロネスを作る事も出来ます。

3チューナーを使った展開もあり、プレイの幅が広がると考え1枚採用しています。

六世壊他化自在天 3枚

デッキからクシャトリラをモンスターを出せる強力なカードです。
守備表示の縛りはありますが、スケアクロークシャトリラは守備表示で攻撃出来る為、ライフを取る際にも重宝します。

属性が異なるモンスターを出す必要がある為、フェンリル→スケアクロー、ティアラメンツクシャトリラ→オーガは出す事が出来ない点は注意が必要です。

2の効果も非常に強力で、除外からリソースを拾う事が出来ます。この効果の影響から後述するバースを除外ゾーンに置いておくプレイが重要です。

あらゆるクシャトリラモンスターと合わせて初動になる為3枚の採用です。

クシャトリラバース 3枚

このカードの存在が今のクシャトリラを支えてると言ってもいいほどに強力なカードです。

①の効果は召喚権を使いレベル7モンスターを通常召喚出来ます。

サイドカードにパンクラトプスやクモグスなどを採用してる場合、それらも通常召喚可能です。この効果と惑星探査車の噛み合いが悪い為、探査車の採用を2枚に抑えています。

②の効果は除外墓地からクシャトリラを特殊召喚出来ます。
墓穴の指名者を貰っても蘇生は出来ますが、有力な蘇生先の効果が無力化されてしまうので、次ターンに蘇生したいと思ってるモンスターはなるべく除外ゾーンに置きます。[ネクロバレーの効果を受けない為でもあります]

③の効果は墓地リソースを削ることが出来ます。後述するアライズハートの効果が無効化されてしまっても、この効果のおかげで墓地への干渉を行えます。
この効果が重要になる対面がある為後程紹介します。

一枚初動にならない点や永続魔法の為2枚採用にしてるプレイヤーもいますが、優先的に除去されやすいカードでもある為僕は3枚採用にしています。

六世壊=パライゾス 1枚

制限カード3種類目です。このカードから一枚初動となるユニコーンを持ってくる事で展開する事が出来ます。

②の効果は世界共通の打点上昇効果です。相手の場の属性もカウントすることを忘れないようにしましょう。

③の破壊効果も強力で、シャングリラが効果を発動した処理後に発動します。
発動が条件の為スキルドレインなどがあっても破壊する事が出来ます

このカードのおかげで永続罠にも耐性があるのでとても強力です。

またパライゾススタートの場合より強い展開が出来る場合があるので後程紹介致します。

肆世壊=ライフォビア 1枚

盆回しの相方その1です。デッキの中にサーチ出来るカードはスケアクロークシャトリラのみとなります。

③の破壊効果が優秀で、相手のフィールドの守備表示モンスターも数に含める事が出来ます。
パライゾスと違い、破壊できるカードは相手フィールドのカードのみの点は注意が必要です。

王家の眠る谷ーネクロバレー 1枚

盆回しの相方その2です。ティアラメンツ相手に強力に働くフィールド魔法なので採用しています。

クシャトリラバースの解説でも説明しましたが、ネクロバレー適用中でも除外ゾーンからの蘇生は出来る為こちらへの影響は殆どありません。

テラ・フォーミング 1枚

1枚初動となるパライゾスを持って来れるカードです。引けたら笑顔になれます。

盆回し 1枚

パライゾスにアクセス出来るカードです。

相手フィールドに送りつけるフィールド魔法はネクロバレーを優先しています。無限泡影や拮抗勝負のケアになる点はとても強力です

金満で謙虚な壺 2枚


初動が薄いデッキの為最大枚数の採用です。このカードで初動に繋がるカードや、対誘発札を引きに行きます。

エクストラの飛ばす候補
バグースカ、アウス、ドナ、バロネス、シャングリラ2枚目、ハピネス、グラディテール、ビッグアイ(ルーンやラビュリンスなどの罠対面の場合)

