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スタァライト遍歴/TV版対戦カード考察

はじめに/自己紹介

※この記事は、めのフェさん主催「ぼくのわたしのスタァライト Advent Calendar 2023 第二幕」に参加しています。
(アドカレURL 第一幕/第二幕

本記事は、大体タイトルの通りなのですが、前半で私が少女☆歌劇 レヴュースタァライトのオタクになり今に至るまでの経過を書き散らし、後半でTV版におけるレヴューオーディションの対戦カードを考察するものとなっております。

さて、まずは簡単な自己紹介ですが、Aと申します。(Twitter) スタァライト歴は22年10月にTV版と劇場版を観てからなので14ヵ月といったところです。舞台未観劇、スタリラ未プレイです。こういった記事を投稿すること自体が初めてなので、何卒生温かい目で見ていただければと存じます。よろしくお願いいたします。

私のスタァライト歴

2022年10月以前

もう戻れない、何も知らなかった日々です。アニメや映画を観るようになったのは2020年頃からで、スタァライトというコンテンツの存在は劇場版の公開当時に知ったと思います。その頃からTwitterでじわじわと話題になり大場ななのFAが多数流れてくるのを観測してはいましたが、当時は多忙でTVアニメ12話分に手を出す踏ん切りがつかず、あろうことかスルーしてしまいました。これは割と冗談抜きで人生最大の後悔の一つです。今はちょっとでも気になる映画があれば積極的に映画館に足を運ぶようにしています。

22年10月 TV版初鑑賞

観たきっかけとしては本当にたまたま、U-NEXTで観る映画を漁っていた時にスタァライトの名前を再発見し、ちょうどU-NEXT以外にないようだから優先的に観るかという感じでした。この時点ではまだ今ほどハマってはいなかったのですが、ミュージカルはもともと好きなのもあり自分としてはかなりのハイペースで12話完走した記憶があります(そもそも手を付けたアニメの完走率が50%ぐらい)。話数でいうと5,6,8,話、レヴュー曲だとRE:CREATEと花咲か唄が初見時のお気に入りでした。今もですが。

22年10月 劇場版初鑑賞(配信)

結構映画を観る方ではあったのですが(劇スで650本目ぐらい)まさしく衝撃的な映画でした。パソコンのちっさい画面で観ているのに終始圧倒されてしまい、終わった後はしばらく茫然自失で何も手につきませんでした。初見で特に刺さったのは競演のレヴューです。「この舞台では、誰より朗らかに!」で情緒がおかしくなり、急な豹変でビビり散らかし、ラストのまひるの確かな成長を示す口上でアホほど泣いてしまいました。人物が泣くシーンで感情移入して泣いてしまうことはあっても爽やかなシーンで泣いてしまったのは初めてです。逆に例えばななの「またね 星見純那」から「やっぱり、眩しい…」までの台詞に込められた意味などはあまり初見ではピンときていませんでしたが、競演だけであれほどの文脈が詰め込まれていたのだから他にもあるに違いないと翌日からすぐにTV版を見返し、そして劇場版を観て新しい発見をして、またTV版…と3週間ほど空いてる時間の殆どをスタァライトに使う生活を送っていたと思います。まさに胸を刺す衝撃でした。
映像を観られない程度の空き時間はTwitter検索で感想や考察を見ていました。こちらは当時その効率を上げるべくスマホの辞書に登録した呪文です。
なお当時は"OR"だったのが今は" |"になりました。この仕様変更は何なの?イーロン

広範囲からざっくり拾うための呪文①
広範囲呪文②
狭い範囲を狙い撃ちするための呪文①
狙い撃ち呪文②

23年1月 劇場版初鑑賞(劇場)

なんとしても映画館で劇スを観たいという思いは日に日に強まっていましたが、タイミングの悪いことに11月以降の関西では通常(応援でない)上映が全然ありませんでした。そんな折、1月9日に昭島でライブ音響上映が開催されるとの情報を目にします。オケコンRevivalは予定が合わず断念しましたが1/8の夜に出て1/10の朝に帰ってくることはギリギリ可能です。でも流石に勿体なくない?2万のオケコンならともかく2300円の映画のために8000円払って往復するの?ちょっと待てば関西でもやってくれるかもしれないのに…

!?

配信でもう10回以上観ているにも関わらず舞台少女たちのキラめきに目を奪われ、「星屑落ちて 華は散っても──」のところでよく分からん震えがきて歯がカチカチ鳴っていたのを覚えています。これもう危ないクスリだろ…
上映終了後には拍手が沸き起こっていました。もちろん私も手が痛くなるほど拍手しました。

現在まで

すぐ関西でも上映されて交通費が無駄になるのでは?というのは結果的には杞憂でした。次に関西で上映されたのは2月末だったからです。応援上映含めてもほぼ2ヵ月関西で上映がなかったのは決して良いことではないですが…
逆に3,4,5,6月の間は関西でもかなり上映が充実しており、私の鑑賞13回はほぼ全部この期間に積み上げたものです。劇スのためなら兵庫や和歌山にも行きましたがやはりなんばパークスシネマさんには感謝してもしきれません。交通の便が良すぎる。
11月16日にはFilmarks主催の富田さん/佐藤さん舞台挨拶つき上映にも参加させていただき、これが初のリアルイベント参加でもありました。前から6割ぐらいの席だったのでお顔は正直よく見えなかったのですが、お二人ともトークが上手く何度も笑わせてもらいました。特に印象に残ったのは佐藤さんが地方でもライブを開催したいと仰っていたことです。ブシロの偉い人ホントお願いします。あとオケコンRe-revivalもあればぜひ大阪でお願いします。全国から鑑賞回数50回超、100回超の猛者が集う一方で初見の方も10人ほどおり、残りの390人から沼へようこその拍手でお祝いされていました。普通は映画館って初見の人が大多数になるはずなんですけど…
これを最後に、この記事を書いている12月25日現在、いまだに関西圏での上映の予定はありません。そろそろ禁断症状が出そうです。松竹マルチプレックスシアターズさん、せめて3ヵ月に一回でいいのでライブ音響上映を何卒よろしくお願いします。全日行くので

