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ダブり

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みなさんは、「ダブり」ってご存知ですか? そう留年の事です。 この物語は留年した1人の男が進級する為のお話。それだけじゃ物足りないでしょ!! だから、笑いあり、恋も、ついでにトラ…
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#今日のつぶやき

ダブり〜新学期〜

キーンコーンカーンコーン♪           キーンコーンカーンコーン♪ 何かの始まり…

ダブり〜1限目〜C

電車の中で俺はスマホにたまっていた 未読メッセージを確認して返事をしていた。 すると、副…

ダブり〜1限目〜D

エトウが住む街はタワーマンションはなく、 駅前には飲み屋が並ぶ下町風の町だった。 副会長…

ダブり〜1限目〜E

エトウの家からの帰り道俺は考えた。 ひきこもりの事を。 いや、 ひきこもる奴の事を。 今ま…

ダブり〜1限目〜I

「話してくれてありがとう!辛かっただろ?」 としか俺は言えなかった。 「ユウ、これからど…

ダブり〜1限目〜J

イサカからのLINEを確認した。 そこには、1番最初に投稿した奴の情報が 書かれてあった。 例…

ダブり〜1限目〜K

「じゃーね。エトウくん」 「別に明日からじゃなくていいから、自分のペースでいいから学校でまってるね」 「でも、早く来て欲しい人がこちらに居てます けどねぇ」 と俺に指をさして言う副会長。 「本当ありがとう」 ナカタさんも頑張ってね僕も応援してるから」 とエトウが言った。 俺は、なんの事かよくわからないが恐らく 席を外した時に話した内容の事なんだろうと 思った。 「コニシくん、ナカタさん。今日はありがとうございました。私あっちなのでここで帰りますね」 彼女が、言った。 「

ダブり〜1限目〜L

スタジオへ着くと、タケツさんにエトウの 親父さんの事を話した。 すると、タケツさんは 「そ…

ダブり〜1限目〜M

「じゃーお疲れぇ」 「次は、Live本番だな」 なんて、いいながら俺たちは音合わせを終えて 別…