墓穴の指名者 2枚

ありとあらゆる誘発を止めれます。もちろん最大枚数採用です。

抹殺の指名者 1枚

ありとあらゆる誘発を止めれます。

クシャトリラモンスターを宣言してバースで蘇生したり、ティアラメンツクシャトリラを宣言して効果を止めたり出来ます。

三戦の才 1枚

先手でも後手でも強力な一枚です。

クシャトリラはコントロールを奪っても、奪ったモンスターを処理できない為相打ちが取れる状況や、奪ったモンスターが自凸出来る時以外はあまりコントロールを取る事がありません。

ティアラメンツがアライズハートを突破する際に、三戦の才でコントロールを奪っての突破が多い為抹殺で宣言して三戦を止められる事もあるので一枚採用しました。

六世壊根清浄 1枚

ユニコーン1枚からの展開に必要な為採用しています。ライズハートの効果で除外する事が多いです。

しかしフィールドでの効果も強力で、アライズハートのマクロコスモスを受けづらいデッキには積極的に構えに行きます。(エクソシスター、ふわんだりぃず、ミラー等)

上記のような対面と分かっている場合は先程紹介したオーガでサーチする択も考えてプレイしています。

ミラーの場合ですが、発動条件がフィールドにクシャトリラエクシーズがいる事なので相手の場にいても発動することは覚えておくと便利です。

後述するアライズハートの素材に入れておく事で、効果を使う際にビックバンを素材から弾く事で盤面にモンスターをもう一枚用意出来るケースも存在します。

無限泡影 3枚

結界波と凄く悩みましたが、ピュアリィの増加を考え無限泡影にしました。

結界波と常に悩んでる枠です。


エクストラデッキ

クシャトリラアライズハート 2枚

このデッキのエースモンスターでクシャトリラデッキを使う大きな理由です。

マクロコスモス効果に加え、フリーチェーンでフィールドのカードを除去出来ます。

素材供給効果は強制効果なので忘れないようにしましょう。除去効果を使う際に素材も除外される為、パーピヤスを素材に入れて効果を使えばリソースを拾う事が出来ます。

三戦の才や心変わりを打たれた時に自分自身を除外する事もあるので覚えておくと便利です。

クシャトリラシャングリラ 2枚

クシャトリラの主要エクシーズモンスターです。
先行展開の際に、シャングリラ成立からライズハートの効果を使いアライズハートの重ねる条件を満たす事を狙います。

ゾーン封鎖の効果はとても有名です。ペンデュラム対面で真の力を発揮します。友人の魔術師使いは、ユニコーンをサーチした瞬間にサレンダーしてしまう程凶悪な効果です。

モンスターゾーンを封鎖する場合は、エルフや霊使いリンクのリンク先となるゾーンから潰していきます。

ゾーン封鎖の効果ですが、相手の壺系カードにも反応する事を覚えておくと便利です。

シャングリラは無限泡影や結界波を受けてもゾーン封鎖の効果は消えずに残る点も覚えておきましょう。

破壊耐性の効果も強く非常に場持ちのいいカードです。

撃滅龍ダーク・アームド 1枚

個人的な評価がかなり高い一枚になります。単純な破壊効果に見えますが、使い方次第でかなり強力に働きます。

まず破壊効果にターン制限がなく、後述するドラゴサックと違い攻撃してからメイン2に破壊効果を使用する事が出来ます。

破壊後の墓地除外でパーピヤスを除外する事で、リソース回収を出来ます。

先程バースを除外ゾーンに置いておく話をしましたが、このダークアームドと非常に噛み合いが良く盤面を広げる事が出来ます。

またアトラクターとの噛み合いも非常に良いです。アトラクター2枚持ちでの後手想定のシチュエーションを紹介します。

相手 ティアラメンツメイルゥ召喚効果
自分 アトラクター

こちらのターン
自分 レベル7を2対並べてダークアームド、メイルゥを効果で破壊し墓地のアトラクターを除外。
素材も除外される為墓地が空になる。
再度相手ターンにアトラクターを使用可能。


アトラクター2枚持ち前提にはなりますが、このようにアトラクターを2ターン連続で継続することができます。また素材が2体以上の条件なので、素材を沢山入れればその分破壊効果を使えます。