終わりに

14ヵ月とはいえ一つのコンテンツをここまで長く追い続けたのは初めてで、首都圏のイベントには参加できなくてもTV版と劇場版を周回して考察を読みファンアートを漁りイベントごとにオタクが狂わされているのを見るだけで本当に楽しかったです。大袈裟でなく去年10月を境に世界の色が変わりました。まあ私は色弱ですが。2024年もまだまだ新たなコンテンツ展開があるということで今からとても楽しみです。

TV版対戦カード考察

初めに

さて、ここからは結構長い間考えていたものの載せる場所がなかった考察をこの場を借りて放流していきたいと思います。よろしくお願いします。
この記事を読む方が知らないということはないでしょうが、TV版本編では9人の舞台少女たちが"トップスタァ"の座を懸けて地下劇場でのレヴューオーディションを戦います。大会形式が1v1で総当たりするリーグ戦であることは作中の描写から疑問の余地はないところでしょう。であれば劇中で直接描写された部分を基にして裏の対戦カードを推定してやろうというのが本項の趣旨となっております。

考察

総当たりということで、組み合わせを決定する上で最低限の原則を設定します。すなわち、
・1人1日1試合まで
・同じ相手とは二度戦わない

これに従って、本編で直接描写された部分を埋めてみます。

※上下は五十音順であり投稿者のCP観等を反映するものではありません

大会形式としては、とりあえずキリンが元々1日4試合×7日を想定していたとして最も妥当であろう1日4試合1人休み×9日とします。キリンが打ち切った7日目終了時点での試合数に差ができてしまいますが1試合なら許容範囲でしょう。では空白を埋め…
…ていきたいところなのですが、実はもう詰んでいます。3日目の純那の対戦相手がいないのです。まひると香子は他の日の裏カードにあるし、ななとの対戦がまだであることは9話で言及されています。これでは7日目終了時点で2位のクロディーヌが7試合も消化している一方で5試合しか終わっていない参加者がいることになり、そこで予告もなく打ち切って8日目にレヴューデュエットというのは流石にキリンといえども全員の理解を得るのは難しいでしょう。何か7日目終了時点の試合数の差を最大1にできるようなシステムはないでしょうか?

あった。

元々オーディションが1日3試合または4試合の全8日制だったと考えればいいのです。たとえ華恋の飛び入りがなかったとしても毎日全員試合というのはなかなかのハードスケジュールで、休みも取れないしアクシデントにも対応しにくいでしょう。その点、初めから8日確保していれば皆が1回ずつ休めるし、キリンも3試合の日が半分あり余裕を持って運営できます。
ここに華恋が現れたためキリンは全員の総当たりを諦めて形式を変更し、1人6試合2日休みとして8日目に試合数が揃うように体裁を整え、その上で8日目はやっぱりレヴューデュエットにした方が面白いと判断したのでしょう。今回はこれを土台に辻褄の合う対戦カードを作成していきたいと思います。

まずクロディーヌは2-7日目に鬼の6連戦となっているため1,8日目は休みとなります。次に、いきなり推測で申し訳ないですが、3日目の第3試合はおそらくまひるvs.香子でしょう。理由としては、6話の香子回想における「(1,2,4日目に)結構負けてる」発言からして香子は3日目に休みではなく負けてもいないであろうと考えられること、3日目に純那とななが一緒に部屋着でいるシーンがあることが挙げられます。

香子の6,8日目休みが確定、逆にななは休みを使い切っている

次に5日目のななの対戦相手ですが、まひるとは1,2日目のどちらかで対戦が確定しているため、ここは真矢しかいないことになります。真矢がここで1敗していたとしたら流石に本編で何か描写はあってほしいし逆にななが負けていた場合「もう 誰にも負けられない」発言と辻褄が合わなくなりますが、ここは引き分けたということで…
また、この時点でひかまひの5日目休みも確定します。3人でゆっくり休んでてほしいですね。

ひかまひも休みを使い切っている

ここで華恋とひかりはともに8日目が休みでないことが確定し、この2人が戦わないと対戦相手が足りず、また8日目にななと対戦する相手は純那しかいないため、8日目がこのようになります。最終日に相応しい好カード揃いといえるでしょう。

双葉の裏カード描写が少なすぎる

これで全員の対戦相手(と対戦がない相手)は確定しましたが、残念ながら1,2日目の双葉/まひると6,8日目の双葉/真矢の順番までは確定できません。何か参考にできそうな描写を探すとすれば、まひるについては2話にて華恋の隠し事に思い当たる節がなさそうなことから(もちろん他言無用のルールに従い知らないふりをしただけの可能性もありますが、とりあえず本心として)1日目を休みとし、真矢については7日目終了時点でクロディーヌと試合数が揃っていた方が双方の理解を得やすかったんじゃないかなということで8日目を休みとして、最終的な対戦カードはこのようになります。

順位に関しては、単純に勝利数で決まるとすると香子が連敗スタートしながら華恋より上位だったことと辻褄を合わせるのが不可能なので申し訳ありませんが一旦無視しています。前回大会から持ち点を引き継いでいたりするんでしょう、多分

終わりに

いかがでしたでしょうか。1日目から全員の総当たりを諦める方向で対戦カードを考察した記事は、ググった限りでは存在しませんでした。本記事がどなたかの考察等の参考になれば嬉しい限りです。


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