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刑事コロンボ(第1話殺人処方箋)

今回のおすすめ映画は、『刑事コロンボ 第1話 殺人処方箋(1967年アメリカ映画)主演ピーター・フォーク』です。

(ストーリー)

殺人者レイは精神科医。共犯者ジョーンは若くて清雅な女優であり、レイと長らく愛人関係にありました。

一方、レイの妻キャロルは夫が以前から浮気をしていることを見透かしています。

ある晩、長年連れ添った妻キャロルから離婚を言い渡されたレイは、財産を手に入れるためキャロル殺害を企てます。夫の浮気に憤慨するキャロルをアカプルコ旅行に誘うとキャロルの機嫌は一転し、まんまとレイの卑劣な罠にはまってしまいます。

また、レイは『二人の未来のために・・・』と、ジョーンをキャサリン殺害の共犯者へと巻き込みます。レイのジョーンへの愛情は虚像だったのです。

アカプルコ旅行出発当日キャサリンは、夫レイにより殺害されてしまいます。そこへやってきたのはジョーン。キャサリンに扮したジョーンとレイの二人旅行になるかと思いましたが、飛行機搭乗後、偽装の夫婦げんかが始まって、ジョーンは飛行機を降りてしまいます。もちろんそれはアリバイ工作の一環で、その後はレイの一人旅となります。

アカプルコ旅行を終えて自宅に戻ったレイを待ち受けていたのは、コロンボです。コロンボは、鼻からレイの犯行と見抜いています。執拗にレイを嗅ぎ回るコロンボと精神科医レイの知能戦。人間の心理を知り抜いた殺人者である精神科医レイの完璧とも言えるアリバイがいつ崩れるのか、スリリングな展開で物語は進んでいきます。

しかしコロンボが始めに落としたのは、ジョーンでした。レイがいくら知能犯であってもジョーンの純粋な心まで操ることはできませんでした。最後はコロンボの企てによりレイがジョーンに出し抜かれて物語は終焉を迎えます。

なんとも痛快。第2話を楽しみたいと思います。

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