2枚採用も検討出来る非常に優秀なカードです。
ネクロバレーとの噛み合いが悪い点のみ注意しましょう。

幻獣機ドラゴサック 1枚

ダークアームドと似てますが用途が違う点が多いカードです。

ドラゴサックの強みはトークン生成により、クシャトリラモンスターのアドバンス素材を用意出来ます。またリリースしてがコストの為、スキルドレインの回答になるカードです。

またシャングリラ同様破壊耐性があるので、場持ちがいい点も評価できます。

ビッグ・アイ 1枚

コントロールを永久的に取る事が出来ます。ミラーで強力なのはもちろん、ティアラメンツ対面にも強力です。

破壊に対して強力なカレイドハートやルルカロス、レベル7のフェンリルやティアラメンツクシャトリラを奪い更なるエクシーズを狙えます。

ミラーが増えてきたら2枚目も検討するカードですが、ミラーが多くないので1枚の採用です。

電脳獣ティアブロシス 1枚

裏除外効果を持っており、別のタイミングでの除外の為シャングリラを2回起動する事が出来ます。

基本的に抜くエクストラはアーゼウスが最優先です。またこちらがアーゼウスに向かう際に使う事も多いです。ダウナードマジシャンの様なカードが無い為、クシャトリラの出すアーゼウスは1度しか効果を使用出来ません。

その為素材が2つあれば大丈夫なので、ディアブロシスでエクストラを飛ばしてからアーゼウスを立てることもあります。

また相手のデッキを裏側除外する効果ですが、相手の裏側除外のカードがデッキ枚数より多い場合発動する事が出来ません。

天霆號アーゼウス 1枚

エクシーズテーマには基本採用します。クシャトリラももちろん採用です。

エクスピュアヒィ・ハピネス 1枚

対象耐性系のモンスターを突破出来るように採用しましたが、使用する様な盤面がなく検討中のカードです。

諧調光師グラディエール 1枚

レベル7が2体しか並ばなかった時の対ティアラメンツへの保険的存在です。あまり使う事はないのでお好みで好きなカードに入れ替えても大丈夫な枠です。


泥睡魔獣バグースカ 1枚   

探査車とライズハートでレベル4のモンスターを合計5枚採用している為今回採用しました。

主にET、EDなどで使用しています。ビッグアイでレベル4モンスターを奪い、エクシーズに繋げるシーンも多々あります。

空牙団の懐剣ドナ 1枚

相手のモンスターを割りつつフィールドを空けられる為、手札のクシャトリラの特殊召喚に繋がります。

崔嵬の地霊使いアウス 1枚

フェンリル、G、スケアクロー、探査車が地属性の為アウスのリンク召喚に繋がります。

ティアラメンツ相手だとフェンリルを奪い、盤面の捲りと後続の確保を狙えます。

それ以外の対面でもアウスで自凸してから探査車をサーチしメイン2に展開を狙うシーンも多いです。

フルール・ド・バロネス 1枚

クシャトリラモンスターとうらら、しぐれと合わせて出せる為採用しました。

御前試合をユニコーン+しぐれで突破出来たりと何かと器用なカードです。

要求値は上がりますが先行展開にも絡めるパターンがあります。

メインデッキ、エクストラデッキの解説は以上になります。サイドデッキに関しては環境により変化する部分がとても大きいので、何か気になるカード等があれば質問箱やTwitterのDMで聞いて頂けたらと思います。



展開方法

先行展開について何パターンか紹介したいと思います。

ユニコーン1枚展開 

パターン1
1、ユニコーンSS パーピヤスをサーチ

2、パーピアスでフェンリルをSS、ライズハートをサーチ

3、ライズハートをSS、フェンリルとユニコーンでシャングリラをエクシーズ召喚

4、ライズハート効果でビックバンを除外し、相手のデッキトップを3枚裏側除外

5、シャングリラチェーン1、ビックバンチェーン2で素材のフェンリル又はユニコーンをSS、シャングリラで1面封鎖

6、ライズハートの上にアライズハートを重ねターン終了

7、相手スタンバイにシャングリラ効果でティアラメンツクシャトリラSS、効果で相手デッキトップを3枚除外しアライズの素材を供給

最終盤面
アライズハート2素材、シャングリラ1素材、フェンリル又はユニコーン、ティアラメンツクシャトリラ、1面封鎖

パターン2

パターン1の5まで同様

6、シャングリラの上にアライズハートを重ねる。

7、フェンリルとライズハートでディアブロシスをエクシーズ召喚

8、ディアブロシスの効果で相手のエクストラ裏側除外しアライズの素材を供給

最終盤面
アライズハート3素材、ディアブロシス

こちらがユニコーン1枚からの展開となります。基本的にはパターン1を使う事が多いです。

パターン1の展開はアライズハートの素材が2枚しか入らない為、相手のフェンリルスタートでアライズハートが飛んでしまう裏目があります。

ただ今の環境ではフェンリルが採用されているデッキがティアラメンツくらいなので、パターン1の展開を行い盤面にリソースを広げる事を狙います。

ただ対面のデッキがティアラメンツと分かっている場合で、フェンリルの回答になる無限泡影やしぐれを引いていない場合は、パターン2の展開を取りフェンリルの裏目を消していく用に心がけています。


ユニコーン+フェンリル

1、ユニコーンSS バースをサーチ

2、フェンリルをバースの効果で通常召喚し、効果でライズハートをサーチ

3、ライズハートSS、フェンリルとユニコーンでシャングリラをエクシーズ召喚

4、ライズハートの効果でビックバンを除外し、相手のデッキトップを3枚裏側除外

5、シャングリラチェーン1、ビックバンチェーン2で素材のフェンリル又はユニコーンをSS、シャングリラで1面封鎖

6、フェンリルとライズハートでディアブロシスをエクシーズ召喚、効果で相手のエクストラのカードを裏側除外

7、シャングリラチェーン1、ディアブロシスチェーン2で組み追加でデッキを裏側除外し2面封鎖

8、シャングリラ効果で3面封鎖

9、バースの効果で、ディアブロシスのエクシーズ素材となって墓地に行ったモンスターを蘇生

10、蘇生したモンスターにアライズハートを重ねる。

11、相手スタンバイにシャングリラ効果でティアラメンツクシャトリラをSS、効果で相手のデッキを3枚除外しアライズの素材を供給

最終盤面
アライズハート2素材、シャングリラ、ディアブロシス、ティアラメンツクシャトリラ、クシャトリラバース、3面封鎖

ユニコーン1枚からの展開に加えて、バースとディアブロシスが追加されたおり盤面をより強固にする事が出来ます。

また封鎖盤面も3面に広がっており、相手のアクションに合わせて5面封鎖する事も可能です。



パライゾス+ユニコーン、フェンリル、バース、パーピヤス、ライズ

こちらの展開はパライソズ+この5種類どれを持ってても同じ盤面を作る事が出来ます。

パライゾスは必須になるのでユニコーン素引きでは代用出来ません。

ここではユニコーンを持っているパターンで展開していきます。

1、パライゾスを発動、フェンリルをサーチ

2、ユニコーンSS、バースをサーチ

3、バース発動、効果でフェンリルを通常召喚しライズハートをサーチ

4、ライズハートSS、ユニコーンとフェンリルでシャングリラをエクシーズ召喚

5、ライズハートの効果でビックバンを除外し、相手のデッキトップを3枚裏側除外

6、シャングリラチェーン1、ビックバンチェーン2で組みフェンリル又はユニコーンをSS、シャングリラで1面封鎖

7、パライゾス効果でシャングリラを対象に取り、シャグリラ効果を使い破壊を守る。

8、バース効果で墓地にあるクシャトリラを蘇生

9、ライズハートをアライズハートに重ね、残った2枚のクシャトリラモンスターでディアブロシスをエクシーズ召喚

10、ディアブロシス効果で相手のエクストラデッキのカードを裏側除外

12、アライズハートチェーン1、シャングリラチェーン2、ディアブロシスチェーン3で組みデッキの裏側除外、ゾーン封鎖、素材供給を行う

13、再度アライズハートチェーン1、シャングリラチェーン2

自ターン終了時の盤面
3素材アライズハート、シャングリラ、ディアブロシス、クシャトリラバース、パライゾス、3面封鎖

14、スタンバイシャングリラ効果で、ティアラメンツクシャトリラ又はオーガをSS

15、相手の最初の発動したカードにアライズハートの裏除外効果を使用

16、12と13の展開の動きを再度行い5面封鎖

パライゾスからなる強力な先行展開です。ここまで展開が通れば捲られる事は殆どありません。狙える時は積極的に狙っていく展開方法になります。


パライゾス+バースorパーピヤス+レベル7クシャトリラ

こちらの展開も複数パターンの初動で展開出来る盤面となります。ここではバース+スケアクロークシャトリラパターンで展開していきます。

1、パライゾス発動、ユニコーンをサーチ

2、ユニコーンSS、パーピヤスをサーチ

3、パーピヤスでフェンリルをSS、ライズハートをサーチ

4、ライズハートSS、ユニコーンとフェンリルでシャングリラをエクシーズ召喚

5、ライズハートの効果でビックバンを除外し、相手のデッキを3枚裏側除外

6、シャングリラチェーン1、ビックバンチェーン2で組みフェンリル又はユニコーンをSS、シャングリラで1面封鎖

7、パライゾス効果でシャングリラを対象に取り、シャングリラ効果で素材を取り破壊を守る

8、バース効果で墓地にあるクシャトリラを蘇生

9、バース効果で手札のスケアクロークシャトリラを通常召喚

10、レベル7が4体フィールドにある為シャングリラ2枚目とディアブロシスをエクシーズ召喚する。

11、ディアブロシス効果で相手のエクストラデッキのカードを裏側除外

12、シャングリラチェーン1、2体目のシャングリラチェーン2、ディアブロシスチェーン3と組み相手のデッキの裏側除外に加え2つゾーン封鎖を行う。

13、再度2体のシャングリラの効果が発動し5面封鎖

最終盤面
シャングリラ✖︎2、ディアブロシス、パライゾス、クシャトリラバース

先行で相手の盤面を5面封鎖出来る展開方法です。

サイド後は拮抗勝負やラヴァ・ゴーレムなど裏目が余りにも大きい為あまりやりませんが、メイン戦では強力な展開方法です。


ユニコーン+バースorパーピヤス+3チューナー

ここでは手札にバース、灰流うららを引いている状態で展開していきます。

1、ユニコーンSS、パーピヤスをサーチ

2、うらら通常召喚、ユニコーンとうららでバロネスをシンクロ召喚

3、バース効果で墓地のユニコーンを蘇生

4、パーピアスでフェンリルをSS、ライズハートをサーチ

5、ライズハートをSS、フェンリルとユニコーンでシャングリラをエクシーズ召喚

6、ライズハート効果でビックバンを除外し、相手のデッキトップを3枚裏側除外

7、シャングリラチェーン1、ビックバンチェーン2で素材のフェンリル又はユニコーンをSS、シャングリラで1面封鎖

8、ライズハートの上にアライズハートを重ねる

9、バロネス効果でシャングリラを対象に取り、シャングリラ効果で素材を取り破壊を守る

10、アライズハート効果で素材を供給

11、相手スタンバイにシャングリラ効果でティアラメンツクシャトリラSS、効果で相手デッキトップを3枚除外しアライズの素材を供給。

最終盤面
アライズハート3素材、バロネス、シャングリラ、フェンリル、ティアラメンツクシャトリラ、クシャトリラバース

バロネスを先に出す事でニビルのケアをしながら最大盤面を目指せる展開です。

手札誘発を切ってしまう展開ではありますがそれに見合った強さの展開だと思います。

ただこの展開の様にうららを切ってしまうとGの回答がなくなってしまう恐れがあるので、Gの回答が他にある時かサイド戦で相手のスタンバイGを見てからにすることをおすすめします。


各対面での立ち回り

環境デッキに対しての立ち回りを解説していきたいと思います。

対ティアラメンツ

アライズハートが非常に重い相手の為、アライズハートで蓋をする事を考えます。

今期のティアラメンツは前期と違い、罠を確定で構えられたキトカロスが存在しない為スクリームが落ちた時or素引きでの構えとなります。

この罠の存在がクシャトリラは非常に重かった為、それが確定で構えられない以上相手の落ち次第では十分にメインギミックのみでも捲る事が可能です。

捲る時に重要となるのが、スタペリアを踏めるクシャトリラオーガの存在とクシャトリラ魔法の2種類です。オーガを出す場合は最初に自身の条件で特殊召喚するか、バースを使う事になります。(パーピヤスは守備表示で出る為スタペリアを踏めない。)

ティアラメンツ側の妨害であるルルカロスの踏み方ですがパーピヤスで踏む事を意識します。

バースで踏んでしまうと最大2枚のクシャトリラを場に出せる可能性を減らしてしまう事になります。
バースはグラファに無効化されない事を覚えておきましょう。極力ハンドに残しておき、パーピヤスやオーガで妨害を踏んでからアライズハートに向かえるようにしておきましょう。

カード紹介の所でも書きましたが、ビッグアイが非常に強力な対面なので積極的に狙って行きましょう。

罠の踏み方ですが、先ほども言った通り構えられてしまったら非常に厳しいです。もらってしまったら仕方ない程度に考えています。

クシャトリラ魔法カードを引きている時はユニコーンで踏めるよう、ユニコーンを先に出し場にいるティアラの下級に対してバトルフェイズからの処理を頭に入れておくといいと思います。そうする事でサリークを先に開かせる場面があります。

ティアラメンツ側のアライズハートの突破方法ですが、主に三戦の才、アーゼウス、フェンリル、無限泡影、エクシーズオーバーディレイなどが挙げられます。

アーゼウスはどのデッキ相手でも出されたらとてもきついので、ユニコーンやディアブロシス等で最優先で抜きに行きます。

フェンリルは展開例で紹介した通りケア展開でケアしましょう。三戦の才の存在ですが、アライズハートが強制効果で素材を入れるため受けるのは仕方ないといったところです。

ただこちらが先行でアトラクターが通ってる場合は、アライズハートを出さずにシャングリラ、ディアブロシスでターンを返す事で三戦の才をケアできる事は覚えておくと便利です。

サイドチェンジ 
自分選択権
out 無限泡影✖︎3、増殖するG✖︎2
In 三戦の号、トラップトリック、次元障壁✖︎3

相手選択権
out 墓穴の指名者✖︎2、抹殺の指名者1、金満で謙虚な壺✖︎1、クシャトリラビックバン1、
In 冥王結界波✖︎2、三戦の号、拮抗勝負✖︎2

対ピュアリィ

新規カードにより環境に現れはじめたデッキです。

正直先行ゲーな部分が大きい対面だと思います。
ただピュアリィ側のメインデッキには、冥王結界波が採用されている事が多い為注意が必要です。

結界波を受けてしまう事を考え先行展開ではバースをフィールドに残す展開を心掛けます。このバースが、墓地のピュアリィ魔法を飛ばせる為リリィによるエクシーズを防ぐ事が出来ます。

エクストラを抜く際は最優先でアーゼウスを抜き盤面の崩壊を阻止します。

ピュアリィ対面はまだ深く分かってない部分もあるかと思うので、来期以降クシャトリラが環境に残っていたら追記しようと思います。

サイドチェンジ
自分選択権
out 無限泡影✖︎3、増殖するG✖︎2、ディメンションアトラクター✖︎2
In 三戦の号、トラップトリック、次元障壁✖︎3、コズミックサイクロン✖︎2

相手選択権
out クシャトリラビックバン、三戦の才、抹殺の指名者、金満で謙虚な壺✖︎1
In 幽鬼うさぎ✖︎2、ドロール&ロックバード✖︎2

対ルーン

僕が1番負けたくない対面がこのルーンです。ルーンに負けた時のストレスは半端ないです。(ら○ーるさん以外のルーン使いの方申し訳ありません。)

ルーン対面ですが、バースをフィールド及び手札に残しておくプレイを心かげます。このバースがルーン対面で非常に強力で、墓地除外効果により相手ターンに起動した泉の対象を飛ばす事が出来ます。
破壊の神碑で最も狙われるカードの為、破壊されても大丈夫なようにパーピヤスの回収やユニコーンのサーチ等で複数枚のバースにアクセスする事が大切です。

メイン戦では御前試合をもらってもいいようになるべく先に地属性のモンスターを出すようにします。フェンリルで御前試合を崩せる可能性があるので、他の属性のモンスターを出してフェンリルが出せなくなる状況では御前試合を突破するのは難しくなります。

御前試合の回答ですがユニコーン+しぐれでバロネスを作り処理出来る事は覚えておきましょう。

また輝く炎の神碑をケアする為にフェンリルをバースの通常召喚で出す事も大事です。

こちらのメイン戦の先行展開では、5面封鎖展開で後ろを潰してしまうのが最も効果的な展開になります。シャングリラをフィールドに残す展開が1番相手に負担をかけられるので、ユニコーン1枚初動展開ではパターン1を使う事が殆どです。

ディアブロシスでの除外ですが殆どのルーンモンスターが3枚採用されている為、バグースカを最優先で抜いています。

サイド戦のこちらの先行展開ですが、ラー玉の存在からシャングリラ+ディアブロシスのラー玉ケア展開で返す盤面が非常に多いです。また、シャングリラを輝く炎の神碑1枚で突破されないようにする為に、パライゾスでシャングリラを対象に取る動きはしないようにしています。

またこちらが後攻の際金満で謙虚な壺を発動すると、そのターン相手の魔宮の賄賂を打てなくさせる事が出来ます。その為ルーン対面では金満で謙虚な壺は2枚残すようにしています。

サイドチェンジ
自分選択権
out 無限泡影✖︎3、増殖するG✖︎2、三戦の才、朔夜しぐれ
In コズミックサイクロン✖︎2、ドロール&ロックバード2、幽鬼うさぎ✖︎2

相手選択権
out ビックバン、墓穴の指名者✖︎2、三戦の才、無限泡影✖︎3、増殖するG✖︎2
In ドロール&ロックバード✖︎2、幽鬼うさぎ✖︎2、コズミックサイクロン✖︎2、拮抗勝負✖︎2、三戦の号

対クシャトリラ

フェンリル、ユニコーン、パライゾスの規制によりより先行有利になったと考えています。

まず、相手スタンバイにシャングリラの効果は基本的に破棄するようにしましょう。アライズハートの条件が相手のシャングリラでも反応してしまう為、クシャトリラモンスター1枚でアライズハートに重ねられてしまいます。

後手で盤面を捲りに行く時は、バースを盤面に残さないようにプレイしていきます。バースが残っているとモンスターを返してもすぐに捲り返されてしまいます。

逆に先行展開ではバースを使わずにハンドに残していく事も考えてプレイします。

後手で金満で謙虚な壺を使うと相手の場のシャングリラ+ディアブロシスが機能してしまう為、後攻想定のサイドチェンジでは全抜きしています。

ディアブロシスの優先順位ですがアーゼウス、ビックアイ、ダークアームド辺りが抜く候補として有力です。

サイドチェンジ
自分選択権
out ディメンションアトラクター✖︎2、増殖するG✖︎2、無限泡影✖︎3
In 三戦の号、トラップトリック、次元障壁✖︎3
ドロール&ロックバード✖︎2

相手選択権
out ディメンションアトラクター✖︎2、金満で謙虚な壺✖︎2、墓穴の指名者✖︎2、抹殺の指名者
In 三戦の号、ドロール&ロックバード✖︎2、拮抗勝負✖︎2、冥王結界波✖︎2


最後に

ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!ここまで読んで頂いて、何か気になることや分からない事などがあればお気軽に質問箱かTwitterのDM(@08peropero)に質問して頂けたらと思います。

また今環境で僕が実際にクシャトリラを使っている動画がつりおCS様のYouTubeで2つほどアップされています。

こちらの2つになります。もし良ければご覧頂けたらと思います!

この動画を撮影してくれたつりおさんは関東でつりおCSを開催しておりとてもいい方です。CSの雰囲気もとても良いと思っています。入賞者には限定プレイマットの賞品もある為ぜひこの記事を読んでくれた方には参加して欲しいと思っています!

最後になりますが、改めてここまで読んで頂き本当にありがとうございました!

お恵み頂けるととても励みになるのでもしよろしければお願いします!

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